内部の変更はやはり難しいもので
どうやらWorld Wide Web(ワールド ワイド ウェブ、略名:WWW)というもので、大失態をやらかしたようです。
https://nobee.com/の頭の部分につく「www」という記述のことです。SEO(ヒット数)対策で最近は「WWW付きのものか、無しのものかを.htaccessで指定するように」と書いている本やサイトが多いです。
読んでいると「どっちでも同じ」とか「短くて覚えやすいからWWWなんていらない」と書いてある本とかサイトが多くて・・・。
鵜呑みにしてしまった・・・。
私のサイトは初期の頃に独自ドメインを獲りましたので、5桁なんですよ。現代のようにドメインに価値が出るとか転売が可能になるような感覚のない時代に取得しましたので短いのです。
価格も安かったですし。
もちろん、最初から独自ドメインで運営していたわけではなく、最初はレンタルサーバーを借りていたのですが・・・。
番組出演をした頃からですかね? 閲覧者から「サイトのアドレスが長過ぎて覚えられない」だとか「検索しても奥の奥で遠くてなかなかたどり着けない!」だとかの苦情メールが度々あって、仕方なくドメインを獲りました。
ネットサーフィンという言葉が流行したのもこの頃です。
最初から大手のプロバイダとか芸能人が煽っているBlogのようなものが主流だったわけではなく、地方の弱小プロバイダとか個人が細々とやっているホームページ、日本では入手不可能な情報(H系画像とかも含む)を求めて彷徨う人が大勢いた時代です。
特殊な情報とか変わったものも探せばたくさんありました。それを求めて彷徨うこと自体を楽しもうって雰囲気がありネットサーフィンという言葉も生まれたのです。
まさか自分のホームページが「遠い」(おそらくはプロバイダが弱小すぎてバックボーンが細かった)と怒られるとは思っていなかった(笑)。当時、お金が全然なかったですからね。関西でもっとも安かったプロバイダを月2千円で借りたんですよ。
その当時に検索エンジンに登録した
私がムック本片手に格安のプロバイダを探し、慣れない手つきで一文字一文字、手打ちしていたのもこの頃ですね。
サーチエンジンも貧弱でね。Googleなんざまだ影も形もありません。当時の最大手はYahoo!でした。他の大手プロバイダ系の検索サイトにも自分で行って登録をお願いし、一々、手入力する必要がありました。
何でも登録できるわけではなくて、審査で蹴られることも多々あったんですよ。
その時に私はおそらく「WWW」付きで登録してしまったんだと思います。
当時のインターネット関連の本には「WWWを付けなさい。そうしないと全世界からは繋がらなくなるから」と指導しているものが殆どでした。
その後、長い時間をかけてネットは整備されて今ではWorld Wide Web(ワールド ワイド ウェブ、略名:WWW)にあまりこだわらないようになりました。
今は日本語ドメインすらある時代ですから。WWWはあってもなくてもいいんです。
んで。「どうせなら短いほうが覚えやすいよな?」「どっちでも変わらないならせっかくの5桁ドメインなんだし、https://nobee.comのほうが楽だわ」でそっちに統一することに。
自分が十数年前にYahoo!にどういった登録を行ったかなんてのはすっかり忘れていました。
新聞会社とか大手プロバイダのリンクが多数消えた(笑)
結果、「WWW付き」のドメインにリンクを貼ってくださっていた100以上のリンク(最大で180近くありました)が綺麗さっぱり消えてしまいました(笑)。
.htaccess(エッチ・ティ・アクセス)に記述しておいたら、自動的に「WWW無し」に移るものかと思っていましたが、どうやらそうではないらしい。
いや、笑い事ではないですが・・・。
新聞社のサイトとかでもウチを紹介してくださっていた所が複数あったのに申し訳ないことです。
設定ミスというか認識不足で・・・。本当に申し訳ない。WordPressなどの新しいシステムに変更したついでにSEO的にきちんとした対応をしようと考え、ついうっかり余計なことをしたみたいです。
慌てて早朝に「WWW付き」(https://nobee.com/)に戻しました。
と、今度は追い討ちをかけるような状態に。
WordPress(ワードプレス)は内部に「自分のアドレス」を打ってあるんですよね。
一般設定の所に記述があります。その記述にも「WWW」が無いと内部に入れなくなるのです。
.htaccess(エッチ・ティ・アクセス)というファイルに記述することで「WWW」のある無しを決められるのですが、そのファイルをサーバーに上げた瞬間にWordPressの管理画面に入れなくなりました。
