催眠の必殺技って?

2017/12/04改訂
1997/08/23初稿

実は「必殺技」みたいなものもある

すでに過去の番組出演等で証明したつもりですが、実際には催眠には必殺技「みたいなもの」が存在します。

1997年このコーナーに初めて文章を載せた時にはそこまで明言していませんでしたが、そろそろいいでしょう。一部分だけ種明かししておきます。

私と付き合いのあった方、過去に一緒に飲みに行ったり遊びに行った事のある方なら、何人かは不思議な光景を目撃している筈ですよ。

それを瞬間催眠だとか急速催眠だとか、特殊なものだと気がついた人は少なかったようですが(笑)。

催眠とは暗示の内容、働きかけの部分だけだと思い込む人がいます。

そういった錯覚や思い込みは医療関係者にも多いですね。指導にいったお医者さんとかカウンセリングを行う場合にもそういった指摘をする方が結構いました。

あえて突っ込んだ話はしなかったのですが、そうではないんですよ。

被験者のトランスとか潜在意識と呼ばれる領域にまで施術者側が「入れるかどうか?」がまず大前提になります。それが達成できていないのに、ごちゃごちゃと暗示の内容だけ考えても無駄ですよ(笑)。

これはやはりテレビ番組とか小説、漫画やアニメ、広い意味では「ショー催眠」初代引田天功などからの影響ではないか? と思うのです。

考えてみてください。洗脳騒動に巻き込まれた芸能人や著名人、一般人は数多くいますが。彼らは「一般人の考える」催眠状態のような感覚で操られ、出歩いていますか?

普通に受け答えをしているし喜怒哀楽もありますよ? ロボットのように動いているわけでも常に黒子が付き添っているわけでもないですよね? 一人で遊びに出掛けたり飲みに行ってることもある。教団や占い師が常に一緒にいるわけでもないのです。

ここにヒントはあります。

ショー催眠のインパクトが強すぎて本質を見失います。外からの話しかけや施術を行い、まったく意識を失わないとか指示に従わないとか動かないケースはあります。

では、催眠誘導、広い意味では「暗示」に一切かかっていない、影響を受けていないと思いますか?

違うんですよね。目の前で倒れたり意識を失う、下手をすれば「目を瞑らなくても」相手に言葉で暗示をかけたり操っている実例、反応を引き出す方法はあったりします。

かける方法は・・・「ある」

実際には、多少強引でも催眠に導く方法もありますよ。必殺技は「実はある」のです。

ロケや収録に参加した際に使ったこともあるのですが。いわば舞台裏でしょう。大切な手順とか技術や経験を、その場で懇切丁寧に説明するほど私はお人好しではないですよ(笑)。

どうせ説明しても理解できませんし。

「催眠にかからない」と言い張っている人の誘導に、私が何度も成功したのは様々な場面、タイミングに接触できるポイントがあるから・・・。

私の以前のビデオ(練習会に来た方で筋の良かった数人にはminiDVでテープをお渡ししています)とか、テキストセット(初級講座、取材のコーナーでのワンシーン)を参照してください。

テキストは何度も改訂や編集を行ってきましたが、その部分は削除せずにわざわざ残しています。よく読み返して確認すればみればわかる筈です。

接触法、パスと呼ばれる手法もそういった手順の一つに入ります。

雪山のロケで寒風吹きすさぶ中、私が手袋を「どうしてもしなかった」のは、そこに大切な「何か?」が存在するから。注意深い人とか感覚の優れた方なら言われなくても気付く筈ですね。

催眠術とはね。言葉「だけ」ではない。

この辺りについては出版予定の小説で触れています。

テンポ、タイミング、「呼吸」の読み方。そういったものに留意して映像を確認したことがありますか? これもこのホームページやテキスト、練習会で何度も何度も繰り返し教えてきました。

タイミングをとるには何種類か手法があって、その瞬間を素早く「見極める」必要があります。タイミングを取りづらい場合、雪山で吹雪いてるとか暑くて意識を集中できない場合は、施術者本人、つまり私からの働きかけで「きっかけを作る」方法が存在しています。

それを理解しないままで、言葉による働きかけだけに傾倒しても何の効果も得られませんよ(笑)。

先に例として使いましたが、ではカルト宗教やいかがわしい占い師はどうやって信者を獲得し、操って思い通りにしているのでしょう? 初対面の占い師やスピリチュアルカウンセラーの前で「いきなり意識を失って」倒れている人なんて、そんなに見ないのではないですか?

異常を察知して友人や知人が止めたり、他の常連客や並んでいた観衆が救急車呼びますよ? 番組にもなりませんし大騒動なりますから、やろうったって出来ないでしょうね。

意識のロスト、時間感覚の喪失などにこだわり過ぎても意味がない。ああいった現象は視聴者が「この人は催眠に入った!」ということをわかりやすく理解するために必要なだけです。

「意識を失う? そんなもの、無くたっていいの!!」

たくさんの誘導を行って症例を触っていれば理解できますが、被験者が意識や時間感覚を失わなくても効果をあげたり影響を与えることは可能です。

大切なのは施術者が被験者の「心の内部」に立てるかどうかであって。施術者の言葉が本当に表層意識を突破して深層部に届いたかだけになるので。相手を「倒したかどうか?」ではないんですよ。

