モテる男(女)の必須条件 2

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出入りする時間と距離

実際に必要なテクニック、必要な環境と心構え

壁 レンガ アイコン「MHC遺伝子」理論を信じるにしても相手に何度も近寄って自分の匂いを嗅いでもらわなければなりません。

ここでも重要となるのは「距離と時間」「タイミング」なのです。

ここからは実際に異性、自分が好きだと思う相手に気に入ってもらえたり、嫌われない方法、相手に自然に近づける手順についての解説を加えたいと思います。

ここまでに述べたようになぜか「モテる」だけでは意味がありません(笑)。一部の天才とか天然ボケ、自在に使いこなせる人にいきなりなれるわけではありませんので。

基本的に「なぜかモテる」人は、距離感をとるのが上手な人です。特徴を以下に整理しておきます。

1.相手(異性)に自分の意見を一方的に押し付けない。

2.相手(異性)の話をよく聞く。

3.特技(歌とか絵とか)や印象に強く残る特色を持っている。

4.清潔で良い匂いがする。(MHC遺伝子理論を含む)

5.話しかけるタイミング、内容を間違えない。

6.すぐに隣に座ったり、身体を触るなどベタベタしない。

になります。

ここまでの解説で「なぜかモテる」人の理由はある程度、把握できたかもしれませんが、それを自分で再現できないなら一般の人には意味がないものとなってしまいます。

一部の天才とか一部の習熟者、長期のトレーニングを積んだ者だけが利用できるテクニックではこのコーナーのタイトルである「モテる男(女)の必須条件」とは若干、異なるようにも感じますよね?

「なぜかモテる」のとは違い、ある一定の条件を満たせば、相手と「真正面から向き合う」ことで認めてもらう方法もあるのです。

そのために必要な心構えもありますよ。

実は、今回の解説ではそれこそがもっとも重要なポイントです。

モテるかどうか? その境界線は?

ハイヒール アイコンこのコーナーを読んでいる方にお聞きしますが、そもそも「モテる!」とはどういうものだと思いますか?

道を通っていて異性に何人も振り返られる? 男性ならば女性にキャーキャー言って追いかけられることでしょうか? 女性であるならば男性に待ち伏せされたり、執拗にデートに誘われることですか?

特殊なフェロモンでもばらまいて、通るだけで誰かが次々と倒れたり、見ず知らずの相手が尻尾を振って近づいてくるなら、それは心理学でも何でもなくオカルトとかSFの世界ですよ(笑)。人間には多様な価値観がありますから、万人受けする外見とか異性全部にモテる方法というのは残念ながら見つかっていません。

不特定多数の人、見ず知らずの相手にちやほやされることが、あなたにとって「モテる!」ことなのでしょうか? おそらくは違うでしょう?

男性にお聞きしますが、好みでもない年配のおばちゃんに執拗に追いかけられたり、あちこちで待ち伏せされたら「モテた」と思えますか?

相手が、あなたから見てとんでもなく不愉快だと感じる人なら?

やっぱり美人とか色っぽい人とか(笑)。心を揺さぶられるというか容姿や外見、年齢や雰囲気、着ている服とか性格も重要になりませんか?

女性なら不潔な感じとか陰湿な感じを受ける人に、毎日ラブレターを貰ったら嬉しいでしょうか? それだとストーカーですよ(笑)。むしろ迷惑だと感じたり、嫌な印象しか受け取らないでしょう。

それは本来、「モテた」とは言わないものです。

んー、それはどちらかといえば犯罪被害に遭ったとかストーカーに絡まれるようになったとか。普段の日常に置いては迷惑な行為であって避けたいことに入るのではないでしょうか?

「モテる」ってのは本来ね。自分が好みだとか、好きだと思うタイプに気に入ってもらいたい。自分が良いなと思う人に告白されたいとか付き合いたいだと思います。

誰にでも特別扱いされたり大切にされたい、関係を持ちたい(肉体的なものも含めて)ではなく、特定の「誰か?」「好みのタイプ」に接近して欲しいが多くの人の本音だと思いますよ?

人間の自然な感情として「自分の好みのタイプ」を選びます。自分が美しいとか綺麗だとか、側にいると安心したり格好いいとか可愛い人を眺めて「ああいった人を自分の恋人にしたい」と願うのです。

裏を返すならそういった人に好きになってもらってこそ、「モテた」ことになります。

ちなみに不特定多数の異性とか、様々な人と「ともかく肉体的な関係を持ちたい!」とか、ちょっと見た目さえ良ければ「誰だっていい」ともかく「やりたい!」って人には、そのうちまた別の解説を用意することにします(笑)。

ここに書かれている内容は、誰にでも好かれたいとか、アイドル歌手のようにともかくキャーキャー騒がれたいというのとは違います。

方法がまったく無いとまでは言いませんが、少なくともお手軽にとか心理学の応用で簡単にそうなりたい、というのは難しいと思いますので、ご容赦願います。

ここからは、告白する前に相手の感情を読み取って勝率を高めたり、自分が「好ましい」と思う相手に嫌われないように近づくための心構えとかテクニックについてを中心に解説します。

演出と演技、必要とされる空間

パーソナルスペースについては、過去に何度も載せていますのでそちらを参照してください。

変に嘘をついたり、策を労するよりも「ストレートにぶち当たれ!」は正論なのですが、それでは心理学の解説とか今回のコーナーの意味はなくなりますので・・・。

ここで多少の小技というかテクニックを・・・。

私はパーソナルスペースの解説とか、「MHC遺伝子」の解説において「相手に近寄れ!」「パーソナルスペースに入れ!」と述べたと思います。

「恋愛を成就させたいと思って検索される方に」のコーナーでは、より具体的に環境について述べています。吊り橋実験の実例などを参考に「現代なら、どういったデートコースや場所」が良くて、「何分くらいは立ち止まったほうが良いか?」との記述もありますよ。

では、誰かと付き合いたいと思って、どうやったら自然にそういった距離に入り、一定の時間を共に過ごすことができると思いますか?

女性、男性共に使える方法で共通の話題として振りやすいものはなんでしょう?

ここで一度、考えてみてください。

実はですね・・・。古今東西、昔からよく使われるのは「食事」なんですよ(笑)。食事だけは誰でも必ずとるものですし、男女、年齢問わず必要となるものですから。

色男? の多いと言われるイタリアでもNew Yorkerでも素敵な異性を見つけると食事に誘います。

それは食事をしている最中はお互いのパーソナルスペースに立ち入れることになりますし、親密度を増すための道具として使えることが経験上でわかっているからでしょうね。

合コンでね。いきなりカラオケボックスとかは誤りです。長けている人ならまず一次会で食事をセッティングし、その後でカラオケとかに誘うでしょう。

いきなり、食べながら歌うとか大騒ぎするパターンにすると一部の騒がしいメンバーだけが楽しくて、他の人は楽しくありませんよ(笑)。要領のいいメンバーとか一部の人間だけが抜け駆けを繰り返すことになります。

それでは盛り上がらないですし、参加者が徐々に絞られることになります。次からは参加することが嫌だ、と嫌われるんですよ。

ナンパ?が趣味の肉食系男女が「お互いを喰らい合う!」なら楽しいでしょうが、話し下手だったり盛り上げ下手、引っ込み思案な人もいます。

普通に恋愛したいとか真剣に付き合いたい、真面目な人は敬遠するようになるでしょう。