神戸駅の片隅にD51(デゴイチ)が

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地元民にもあまり知られてなかった

※撮影は2006年です。かなり前の画像ですが意外にヒット数が多くgoogleなどで検索してたどり着く人が多いので復活させておきます。

これとは別に2017年に撮影した写真を「ブログ版の好奇心の館」で公開しています。

申し訳ないのですが、現存する元データーがこのサイズしかありません。サーバーを移転する前の旧タイプの透かしロゴが入っています。

D51(デゴイチ)神戸駅の片隅にひっそりと
D51(デゴイチ)蒸気機関車

D51機関車です。神戸駅周辺を歩いている時に偶然発見。

私にとっては思い出深い機関車です。私は北海道生まれなのですが、このD51は北海道でも働いていた機関車なんですよ。

子供の頃に父親から絵はがきでこの機関車の写っているものを貰って、大事にしていました。両親が離婚していますので、実の父親とは何十年も会っていません。

愛称はデゴイチ(デコとする場合もある)で昔からとても人気のあった蒸気機関車です。

もう会える機会もないでしょうから。「親父が好きだったなぁ」と時折、思い出す機関車ですね。

鉄道関係者の粋な計らいで

D51の設置された経緯を書いた石版D51 (デゴイチ)が「なんでこんな所にあるんだろう?」が正直な私の感想でした。

私の子供の頃に人気だった機関車で記念館や博物館に保管してあるのが当たり前の機種ですから・・・。

そこの石版を見ると由縁が書かれています。優秀な機関車だったD51に敬意を表し、関係者がここを余生の場所というか安置することにしたようでした。

「近代の鉄道史に不滅の功績を残した君の雄姿」という言葉が、在りし日のD51を讃えています。

天翔る(あまかける)翼ともう動かない機関車

空を翔ぶ翼ともう動かない機関車これも私の気に入っている一枚です。自身のトップページにも長く使ってきた写真ですから。

もう動かなくなった古い機関車の隣を雀が軽やかに飛んでゆきます。夕日の中で両者が柔らかな対比をみせています。新しいカメラを買ったので、2017年にもう一度、撮りに行ったのですが雀が一匹もいなくてがっかり。

やっぱり一瞬のタイミングが合わないと撮れませんね。

もう動かなくはなりましたが、D51は今も静かにそこに佇んでいます。

ボランティアの鉄道関係者が時折、塗り直したり掃除してくださっています。一般の人が自由に近づいたり触ったりできる場所に機関車が設置されているのは珍しいように思います。

よろしければ一度、訪ねてみてください。

他にも神戸周辺で何か発見しましたら、また載せたいと思います。

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