それじゃ柔道の試合です。

元々は警鐘のために書かれた文章

早々に意識を失い、身体の力が抜けて催眠がよくかかっているように見える。なのに後催眠、目を覚ました後の指示には「まったく従わない」し何の反応も得られないという人も結構な割合で存在するんですよ。

これらは何百人、何千人と誘導を行ってきた私だから言えることかもしれないですが。それが理解できないのは誘導数が足りてないからです。

番組収録で被験者を探す時、私は膨大な数のテストを行っています。

施術者でショー催眠とかカウンセリングを、一定数以上(おそらく最低でも数百人)行ったことがあるなら私の言ってることは理解できるはずです。

施術者側が「かかった筈だ」と考えていても反応がない。思ったような具体的な効果が現れない。私もディレクターも収録中に苦労したものです。ADが一押しの面白いキャラクターの女性とか男性にはかからないとか、反応がないってのもありました。

時間が過ぎた今考えると。AD(アシスタント・ディレクター)や番組プロデューサーが頼まれて連れてきた、どこかの芸能プロダクション所属のタレントさんとか女優の卵だったかもしれないですね。大きな番組とかゴールデン帯になると、どんな形でもいいから出たい人はいるものです。

反応が薄い場合、特に収録やショー催眠、イベントにおける実演では困ったことにもなります。

収録やショー催眠では初期段階で反応がない人は外されるので。視聴者とか一般人には目にする機会がないんですよ。私の後にそういったもの、催眠を使ってタレントになろうとしたり収録に参加して実演を行おうとした人達も。その意味を理解したり学ぶ機会が少ないのです。

私の助手かアシスタントでもやっていて。私から被験者集めの意味とかコツでも教わっていれば「同じ手法を」再現することが可能だったでしょう。

このホームページは開設が1997年です。当初より悪用や誤解を防ぐため、ホームページ内部では常識的な範囲でのみ心理学や催眠について触れてきたつもりです。

実際に長期に渡り催眠やサブリミナル効果などを実践、仕事として携わって勉強していると一種の必殺技みたいなものもあることに気が付きます。

例えばですが、非暗示性が低く、通常の催眠誘導では催眠状態に入れない人を強引にかけてしまう方法もなくはない(というよりある)のです。

私がそういった方法について詳しいのは、依頼で様々なケースにぶち当たっているから。自らが望んだものではないですが、成り行きでかなり危険なものにも関わることになりました。

おかしな宗教団体からのご家族の奪回やデプログラム(洗脳からの脱出)を手がけることもあったりね。相手のとった手順を逆行したり、使われた方法を学ばなければならなくなりました。

著書に書いたTBSの番組(番組は終了しておりすでに存在しません。司会は解散した松竹芸能のオセロのお二人でした)に出ていた頃などは、番組ロケの最中に必死に相談者のご家族に指示していました。

ちょうど、そういった依頼を複数抱えていましたので。

スタッフやタレントさんには不思議な光景だったでしょうね。催眠の先生がロケバスで携帯電話を使い、相手を叱り飛ばしていたり必死に励ましているのですから・・・。

相手(宗教団体)とこういった接触方法はいけない、こういった食事(中に薬物を投与される例がある)飲み物は飲まないようにと指示したり、その団体に潜入までして内情を探っていたこともある。

おそらくその時の体験談、詳しい内容だけで何冊か本が書けますよ(笑)。

そういう行為を嫌っていて危険な香りのするものは排除してきた私が、わざわざ催眠術に「必殺技がある」などと書いたのは、多くの方への警鐘(けいしょう)のためです。

こちらも興味があるかも?

催眠にかかると隠し事はできない!? 2017/11/30改訂 1999/12/14初稿 何でも催眠「術」で自由に操れると考えるのは間違い 催眠術を用いたら、嘘を全て暴くけるのでしょうか? 結果から言うとね、それは不可能です。催眠さえかければ何でもできるのではありませんよ(笑)。それはただの勘違いです。 確かに自意識は...
サイキック教師 GO森田 始動! 00'04/25 On Air 久しぶりの撮影日記です 今、オンエア観終わった所です(2000年04月25日)。 いやー笑った笑った。だけどあれじゃー、お色気催眠術師のようですねー。スタッフが気に入ったのはどうやら「催眠術で服が透ける」って部分だったらしい(笑)。 参加者の男性がニヤニヤ笑う...
観覧車 旧神戸港信号所 神戸ポートタワー MOSAICにある観覧車、灯台(旧神戸港信号所)とポートタワー リニューアルに合わせて神戸市内で撮影した写真です。異人館、ハーバーランド周辺を中心に撮影中。 2006年に撮影したものとは別に新規に載せています。 1993年(平成5年)の時点では世界初のイルミネーション機能がついた...
モテる男(女)の必須条件 1 2017/12/06改訂 2011/01/13初稿 検索エンジンの結果、アンケートでの希望をみると・・・ HTMLで作られていたホームページをWordPressを用いたデータベース連携型のブログに変更しました。 HTMLだと動かせないツールがWordPressだと使えるようになったり。初期の...
戻ってこれる人は本当の意味での運の良い人 某番組の放送を前に、私の経験上の意見を これまでは触れていませんでしたが、私がそこまで肩入れしたというか洗脳に関する記述がこのホームページ上で増えた理由を書いておきます。 当時、洗脳に関する記述を載せるのには勇気が必要だった 私が洗脳に関する記述を最初に載せたのは1998年になります。謎の整...