正しい催眠誘導の方法 / 第十九章

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リバウンドしないダイエット理論

摂取カロリーと痩せるために必要な運動量(113ページ)

太った人形生命の維持の為に使われる基礎代謝を除く800キロカロリー程度が、食物を消化吸収するために器官を動かしたり、生活の活動の(手足、筋肉を動かす)ためなどに日々消費されている訳です。

「痩せること」を目的とした場合、そのために行える方法は二つしかありません。

流入 (食物の摂取 )を減らすか、運動を増やすしかないですね。

先にエステティックのマッサージの笑い話がありましたが、あなたが寝転がって幸せそうにマッサージを受ける側になるのではなく、苦労して誰かに「マッサージをする」側になる必要があるのです。

運動量が増えますから(笑)。エステサロンでマッサージの仕事を始めるのが、もっとも痩せやすくお金も入ってくることになります。

面倒なのは「痩せたい」と望む多くの人が「自分で努力したり苦労するのは嫌だ!」と思っている人が多いことです。

難しいですね(笑)。その状況はいいかえれば「わざわざ自分でお金を払って」マッサージしてくれる人に運動をさせて、カウンセラーや担当者のダイエットを手伝ってあげているようなものです。

寝ていても運動強度は上がりません。外的刺激とか気温上昇でも痩せませんね。

先に説明した通りです。

何らかの方法で自らの筋肉を動かし、カロリーの消費を増やす必要があるのです。運動強度が低い方とか、平均よりも身体が小さく体表面積が少ない人は更に難しくなります。

もっと運動するか、流れ込むカロリーの制限を厳しくするしかないのです。

身長が低い方などは残念ですが、やはり平均身長の方よりもハンデを背負っていると考えていいでしょう。

体表面積が少ない分だけ流入、つまり食事の量は減らさなければなりませんが、どんなレストランに行っても「一人前」は一人前ですよ?

「背が低い」からといって少なめになはりません。日本には食事を食べ残すのは悪い、といった感覚も根強いです。

お百姓さんとか作ってくれた人に感謝する慣習もありますから・・・。職場や学校で周囲にいる方と同じに食事をすれば、それだけで「肥ってしまう」こともあり得るのです。

ここを読んだ「背が低めの方」は。勇気を持って残すか誰かに分けてあげるしかないですね。一切の間食をしないとかデザートは食べないなどの対策をしないと。平均身長の方よりも不利となってしまいます。

運動をまったくしない方や中高年に入られる方、また身長が低い方などは、先ほどの平均消費カロリーから更に200キロカロリーから300キロカロリーを差し引く必要が生じてきます。