人と人との繋がりについて

2017/12/11改訂
2000/01/26初稿

立ち止まらない人達の街? お江戸

江戸の風景 書籍 写真※このコーナーの初稿は2000年にテレビ番組の出演等が決まり、しばらく東京に住んでいた時のものです。現在は神戸在住。

東京に仕事で長く留まるようになってみると、興味深い、というか、少々、困ったことが何度か起きました。

大阪では決して起こらないというか、普段気にもかけていなかったことが、東京では意外に行動の障害といおうかネックになることもあるんですね。驚きました。

私が驚いたのは東京で道に迷った時です。

まだ不馴れでしたからどっちに行けばいいかわからない。それで通りがかりの人に道を訪ねようとすると、殆どの人が逃げるように立ち去ってしまうのです。

私は「東急ハンズはどっちにありますか?」など、普通に道を訪ねているだけなのですけどね(笑)。中には顔を伏せ、足早に走り去ってしまう人もます。

こちらは他のことは一言もいってはいないのに「何なんですか!」などと喰ってかかる人もいて、少々ムッとするというか、閉口しました。

以前に仕事とか出張や転居を含めて全国あちこちに行きましたが、東京だけですね。ここまで極端な反応をみせるのは。大阪や神戸、京都、博多や仙台、札幌などでもそこまで極端に相手を避けることはありませんでした。

仙台とか博多周辺などはいい街ですね。何度行っても幸せな気分になれる。物価も安いし人々が親切だと思う。私の育った四国の地方都市などと人口や雰囲気は変わらない筈なのに明らかに文化の違いというか優しげな雰囲気がある。

博多は女性が優しい。単身赴任で博多に行ったり、関西や東京の女の子に慣れた人が博多で飲んだり遊んだりすると帰ってこないといいますが、少しわかる気はします。

物価が安くのに都会的で通勤が楽。女性が優しいとなったら居座りたくもなるでしょうね。

私はどちらかというと、都心部や都会より田舎のほうが好きです。まあ仕事の都合で都会に住んではいますが元々は地方に住みたい人ですね。自然や海や山が好きなので。

私はただ、道が聞きたいだけなのに・・・。東京では変に避けられました。私が何か、極端で変なカッコをしていた訳でも、何かを勧誘していたり売り付けようとしていた訳でもありません。

普通のスーツにコート姿。

大阪の人が東京に遊びに行ったり出張すると「東京のモンは冷たい!」などということがありますが、「東京の人のこういった反応を指すのかなー?」と漠然と思いました。

ありゃりゃ? 街の雰囲気とか空気が違う

ただね、街で出会う光景や雰囲気を注意深く観察していると、東京(大阪や博多も都会には違いないんですが)の人達が、そういった反応を示す理由が朧げながらわかるような気がしました。

東京においてはいわゆるキャッチセールスとかマルチ商法、いかがわしいスカウトなどがかなりの数で横行しているんですよ。その数は半端ではありません。

東京ですとどこの駅でも少し人通りの多い場所ならあちこちでそういった行為が行われています。主要な駅の近くではそれこそ群がるようにいます。少し郊外の人通りの少ない地域であっても、一人や二人は見かけるのです。

カラオケボックスですらぼったくりがある(笑)。驚きました。東京在住の人は危ないチェーン店や高額なお店については十分に知っています。友人に教えてもらいました。

年齢層やターゲット層もバラバラで若い人や女性専門で声をかける奴もいれば年配層を狙ったり、サラリーマンやOL専門もいます。

芸能人やモデルになりませんか? って詐欺も多いようですし。風俗店やAV業界に引っ張ってゆこうとする連中もいます。水商売だけでも結構な数なのかも。

そりゃ、これだけあれば数がいれば警戒もするわな・・・。

また、それがしばらく眺めているとしつこいんですよ。簡単に諦めることなどなく、相手に執拗に絡みついています。田舎から出て来た人とか、学生がちょっと気を抜いて歩けばすぐにひっかかりってしまいそうですね。私も若い頃にそういったキャッチに騙されそうになった経験はあります。

若い女性とかちょっと気弱な学生、東京に出てきて日の浅い人などならそのまま連れていかれる可能性がある。まあそういったものに憧れて都会や東京に出てきている部分もあるのでしょうが・・・。油断していると危ないでしょう。

なぜか、「私が」キャッチセールスなどの勧誘を受けることは少ないようです。見た目が手強そうに見えるんでしょうかね? 関西だと声を声をかけられることもあったのですが。年齢の上昇と共に関西でもキャッチから声をかけられるケースは少なくなっています。

参ったのは東京においては「私が」キャッチセールスなどに勘違いされることがあるようです。

どうも警戒されているようですね。

東京においては丁寧に「すみません」と話し掛けると、かえって誤解されるようですね。その対応がキャッチセールスの手口なのでしょうか?

もっとフランクにというか、いきなりぶっきらぼうに目的地や店名だけを聞いたほうが答えてもらえます。土地柄のせいもあるんでしょうかね?

おいおい、そんなのアリ?

スマホ アイコンまあ今ならスマホがありますので(笑)。このコーナーを書いた2000年の頃はまだスマホ定額とかパケット定額なんてありませんでした。

最近は人に道を訊くことも訊かれることも減ってますね。今ならGoogleがある。地名検索すれば今いる場所がわかったり、店名だけでも地図が表示されます。このお話はそういったものが無かった頃のお話。

私、出張であちこちに行った経験があり、全国殆どの都市に出入りしています。よく飲みに繰り出していますが、飲み屋(キャバクラやラウンジ?)などの勧誘はよく受けます。

別に警戒はされません。それなのになぜか、東京でだけは強烈に怖がられているような気がしました。

着ていた黒のロングコート(この文章を書いた初稿の頃は冬です)などがいけないのでしょうか? ブランド品でとても高かったし、私のお気に入りなんですけどね?

ウーン、困ったモンだ。

強引でいかがわしい商法は、基本的に人が多いからこそ成り立つ商法なのでしょうね。東京などではその条件にうってつけなのでしょう。小さな都市では成り立たない。

田舎ではあまりみませんね? そういった商法をやっていることが近隣住人や周辺に伝わってしまうので、やはり難しいのでしょう。地方都市ではその街に住んでいる人がそういった強引な商法をやっていることは珍しくて。どちらかというと外様、県外からやってきた連中が短期間でやってます。

驚いたのは地下鉄や駅の周辺で流される警戒用のアナウンスの中に「最近、手相を見てあげる、などと偽り高額な商品の販売を行う者がいます」と流されている点です。

「て、手相〜?」

思わず、聞き返してしまいました(笑)。

確かに大阪でもキャッチセールスはなど横行しており、問題となってはいますが「手相」は無理です。そこまで浅はかな方法に引っ掛かる奴はいないと思うんですが?

いきなり道ばたで呼び止められ、「手相を見させて下さい」といって立ち止まらせ、印鑑や壺でも売り付けようってんでしょうか?

そりゃー、幾ら詐欺商法とはいえ難しいわ(笑)。商売に厳しい関西圏では使えない気がしますね? 相手に鼻で笑われて終わりになりそう・・・。

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