モテる男(女)の必須条件 2

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出入りする時間と距離

あなたに足りないものは?

クエスチョンマーク アイコン私のサイトにたどり着く例で「やれる女の見分け方」ってキーワードで検索している事例があるのですが(笑)。相当に思慮(しりょ、考え)の足りない人だと思います。

やれる女なら何だっていいのですか? そんな簡単な女性ならあなた以外の男、例えばあなたの友人や知人、仕事仲間とも大勢、関係持っているかもしれないでしょ?

それで満足ですか? 結果、性病とか貰っても後悔しませんか?

私はそういうのは嫌ですね(笑)。付き合えるなら誰でも良いと思っている女性を口説いてもプライドは満たされませんし、むしろ傷つきますよ。

好きでもない女性とかね。どこかにいる女性をみて「簡単にやれる女がいたらやろう!」って感覚で、必死にネットで検索している人もいるようですが・・・。

その感覚がなんとも・・・。底が浅過ぎます。

そういう人が「ナンパ術教えます」ってサイトに簡単に引っかかって高額な費用を支払うのではないでしょうかね? おそらくはネットを巡回して中途半端に集めただけのマニュアルを、高額な費用で買わされることになるでしょう。

それで本当にモテるようになるのなら、苦労はしませんよ? 恋愛に悩んで死ぬ文豪やタレント、哲学者もいなくなるでしょうね(笑)。

財産と地位、金があっても「モテない」「結婚できない」と悩む人達がいます。

本当にモテまくるマニュアルとかテクニックがあるなら。私なら誰にも教えずに自分だけのものとして秘匿しますね。わずか数千円、数万円の金とは引き替えにできないほどの価値があります。

「あなたに足りていないもの」が何かはわかったでしょうか?

私がこのコーナーの最初に「相手とまっすぐに向き合え!」と書いたのはこれがもっとも大切だから。これは数千年も前から変わっていないのです。

家に引きこもっていたり、いつもの通勤ルートとか同じコースを通って学校に通い、家族とかいつもの仲間以外の他の誰とも話さないとか、毎日同じ行動しかとっていないなら幸運なんて舞い込みませんよ(笑)。

勇気を出して一歩踏み込む。いつもとは違う行動もとってみる。自分の個性とか趣味、考えを誰かに伝える機会、勇気を持つ。

それが大切です。

※ただし、ネットやスマホを通じて安易に出会いを求めろとか誰にも告げずに出かけろという意味ではありません。殺人事件等も現実に起こっていますのでそこは慎重に。

その上で私のホームページに書いてあるような「テクニック」や「知識」を知り、うまく利用することです。そっちが後なんですよ。

足りないものを数えるのではなく、ある物を利用して増やす

スヌーピー もっと気楽に 書籍 写真これは私の口癖でもありますが、人間に完璧な人なんていませんよ(笑)。

誰しも長所と欠点があります。大金持ちの息子が常に魅力的で素晴らしい人間かというとそうでもない。時折、飲みに行った先とか得意先で金持ち自慢とか車自慢をする人を見かけますが、それに魅せられるとかカッコいいと思う人ばかりではありません。

相手を見下ろしていてつまらないとか、まったく会話が全然成立しないとか。自分で手にした力ではなく、父親の力や背景の自慢話ばかりするから嫌われる人もいます。

面白いなぁと思うのは、これが平安時代の記述(源氏物語など)から結構あります。せっかくのお金の力、地位や財産、肩書きを有効に活かしきれていない例もたくさんあります。

他人を羨む(うらやむ)ことに意味なんてありませんよ。

他人を見上げ、自分に無いものを数える人は愚か者です。

あいつは背が高いのに俺は低い、とかね。あの子は美人なのに私は不細工だとかね。あの人の彼氏はカッコいいのに私の彼氏はそうじゃない、とかね。

そんなことを「数える」のは、やらないほうがいいですよ。

なによりも「自分自身」のために。

できることならば、自分が今、手にしているものや自分を支えてくれる存在、家族や仲間、友人、自分がこれから努力して手に入れることのできるものを見上げ、大切にしましょう。

そのほうが「モテる」から(笑)。

ウジウジと無いものを数えるよりも楽しくなります。表情も明るくなるものです。

人も羨むような成功を手にしているはずの人でも、毎日、愚痴を言いながら酒飲んでるだけの人もいますよ。

大金持ってるはずなのにケチだったり自慢話ばかりなので周囲に人がおらず、毎日、たくさんお金を使ってる常連客なのに女性にモテないとか毛嫌いされている人もいます。

そういう人は見ていて可哀想になります。

眉間にシワを寄せてね。周囲の友人や部下や上司の悪口を言い、「俺は孤独なんだ」とか「周囲がわかってくれない」なんて愚痴を垂れ流す人に魅力なんて感じないと思いますよ?

それは女性でも男性でも同じ。

個々のパーツとか何かが足りないことはありますよ。若い頃はお金が無いとか車がないとか。若い女性ならデートに着てゆく服がないとかあります。

ですが歳をとればとったで、若さが足りません(笑)。金が出来ても昔を羨んだりもします。「もっと若かったら何でも出来た」とか。実際にはいきなり歳をとった人なんていないんですけどね。

何かを得た代わりに失うものも数多くあるのです。それは新たな恐れになります。

幾つになっても、どんな環境とか立場になっても「足りないもの」を数えたらきりが無いです。そっち側から始めれば劣等感の固まりになってしまいます。

無いものを数える行為を繰り返すと、次の一歩を踏み出す勇気がなくなるのです。

大切なのは「私にはこれが足りてない!」「だからモテないんだ」ではなくてね。

「私はこれが得意だ!」とか「これなら負けない!」とか、「これを大切にしよう!」って気概、気持ちですよ。それが勇気に繋がります。

谷川俊太郎 翻訳 スヌーピーの「もっと気楽に」2より引用

ルーシー:時々あなたはどうして犬なんかでいられるのかと思うわ
スヌーピー:配られたトランプで勝負するっきゃないのさ

自分に有るモノを数える。自分が手にしたり努力してきたことを振り返る。その上で現在の環境や取り巻く人に感謝する。それが結局は自分の中に存在する劣等感を抑え、自分の魅力や自分の持ち味を発揮することに繋がってゆくのです。

「私には無理だ」「私なんて・・・」ではなく、「私だから出来る」ことにこだわる。自分が大切にしていることを考え、その方向に一歩踏み出すこと。

これは恋愛だけに留まりませんが、生きる上において重要なことです。

今回は大変、長いコーナーになりましたので二つに分けました。ここに書かれた記述がこれから恋愛を目指す方の少しでも参考や力になれば幸いです。

あなたの将来、恋愛に幸多からんことを・・・。

このコーナーの初稿は2011年に書かれています。年数が経過しましたので2017年のサーバー移転の際に、読みやすいようにレイアウトと一部に加筆修正を加えてあります。

2011年01月13日 初稿

2017年12月07日 改訂

谷口信行

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