正しい催眠誘導の方法 / 第十九章

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リバウンドしないダイエット理論 正しい催眠誘導の方法

絶食や「異物が混じってる」とかは駄目(122ページ)

絶対にやってはならないことに、絶食があります。

催眠の解説書の中には「食べ物が嫌いになる」「食べ物がまずい」などといった暗示を行えばいい、とまことしやかに書かれている物がありますが、私はそれには絶対に反対です。

中には「ダイエットなんて簡単だ、食べ物にゴキブリが混じってると暗示をかければ良い」などと平然と言い放っているような実例がありまして。当時、凄く驚きました。

これについては「催眠術師のひとりごと」で詳しく触れています。

催眠術師のひとりごと / 第五章
催眠誘導の実際例(119〜152ページ) なぜか、仲の悪い人たち(119ページ) 否定する前にまず実践を(122ページ) 催眠を用いて行動を止める(125ページ) 行動抑制は禁止が目的ではない(127ページ)...

確かに絶食等でも体重はあっという間に落ちますが、先に触れた基礎代謝(生命維持のために絶対に必要な熱量)は、不自然な絶食などを行うとグッと下がります。

食事の流入がいつ起こるかわからないので、自分の生命を維持するために少量の食べ物でも全部、余す所なく吸収できるように自分の体質を作り替えようとします。

すると、ダイエットが終わった後にあっという間に体重が戻ります。

吸収率が上がっているからですね。抑制されていた部分とか暗示が外れるので過食にも走りがちです。いわゆるリバウンドですね。これを何度も繰り返すと徐々に痩せない体質に変わってしまいます。

そうなると大変ですよ。今度は絶食でも痩せなくなりますから。

拮抗する禁止暗示とか強引な抑制では抑えきれなくなって、結局は失敗します。

お金儲け主義で、一時的に「痩せさせる」程度の意味はあるのでしょう。ですが、その施設に何度通ったり結果としてとして「痩せない体質」に陥るとしたら意味がありません。

催眠におけるダイエットは丁寧に行えば確実性があります。

ですから、目標はあまりに高く設定したり複雑にしてしまう必要はありません。目標はあくまで一つに絞り、その目標に到達するための暗示を流れに沿って順番に行う、と考えて下さい。

一つずつ目標を片付けた後に、新しい目標の設定を行って進めていけばいいだけです。

焦って急激なダイエットや複数の目標を掲げると全体の効果が薄くなったり、失敗やトラブルの元になります。

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