芸名、ペンネームが「nobee谷口」

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芸名をつけた番組

洗脳を解く方法について

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洗脳を解くために必要な環境設定、条件 応用と実践

家族(社会)との接点、繋がりを回復する

二匹の猫 天使

その状態で無理やりに説得しようとすると相手の思う壺です。

まずは隔離で睡眠時間をとる。安静な状態に置いて自意識の目覚めを待ちます。

隔離した状態でテレビや雑誌、漫画等は自由にさせます。眠い場合には睡眠をとらせます。お酒は飲ませないほうが良いでしょう。

ゲシュタルト方式などは特にそうですが、対象者に睡眠をとらせず、正常な判断力を失わせることで支配下に置いていることはよくあることですから。

テレビや新聞、週刊誌はOKと書きましたが、洗脳を受けた人がもし有名人で。連日報道が繰り返されている場合は避けてください。記憶が映像とリンクして関連付けられてしまいますので。

特に教祖や洗脳者の映像、写真等は見せないほうがいいでしょう。

どうしても心配な場合は映画とかアニメなどを流して見せておいたほうがいいですね。スマホや携帯電話の使用、情報端末やネット接続は出来ないようにしておいたほうがいいです。

洗脳がある程度まで進んでしまった場合、対象者がどうしてもそれらを手放さないケース(教祖の写真を持ち歩く、象徴となるバッチや会員証を手放さない)もあります。

事前に相談などはせず、いきなりどこかに連れ出して何もかも置いて行くことです。

それに対して怒ったり暴れたりもありますけどね。それでも、親御さんがいきなり怒鳴りつけるとか殴るよりは悪影響は少ないですよ。

最初はまったく自分の思考や考えを失っていますが、時間をおけば少しずつ自分を取り戻すようになってきます。後は時間を置きながら昔あった出来事などを話し、家族との思いで話や学校での出来事などを話します。

取り込まれていた施設や団体、宗教の話や洗脳に関する直接的な話はしないようにします。

ご本人は「洗脳された」とは思っていないのですから・・・。

何度、聞いても

依頼者

私は大丈夫。何ともない。

と言いますよ? 

逆説的ですが「私は危ういのかも」とか「洗脳されているかもしれない」との自覚が生じてきたら脱出への自動回帰が始まっていることになります。

状況が落ち着いてきてから、その団体についてやこれまでの経緯を話すことです。

焦って相手の悪口を繰り返したり、強引にセミナーや教団のイベントに参加するな、脱会しろと迫る、まして殴りつけるとか大声をあげて暴力的になるのは完全に逆効果です。

洗脳者の言い分を強化する結果を招きます。影響がある程度まで遠のく前に高圧的に出れば、

 

依頼者
依頼者

やっぱり、この人達はわかってくれない・・・。

になりますから・・・。

「止めさせなければ!」と強引に関係を絶つことを迫ったり、相手を中傷したり怒鳴るのではなく、あくまでも冷静にタイミングを見計らなければなりません。

親族や家族からすれば「中傷」ではなく事実でも、洗脳を受けてる最中の人はそう受け取りません。

洗脳を受けた者は近親者には憎しみの感情が高ぶり易いんです。また洗脳を行う人間はあえて、そのような誘導を行う場合が多いでしょう。

身内と「切り離す」こと、つまり社会との繋がりを断ち切り、自分たちの言葉にしか耳をかさない環境を作り出すことが洗脳の第一歩なのですから。

身内を信じ誰かの話を聞いている限り洗脳には成功しにくい。自分達の思い通りにはなりません。だからこそ、あえて切り離そうとするのです。

兄弟とか父親や母親の悪口を並べるケースでは、だいたいが先回りして「洗脳者側」に何かを吹き込まれてしまっているのです。

取り戻してからも大切です

そういった行為が発覚する殆どは周辺住人やご家族、友人、取り込まれそうになった別の方々からの通報です。

ご本人からの要請とか申請ではないことを十分に理解されてください。

家族や社会との接点を失っており、自分の居場所がないと感じている。そこを突かれて取り込まれた瞬間から、

依頼者

自分を理解してくれるのは、教団の人だけだ!

