神戸周辺の写真、mosaic
※撮影は2006年です。かなり前の画像ですが意外にヒット数が多くgoogleなどで検索してたどり着く人が多いので復活させておきます。
これとは別に2017年に撮影した写真を「ブログ版の好奇心の館」で公開しています。
申し訳ないのですが、現存する元データーがこのサイズしかありません。サーバーを移転する前の旧タイプの透かしロゴが入っています。
時折、観光客がこういった構図をスマホやコンデジで撮ろうとしていますが、おそらくそれじゃ撮れません(笑)。
高さがそれなりにあるので、かなり後ろに下がるか広角で撮るしかないです。コンデジのズーム付きの標準レンズやスマホだと難しいでしょうね。
私のこの写真も広角レンズで撮られています。
1963年に建てられた古いタワーなのですが、海岸線の埋め立てや造成により現在の位置に移築。長く神戸のシンボルとして親しまれてきました。
なんでも日本で初めてライトアップされた建造物だそうで。
元内務省の技術官僚(のちの神戸市長 原口忠次郎)が海外、ロッテルダムを視察にいった見た光景に感動しライトアップして観光客誘致に乗り出しました。
ウルトラセブンに出てくる怪獣やガメラに出てくる怪獣に真っ先に狙われる神戸のシンボル的なタワーですが。実際には優れた構造建築で阪神淡路大震災でも倒れませんでした。
※この写真を撮った2006年は遊歩道が整備される前でした。高波とか津波、高潮から守るために防潮壁と開閉式の分厚い扉が出来てます。
壁が邪魔で(笑)。この構図ではもう撮影できません。
題名はフィッシュダンス、といいます。魚の飛び跳ねてるイメージでアメリカのフランク・O・ゲーリー氏がデザインを手がけています。
それを日本の建築家、安藤忠雄氏が制作。安藤忠雄氏と神戸は縁が深く数多くの寺院や美術館、商業施設や教会の設計、制作を行っています。
裏はカフェ・フィッシュというレストラン。周囲はガラス張りなので外が見えます。天井が高く居心地のいい場所ですよ。
だだし、ここは結婚式で貸し切りになっていたり改装していたりいきなり休んだりしていることが結構あるので、お食事されたい方は事前に電話してからどうぞ(笑)。
いきなり行ってお休みや貸し切りだと困りますからね。
夕暮れ迫る頃、見上げた空に観覧車が・・・。Canonの一眼レフ買ったばかりの頃に青空に浮かぶ観覧車が綺麗だったので、何となく撮ったものです。
ハーバーランド内にモザイクガーデンという遊園地がありした。観覧車はそこの目玉アトラクションで目印です。
夜になるとライトアップされます。
※過去形です。観覧車以外は縮小されて2013年に神戸アンパンマンこどもミュージアム&モールに変わっています。
映画を見てレストランで食事してちょっとだけ「観覧車に乗ろうよ!」ってカップルの方にはお勧め。
夕方から夜にかけてはかなりいいですよ。観覧車は22:00まで乗れます。神戸周辺には新しいモールが次々オープンしていますが、ゆっくり夜景を楽しむならこちらもお勧めのコース。
込み合ってると順番待ちだけでくたくたになりますからね。
夕暮れ時に撮った写真の中で、私が気に入っている一枚です。
ただの観覧車の飾り。ただし、その飾りに過ぎないペガサスが「逢う魔が時」に宙に舞おう、還ろうとしているようなイメージを抱きました。
大禍時とも書きますが昼と夜の間、空が茜色に染まる夕暮れ、日常と魔の交わる瞬間やその不安定な時間帯を人間は昔からそういった言葉で表していました。
実物はとても小さいですよ(笑)。もうハーバーランドに実物は存在していません。
それでも写真は撮り方によっては見るものの心を捉えます。
不思議なものなんだなぁ、とつくづく思います。実眼で見るよりも映像や写真のほうがイメージを増幅することもあったりしますので・・・。それこそが映像や写真の面白さですね。