正しい催眠誘導の方法 / 第十九章

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リバウンドしないダイエット理論

「センサーのリセット」のために運動を楽しむ(117ページ)

ヨガアスリート系にはアスリート系で「徹底した追い込みを」させることもできますけどね(笑)。

私自身がスクワットを数千回もやって。意識が飛ぶまで自分を追い込んでた時期もありますので。

運動も含めて一日に300キロカロリーを継続的に減少させることに成功すれば、2、3ヵ月もあれば3、4キロ程度の減量には繋がります。消費カロリーが少ないように感じると思いますが、それを継続すればきっちりと痩せさせることができます。

大切なのはリバウンドさせないことなんですよね。

まあ裏を返せば、よほど強烈に毎日きっちり運動を行っても運動だけでは「数ヵ月で1、2キロしか」脂肪は減らない、とうことになりますね。

ボクサーやマラソン選手とは違うのです。運動量も比較になりません。運動だけではカロリーはあまり減りませんから、どうしても食物の流入を抑えることが主になりますね。

太っている方で、公園をフウフウいいながら走る人がたまにいますが、それぐらいなら早足で公園を散歩する方がいいでしょう。

体重が一定ラインまで減らないと、運動の強度を上げ過ぎることは逆効果です。膝や関節を痛めかねません。痛めると運動が滞ることになる。無理な運動はストレスになりますから運動そのものが楽しくなくなります。

運動を継続して効果が現われる前に挫折します。

ダイエットに有効とされる有酸素運動の主な意味は、心拍数を一定まであげて長めにその状態を維持することにあります。ですから途中で何度も休憩を入れてせっかく保っていた心拍数を下げるくらいなら、一定の数値、弱めの運動を長時間、継続して行うほうが消費のカロリーは多くなります。

運動のみで痩せるのは至難の技でしょう。運動で消費カロリーを増やしたり、ウエイトトレーニングを行って筋肉の を増やし、太りにくい体質を作ったり基礎代謝の を増やすことは大切ですが、運動だけを増やし苦痛に満ちたトレーニングを行うのは無理があります。

元々の意思が強く、何ヵ月にも渡り粘り強く運動を計画的に行える方ならダイエットに悩んだりしません。運動が大好きならそもそも太ってませんよ(笑)。

ダイエットのための運動は軽めのもので、身体の調整のために「毎日続けて行う」ものであることを自覚してください。

「急に思い付いて激しく行う」のはもっとも危険であり続きません。

ダイエットにとっては意味のないものになります。

エアロビクスとかヨガなどに出かける女性も多くなっていますが、良い方法だと思います。運動のみで消費するカロリーは多くはありませんが「楽しんで長く続く」ことが意味を持ちます。

楽しく運動することでストレスが減って、胃や腸のセンサーの異常が少なくなり、本人も気がつかないうちに食事の量が普通に戻るケースもあります。

「運動しなきゃいけない」「でも辛いし嫌だな」と考えながら行うよりも、楽しいものを見つけてください。

お勧めはトランポリンとかですかね? 自宅用に安くて丈夫な良いものが出てきてます。大きく飛ばなければ膝への負担も軽いですし、内蔵を揺らすことができますので腸の活動を活発化できます。縄跳びよりいいですよ。

水泳やエアロビクス、公園での早足でウオーキングなど軽い運動を楽しく取り入れてください。その方が効果はあります。

運動強度という言葉を用いましたが、運動強度には散歩も含みますよ? 食べ歩きは困りますが、気分転換のために外に遊びにゆくとか「ジムまで通う」ことが運動強度を上げストレスの軽減にもつながります。