信じ込んでしまい、そちらを正義だと感じてしまいます。

「洗脳されている」とはまったく思っていませんよ。洗脳状態から帰ってきた方達のインタビューとか会話を聞いてください。皆、これと同じ証言をしているはずです。

これはいずこも同じですが、そういった団体はまず家族や友人との繋がりの切り崩しを計ってきます。

残念ながら新興宗教がトラブルを起こす場合には、家族ぐるみで一気にコントロールを受けるケースがあります。

その場合はかなり難しくなるでしょう。別の親族や友達を頼るしかありません。

家族ぐるみではなく、単独で取り込まれている場合にはご家族の協力を得て、ご家族との絆(きずな)や繋がりを強化してそういった連中との関係を断ち切る力とします。

洗脳などのターゲットになった人は「一番、理解して欲しかった人」に対し過剰な感情のぶつかりを生じさせます。ですから実の父親とか母親、ご兄弟に異様な憎しみとか反感を持つ事が多い。

何かの事故というか、突発的な出来事(大失恋の後)とかで短時間で取り込まれた人は洗脳が解けた時点で心配ありませんが、そういった「家族、友人との繋がりがない」とか「理解が得られなかった」と思っている人はその後のメンテナンスをしっかりしないと簡単に元に戻ってしまいます。

取り戻すまでも大切ですが、取り戻してからの環境整備もとても大切なんですよ。

洗脳を「受けた」ことも問題ですが、「そちらに行かなければならなかった」人達はその根本の部分、復帰後の環境の整備が重要になってきます。

家族や友人も含めて考えてきちんと対応を協議しないと、またどこかに流れていってしまいます。

一旦、洗脳を受けた人がまたどこかに所属する例が多いのは、それだけ環境の整備や周囲の協力が不可欠なことを指します。ご本人もそこから抜けたいのですが、他に居場所がないならまた別の何かに所属するほうが楽になってしまうでしょう。

できればそろそろ、社会全体でそういったトラブルが起こらないように監視したり、日本でも被害者を受け入れる施設を作りたい所ですね。

アメリカやフランスなどには、カルトの被害を受けた方のリハビリ施設や受け入れ先は存在します。

日本には残念ながらそういった受け皿がありません。私が洗脳解除の仕事や依頼に積極的でないのは日本のそういった部分、宗教団体に甘い体制も含みます。

► 日本において宗教法人が優遇される理由

日本において宗教法人が優遇される理由
戦国時代に力を持っていた一向宗との戦いにおいて織田信長は血みどろの戦いを繰り広げます。宗教や宗派との直接的な対立を避けようと考えた徳川幕府は一部の特権を認めることで統治に協力させる体制を作り上げて行きます。それが明治時代になってもずーっと継続しててですね。今もカルトを蔓延らせる温床となっています。

取り戻しても受け入れ先がない。ご家族や身内が優しくない。

そういった状況に陥ったのをご本人の落ち度だと思いこんでいる例も多い。単なる被害者なのにご家族の理解が少なく、我が子を加害者同然に扱ってしまうケースもあります。

どちらかというと仲の良い友人とか恋人、「血の繋がった肉親ではない」赤の他人のほうが状況判断が的確で、熱心で粘り強かったりもします。

取り戻すのに膨大な時間と手間をかけても、元に戻るのは一瞬です。ご家族や身内がサポートしなければ同じ状況がすぐに生まれるでしょう。先に述べましたが、日本には専門施設や受け入れ先が存在しませんから。

