芸名、ペンネームが「nobee谷口」

芸名がnobee谷口です。1999年にnobee.comドメインを取得してます。
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芸名をつけた番組

催眠術で女性を口説けるのか?

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初期の頃に知人を集めて行った実験 過去の出演、実験

時には注意が必要です

余談になりますが、男女問わず強い被虐僻のある人に過って催眠にかけてしまうと後が大変です。表面の意識、理性や道徳、羞恥心といったものが更に弱まってしまいますから「あなたの前ならどんなことでも出来る!」とおっしゃって、施術者に付き纏う例があります。

浅はかな男性にはそれを「羨ましい」と思う人もいるでしょうが、事態はそんなに単純ではありません。そういった人の要求は段々とエスカレートし、毎日ひっきりなしに電話が鳴ったり、一日中どこに行っても待ち伏せされるようになります。

この実験を行った1997年前後には、まだストーカーという言葉が一般化していませんでした。いわゆる「つきまとい行為」に関する法整備が行われるのは2000年の11月になってからです。

桶川ストーカー殺人事件を期に議員立法化されています。

刃物を持って追い掛け回したり、車で追突する、家族や仲間に嫌がらせするなどは、実はこのタイプに多いのです。

女性だから大丈夫とか、真面目な生活態度、固い仕事をしているから安心、ということはありません。既婚未婚、年齢も関係なし。

ご本人からすれば「私の心を始めてわかってくれる人が現われた」と本人は固く信じている訳ですから、普通に知り合ったのとは訳が違います。

はっきりいってかなり恐いです。困るのは実際には催眠(誘導)にまったくかかっていなくても「自分はかかった」と言い張るタイプもいます。こちらが何も尋ねていなくても、勝手に自分の体験談を話し始めてしまい、制止してもやめません。

前世催眠? などでもあるんですけどね。貴族やお姫様、王様や貴公子ってのはそんなに多いわけがないです。全人口のほんの数パーセントでしかなかったでしょう。

催眠にかかった、と言い張って延々自分の作り出したストーリーを話す人もいますよ。時代考証や当時の常識、風景や慣習からはかけ離れているのですが。漫画やアニメ、小説で読んだものを真に受けてしまっていたり、自分は素晴らしい人物の生まれ変わりなんだと言ってきます。

マリー・アントワネットや織田信長は現代に何人、存在しているのでしょうね?

やんわりとその事実を告げると怒り始めます。あげくに「私の心を弄んだ!」などといって追いかけ廻されることになります。

最近、私は相手の目を見てある程度少し話をすると、そういった傾向を持つ人はなんとなくわかるようになりました(笑)。これも経験の賜物でしょうか?

素人というか経験の浅い人が、そういった人に施術を行うのは危険です。私のように職業としてカウンセリングや悩み事に携わるなら仕方ありませんが、よくよく注意して行うようにしてください。

私が施術を行う場合には事前のテストの段階で止め、じっくり説明するように配慮しています。

ここからが本番

ここまでで、一旦、実験を打ち切りました。女性を全員別室に集めた上で、一人ずつ個別に部屋に呼び戻します。

私も別室にさがり、部屋にはAさんと被験者の女性だけの二人だけにします。後はカメラモニターで観察します。当時はカメラも解像度が低くてとても高かった記憶があります。

この配慮は他人の視線や態度を感じることで、被験者の反応が鈍ることを避けるためです。

Aさんには女性にこう、話かけてもらいました。

1.あなたがとても気に入ったので、この後、二人きりで何処かに行きませんか?

あくまで実験とは関係のないポーズをとってもらいました。女性会って気に入ったので、今回の実験とは関係なく自然に誘ったという形をとらせていただきました。

その上でこう畳みかけます。

2.できれば、他の人(私も含む)には内緒にして欲しい

実は女性全員にそういっているのですが、他の人にはそれを伝えていません。待ち合わせの場所を何箇所かに分け、時間帯も重ならないように少しずつずらしてしまいます。

集まってくださった女性達には「今回の実験はすべて終了しました。本日は解散しましょう」とだけ言って急いで待ち合わせの場所に先回りします。数人で待ち構えて現われる女性の数を数えようという計画です。

ここだけは被験者に伏せておいたんですよ(笑)。ここが実験のミソです。

反応の激しかった女性三人についてはAさん自身に待ち合わせをしていただきました。他のポイントは監視だけです。Aさんは同じ時間帯に2人は用意できませんので・・・。

待ち合わせ地点に現れた時点で隠していた部分、実験がまだ続いていたことを話し、落ち着いた場所に誘導します。催眠を解かないといけませんので(笑)。

今回の実験の目的は女性が口説けるのか?ということでしたから、いちばん可能性の高そうなポイントにAさんと待機、反応を見守ることとなりました。

女性が実際に待ち合わせに現われるかどうか少々不安がありました。催眠の厄介なところは同じ催眠や暗示の内容でも個人差が激しく、どの程度までかかっているかは外見からは判別が難しいのです。

施術者はおろか、催眠にかかってる本人にもわからないかもしれないですね。そのあやふやな部分が「催眠術は本当にあるのか、無いのか?」といういつまでも終わらない論争を招いています。

また時間が経過すればするほど暗示の効果は薄くなります。

「実験はすべて終わった」と私に告げられた時点で、すべてを忘れ何事もなかったかのように帰ってしまう人も何人かはいらっしゃいました。

どこまでがOK?

結果から先に申し上げれば、実験の成功の比率はなかなかの結果だと思います。十三人に暗示を行い、待ち合わせに現われたのは九人でした。

今回は「女性が口説けるか?」の検証実験でしたから、ここからは反応のはっきりと現われた女性三人を中心に反応を観察します。

待ち合わせの場所に現われた女性に対し、Aさんに、

Aさん
Aさん

これから一緒にホテルに行こう。それでいい?

と誘っていただきました。要するに実験は終了しているとの設定なので。

全て終わって「あなただけと待ち合わせをしている」「あなただけを気に入って選んだ」との設定を疑似的に作り出し、待ち合わせに訪れた女性に男性が「僕と肉体関係を持たないか?」とはっきりと誘っている訳ですね(笑)。

果たしてその反応は? とドキドキしながら見ていると、

一人目の女性
一人目の女性

はい。

といって、一人目の女性はAさんと親しげに腕を組んでしまったのです。

これは催眠をかけた私本人にとっても、かなりの驚きでした。

次に現われた女性(二人目)も、反応にあまり大差はみられませんでした。次の方のほうが少々、恥ずかしそうにしていただけです。Aさんの後を黙ってついて行きました。彼女は普段の生活で腕を組む習慣がないのか、Aさんにうながされても腕を掴んだのは一瞬でした。

三番目の女性はもっと強烈です。二番目の女性の方の催眠を解くのに手間取り、Aさんも私も待ち合わせの現場に戻るのが少々遅れたのです。最初の方から数えると催眠をかけてから2時間が経過しています。

さすがに帰っただろうかと思いながら慌てて現場に駆け戻ってみると、ちゃんと彼女は指定された地点で待っていました。

長時間待たされたことにムッとしてはいましたが、Aさんが現われ、時間に遅れてしまったことを丁重に詫びると何事も無かったかのように機嫌よくホテルに向かおうとしたのです。

かなり驚いた。効果は持続するものなんですね。実験当日はかなり寒かったんですよ。だから余計に驚いたのです。