正しい催眠誘導の方法 / 第十九章

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リバウンドしないダイエット理論

まず、専門知識の勉強をする必要があります(101ページ)

ダイエットに関する記述も最初からあります。

催眠暗示でダイエットをする!?
2018/12/11改訂1997/06/00初稿様々な応用方法、利用方法について知ってください2018年10月に「正しい催眠誘導の方法」(初級テキスト)を無料公開しています。ダイエットに関してはそちらを参照してください。第十九章 暗示の使用...

一つの方法(例えばダイエット)について深く知れば、当然、他のケースにおいても適切な対応、勉強の仕方がわかるようになるかと思います。

参考のためにこのテキストでは具体例をあげ、詳しく解説しておきます。

どんな誘導においてもそうですが、まず、そのトラブルになった原因などを探る前に「これから行おうと思っていること」について施術者側が詳しく知っておく必要があります

当然のことですがダイエットを催眠を利用して行うならば、催眠の技術や知識のみならず、ダイエットの基礎的な知識、栄養学や身体の構造、ダイエット中に起こってくる精神的なストレスについてなどの知識も持っていなければなりません。

不勉強な連中というか催眠を過信していたり感覚の浅い連中はそういった努力を惜しみます。

ともかく「催眠をかけて食べるな!」と命令すればいいと思い込んでいるからですね。

私から言わせるとそれは催眠でも暗示でもない。単なる脅しだったり強制です。

子供が遊んでいたり勉強しないから「殴りつけてゲームやスマホを取り上げさえすればいい」と思い込むのにも似ていて。それを親がやるならともかく、カウンセラーや専門家を名乗る者が。お金を貰ってやろうというならよほど、奢ったというか身勝手な人だと思いますよ?

(催眠以外でも)ダイエットを行っている施設やあちこちで行われている技術や内容、方法についても一通りの知識はあったほうがいいでしょう。その解決を目指すなら、時節にあった流行や社会現象、現状も知っておく必要もあると考えています。

私ならそこで行われている方法に何か根拠があるのか、とか、何か優れた方法が用いられているのかどうか、ただの思い込みでコマーシャルなど宣伝の影響なのか? を知ろうとします。

反面教師ともいいますが、学ぶ意志があればどんな所からだって学べます。正しいなら正しい事を、間違っているなら間違っている事を調べて生活や仕事に活かす必要があります。

何事もそうですが相手を説得できるだけの知識と経験、技術や内容、最低限の「材料」を持たなければ誰も評価しません。

「私が正しいんだから」「黙って従いなさい」とばかり繰り返し同じ主張だけでは決して認めてもらえることはないでしょう。

自分が正しいと信じ、何かを行おうと考えるならば、常に新しい勉強は欠かしてはならないことになります。

私がテキストやホームページ(ウエブ・サイト)でダイエットについて取り上げたのは。

私自身が格闘技もやっていましたし、その経験を生かして「ダイエットの」専門職、仕事をやっていた時期があったからです。

もうこの年令になったので明かしてもいいと思いますが、当時としては珍しかった男性のエアロビクスもやったことがありますよ。最初は仕事で嫌々やらされたのですが・・・。途中からは自分で学びに行ってインストラクターまでやりました。

一口にダイエットといっても、様々な方法や、考え方が存在します。

ですが、一般に知られている方法や知識、本人が「常識」だと思っている事にはまったく効果がないものや、方法としてはかなり間違っているもの、危険を伴うものも少なくありません。

それを鵜呑みにしているようでは、とてもじゃありませんがダイエットなどは無理です。危険が伴いますし催眠以前の問題ですね。

基礎的な知識を持たず、無理な方法や不自然な方法に追加していくら催眠を用いても良い結果は得られません。

施術者はまず、正しいダイエットの常識を持ってください。

すでにそれらについての勉強を済ませ、きちんとした知識をお持ちの方もいると思います。そういった方には既存の知識の繰り返しになって退屈な部分もあるかも知れません。ですが一般の方には意外と理解されていない部分もあります。

基礎知識についてご存じの方にはご迷惑ですが少々、お付き合いください。