その都度に頼られたり電話してこられても、何度も繰り返すのでは時間の無駄です。

徐々に状況は悪化します。

途中で関与する私にだって危険はあるんですよ。

最初から腹を括って「絶対に助ける」「助けだしたら全員でサポートする」意思や覚悟がないないご家族とか依頼者とは関わり合いになりたいと思っていません。

世間体だけを気にする親御さんも結構いらっしゃいます。

手順の確認と整理

ここで洗脳の解除に必要な手順を順番に整理すると、

1.相手(洗脳者、団体の主催者)を悪くいわない

2.相手(洗脳者側、団体の主催者)に会いに行かない

3.絶対に感情的にならない

4.環境を整え本人に考える時間と余裕を与える

5.複数とか、二人同時に解除は行わない

になります。洗脳を受けた者は自分の主張は「100%正しい!」と思っています。

実際には洗脳者とか主催者の言葉のオウム返しであり受け売りに過ぎませんが、自分の考えだと思っているのです。ですので会話するだけ無駄です。

洗脳された人との会話の中によく出てくる言葉が「教団の人に会ってみればいい」があります。

これはよくある手口なのですが・・・。家族とか恋人を取り戻したいとそういった団体にノコノコ出向いたら、あなたも洗脳されてしまいますよ? 

良い団体なのか悪い団体なのかがわからないから確認に行くといってついていって、そのまま帰ってこない実例があります。オウムの事件の時も多かったんですよ。

下調べをして待ち構えている可能性がありますので・・・。実際には息子さんとか娘さんがターゲットではなくて。社会的な地位とか財産のある「父親のほうが」最初から狙われている可能性もあります。

基本的に洗脳を解く場合は「1対1」です。家族とか友達が一緒に取り込まれてしまった場合、相互干渉して効果が高まります。ですので解除が数倍難しくなるのです。

救いたい気持ちはわかりますが、直接会いに行くのはダメです。警察や弁護士、専門家を伴っていても危険があるくらいですから・・・。反社会団体や犯罪組織が関与しているものもありますよ? 

私が「ヤクザの事務所に全裸で乗り込むようなものだ」と表現したのは誇張ではありません。

どんなにその人(洗脳を受けた人)を思っていても、感情的になって一気に返答(改宗や棄教、脱会)を迫ったりしてはなりません。

特に母親などに多いパターンなのですが、

元のあなたに戻って!

などと泣き叫ぶことは厳禁です。

現在進行系で洗脳を受けてる人からすれば「今のお前が間違っているんだ!」と罵ったり責めているのと同じ行為になってしまいますから・・・。

ご本人は現状や教団が正しくて、家族の対応や言い分が間違っていると思い込まされているのです。どんな罵詈雑言も本心からではありませんよ。しっかり自分を取り返せばそんなことは言わなくなります。

洗脳の特徴は「自分で物事を考えないこと」です。

他人(洗脳者)の言うがままになってしまうと、自分の思考がなくなります。誰かの考えや思考に無意識に従ってしまうこと、そういった連中の言いなりにしか動作しなくなることを「洗脳」と呼びます。

ですから、自分で考える環境を作り他人からの思考や指示の流入を防ぐ必要があります。

心配しているから、せめて電話連絡だけはさせて欲しいと頼んだり、手紙やメールだけは送っていいかなど様々な言い訳が付きます。それを許しますと瞬間で元に戻りますから、絶対に信用しないように。

上記したようないきなり旅行に連れ出すなども効果的な方法です。一定時期遮断に成功すると、自分自身の持つ自浄作用もあって徐々に(本当に少しずつですが)自分の考えが覗くようになります。

そのきっかけさえ捉えれば、後は何とかなります。

先に上げた否定型(ゲシュタルト崩壊)などのケースにおいてはその後、近親者(家族)が取り込まれている場合があります。その場合は一度、どちらも引き離す必要があります。

二人以上で洗脳を受けた場合、ある程度の洗脳を解いてから一緒に行動しないと相互作用で干渉し合いますから・・・。近くにおいては駄目ですよ。洗脳が解け時間が経過してからなら被害者同士で話し合うのも有効ですが、初期の段階では得策ではありません。

二人以上を解除する場合には「遮断」(隔離)は同時に行ったほうがいいですが、その二人を同じ部屋で一緒にしないようにします。同時に確保したり、解除するのが難しい場合にはどちらか一人を先に行います。

優先順位としては若い方を先にします。

短い期間しか経過していないのなら、洗脳の解除は若い人を先にしたほうが早くなりますし、経験上、洗脳解除後の回復もやはり若い方が早いと考えます。

影響が遠のく前に顔を合わせると、

迫害に負けずに一緒にがんばりましょう!