管理画面に入れないから内部を変更もできない。少々、パニックになりました。
それでもページランクが4あるのが不思議
半年近くも経ってからこれに気がついたのは、内部の整備をしながらページランクとかカウンターを付けようとしていたからなんです。
Googleのウェブマスターツールっていうものがあります。
自分のサイトとか管理を委託されているドメインを眺めていると、色々勉強になります。
一般の方がどういった文言で検索をかけているかとか、どんなブラウザやOSを用い、何時ごろにアクセスが増えるかなどが詳細にわかります。
外からのリンクも参照できるようになっており、それを見て「何かおかしい」と感づいたわけです。元通りに修正はしましたが、これでリンクが元に戻るかどうかは疑問ですな・・・。
無駄かもしれないですが、リンクを結んでいた方々や企業への一応の礼儀として。
今回からカウンターも付けました。今日の来場者と現在の閲覧者がサイドバーに表示できるようになっています。
カウンターなんてのは運営者(サイト管理者)の自己満足で意味なんてのはありません。以前にある男が必死でヒット数とか掲示板での「忙しいスケジュール」(?)を自作自演で煽っているのを見て、阿呆らしくなって自分のサイトからは外してしまいました。
私のサイトは過去10年間で150万ヒットは超えていたと思います。
が、3カラムにしたらサイドバーがどうも寂しくなってしまって。宣伝広告のみで埋めるよりはマシかと思って今回、復活。
付けたのはいいですがあまり信用しないでください。同じIPはカウントしないようにしたり、携帯電話も数えるように自分なりに改造したのですが、どうも動作が怪しいです。
あくまで参考というかお遊び程度に。サーバーに負荷がかかるようなら外します。
ページランクなんてのもこだわったことはなかったのですが・・・。最近はカウンターの数とかヒット数以上にこだわってる人もいるようですので、プラグインでサイドバーに表示させました。
大量のリンクが消失したのに、それでもまだ「4」にいるのが不思議ですね(笑)。そのうち、徐々に落ちてくるのでしょうか?
ちなみに本日まで「WWW無し」(https://nobee.com/)に貼られていたリンク数は92です。半年前の最盛期の約半分ですね。
テキストの完成までしばらくお待ちください
色々失敗もありますが、それも含めてここは長年、私の実験場であり勉強の場所でもあったのでご理解を願います。
全ての対応は一人で行っていますので優先順位があります。
ホームページを作り直したせいか、指導の依頼、面談の依頼、出演依頼が一気に相次いでいますが、現状は新型のテキスト(旧、初級中級の改定)を最優先とします。ご了承ください。
出演を受けてしまえばテキストの製作どころではなくなります。順次、依頼や個別指導を行いながらテキストを改訂するのも難しいでしょう。
というか、「催眠を今から習いたい」人のためにもこの機会に整備しておくことが不可欠だと考えております。勇気を持っていったん、全てを停止してでも行うしかありません。
様々な事情で先延ばしにしてきて、結果として「今どき、フロッピーなんて使ってない!」とお叱りを受ける状況になっていますので・・・。私としてもそれは心苦しいんですよ。
「ホームページを更新したり、Blogを書けるのに何で返信がないんだ!」と言われる方もいらっしゃるのですが・・・。ネットはね、色々難しいんですよ。残念ながらネットの利用者が善意に溢れている人、常識がある方ばかりではないので・・・。
私が受け答えをしたら、その受け答えをそっくりそのまま物まねサイトが自分のカウンセリング?とか自身のホームページ更新に流用した例もあったり。掲示板に「今なら答えてもらえるらしいぞ!」と書き込んだ人が出たり。
そればかりか私のサイトと相互リンク結んでいた病院に直接押しかける例などもありました。迂闊にメールに返信や相互リンクもできないんだなぁと思ったことも多々あります。
確かに素晴らしい出会いというか励ましや応援を戴いたことも度々あるのですが、反面、嫌な出来事とかトラブルも一気に運んで来ることがあります。私は初期の頃からそういったものに警告を発してきた側ですし、慎重な対応をする者でもあります。
ホームページなら読む方、見る方が公平に情報を受け取れます。
私が全てに一つずつ対応していると、完全に製作はストップしてしまうことになります。対応するほうは一人ですが、見る側とか問い合わせをする側は大勢になります。
それを考えれば現在の優先順位は
- 1.ホームページ
- 2.テキストの改訂
- 3.メール
になります。今回の作成が終わりましたら多少の時間的な余裕はあると思いますのでご容赦を。
2010年07月17日
谷口信行