Nobee谷口の撮影日記 / 第四章

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最後にスタッフにかけられた言葉

プロとして関わりたい(245ページ)

ウィンク私はどんな仕事においてもプロが好きです。

ブロとアマチュアの定義は色々あるでしょう。報酬を相手から得ているから「プロなんだ」と考える人もいるでしょうし、周囲が「その道のプロ」として見ているからそう考える人もいると思います。

私の考えるプロとは、ただ「その仕事で報酬を得ているから」その人がプロだとは考えていません。

私の考えるプロとは自分の仕事に誇りを持ち、その誇りプライドのために、自分にできる最大限の努力を行おうとするものがプロだと思っています。

物事には成否があります。どんなに万全を期して出かけていったり用意したって失敗に終わることはありますよ? セールスとか営業、接客業の多かった私はその苦しみとか痛みもよく知っています。

成果、数字、実績が伴わないと評価もされない。下手をすれば偶然の繰り返しで数値や売り上げを作ったほうが「さんざん努力して」何かを積み重ね、用意してきた側よりも評価されてしまう。それが現実です。

それでも「自分がプロフェッショナルでありたい」との願いや思いがあって諦めない人は。いずれ偶然ではない必然を積み重ねることでその記録を塗り替えるのではないでしょうか?

実際には徒労に終わることもあるんですよ(笑)。

全員が幸運に恵まれたり成果を得られるものではない。現実はとても厳しいのです。

それでも何かを目指し考え続ける努力や願う感覚こそが自分の生活を支え、将来を導くと信じています。私はできるなら、どのような立場にあっても「自分が常にプロでありたい」と願っています。

カウンセリングでもこういった番組の撮影や収録、また著作の執筆やホームページの更新、講演などであってもそれは同じです。私は自分が関わる以上はプロでありたい、と望みます。

報酬の多い少ないではなく周囲の思惑や評価ではなく、自分の思い入れや誇りプライドをかけて、これからも色々な内容に挑戦したい、と思っています。

催眠はまだ社会的な認知も低く、誤解や中傷も絶えない部分もありますが常に、その意思だけは持って前に進もうと思っています。今回のこの本などの出版もその一例になるでしよう。

番組の撮影や収録に際し、様々なプロの方と触れ合いが持てましたこと、ならびにその裏側や影に隠れた努力を見せていただけたことに深く感謝します。

タレントさん、マネージャーさん、ADさん、ディレクターやプロデューサー、音声に照明にカメラマンも含め皆さんよく働くわ(笑)。ちょっとは寝なさいって。身体壊しますよ?

参加して特に驚いたのは番組関係者の仕事の過酷さと、タレントさんの仕事の多さですね。オセロのお二人もよく頑張ってます。殆ど寝てないのにお二人とも元気です。

六、七時間もかかるロケの前にもう一つ、同じようなロケが入っていたりする。私との収録、外ロケの後で「センセ、私達ラジオがあるから」と笑いながら去っていきました。根性ありますね。

タレントの仕事って外から眺めていると、楽そうに見えるんでしようけどね。どんな仕事も大変ですねー。実際に毎日、違う台本を幾つも覚えてセリフを頭に入れて、収録の都度に気の効いたアドリブしろって? そんなモン、そう簡単にできるかってんだ。

おみそれしました・・・。