などと言い出す例がありますので。

「両者の影響」が去ってから、一緒に暮らすのがベストです。

周囲で協力して冷静な対応を

一定のレベルまで影響がなくなると、「どうしてあんなことを受け入れ、あんなおかしなことを私は言っていたんだろう?」と首をかしげるようになります。

先に恋愛の例を出しましたが。洗脳解除後の反応も似ているんですよ。

そうなるまでがなかなか難しいのです。

これ以外にも洗脳に使われるパターンは幾つかがあり、薬物や色彩反応、音声信号などを用いるケースもあります。幸い、日本においてはそこまで行っている人間(団体、集団)は少ない模様です。

ただし、まったくないのではありませんのでご注意ください。

それらの方法については詳しくは書きません。予防のために書いた内容が誤って、おかしな方向に使われることを防ぐためです。興味がある方はご自分で調べて下さい。

洗脳や特殊な環境に置かれる時間が長かった人ほど注意が必要です。

いっそ、

ディレクター

相手(洗脳者)に直接会いに行こう!

とか、

直接、文句を言ってやる!

もだめですよ。

対象者の目の前でそれをやれば「洗脳が解けるだろう!」は漫画やドラマの見過ぎ。

相手は集団で待ちかまえていますから危険です。

わざと傷害事件を引き起こして被害者になり、怒っている親族に手を出させます。親御さんや恋人に示談を持ちかけ、対象者を手離さない事例もあります。

繰り返しますが、犯罪者組織とか反社会団体とも繋がっているケースがあります。特定商取引法などが改正されたため、詐欺商法などができなくなったので宗教団体やカルト集団に鞍替えしている連中がいます。

また責めたり怒ったら逆効果なので「相手を誉めよう」も駄目です。

それでは洗脳者の言い分を家族が肯定する形になってしまう。

専門家なら肯定から徐々に否定を引き出す手法も使えますが、素人がやっては取り返しのつかない結末を招くでしょう。強い叱責とか大声を出すことは控え、相手の言い分(洗脳されている本人のオウム返しや受け売りを含む)を肯定も否定もせず、一定期間隔離してから解除を始めるのが基本です。

いずれにせよ専門家に相談の上で冷静な対応を・・・。

対象者の近親者(両親、家族、恋人など)の熱心な協力なくしては脱出は不可能です。

私の言う「専門家」とは警察とか弁護士、消費者センターや病院などの医療関係者のことです。時折、番組に出てくる自称脱洗脳の専門家とか、自分たちの宗教の宣伝、勧誘のために行われている脱洗脳家を指すものではありません。

脱出後の社会復帰、環境整備にもご家族や友人、パートナーである恋人やご夫婦の絆が重要です。

総合的な判断、冷静な対応を関わる方々は忘れないでください。

このコーナーは元々は私がファンだったX JAPANのtoshiさんやお相撲さんが、おかしな団体や個人に取り込まれたとのマスコミ報道を受けて、私なりに周囲に警告を行おうと考えて書かれた文章です。

このコーナーの初稿は1998年に書かれています。年数が経過しましたのでサーバー移転の際に、読みやすいようにレイアウトと一部に加筆修正を加えてあります。

► 洗脳の解除、社会復帰のために(関連事項)

洗脳の解除、社会復帰のために
以前に面識のある女性が洗脳されたとして騒動になっています。洗脳騒動が持ち上がるとなぜか身勝手な行為を行う加害者ではなく、被害者側を責める報道が目立ちます。洗脳の被害には「どんな人でも遭う可能性」があります。被害者の落ち度をあら捜しするのではなく、社会復帰のための手助けを。そう願って書かれた文章です。

1998年09月 初稿

2018年12月19日 加筆、修正

谷口信行

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