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正しい催眠誘導の方法 / 第二十一章

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安全に行える自己催眠の方法の解説 正しい催眠誘導の方法

一気に変化するならそれは改革ではない(135ページ)

砂時計自己改革の実例として考えれば、ダイエットや禁煙、営業成績や勉強の効率を上げたり、異性に対して引っ込み思案な部分を変えて積極的で明るい性格にしようとしたり、普段の生活に密着した形で改革を考えます。

その上で、意識の集中やトランス(自意識が遠のいた状態で潜在意識に近づいた状態)が自分なりに理解でき、コントロールできるようになってから初めて、難しい暗示や能力の開発などに挑戦するべきでしょう。

自己催眠に取り組み始めてすぐに意識を失い、時間のロスト(時間の経過する感覚を失う)などを伴うことは究めて稀です。普通ではあり得ないでしょう。

自己催眠のみでそのような現象が起こるとすればそれは必ずしも良いことではありません。

どちらかといえば過去に何らかの大きなトラブルや心の傷を抱えており、それが催眠とか自己暗示をきっかけとして一気に表面化した可能性のほうが高くなります。

自己改革によって、ご本人は「私は生まれ変わったの!」とはりきって言われる方にもこれまでに何人も会っています。

実際にはその自己改革をやってるセミナーの虜になっていたり勧誘や手伝いを無償でやらされています。思ったように会員とか参加者を集められなくて、周囲や家族に当たり散らしているケースもありました。

ご家族が心配して私に連絡が入っているわけで。元の生活に戻すのは苦労します。

自己改革に成功したといっても優しさや思いやりを失い、本来のその人の良い部分がなくなって、おかしな行動や言動が増えるならば、それは必ずしも良い状態ではありません。

自己改革とは自分の基盤、家族とか生活とか仕事を失わない状態で「より良き人間関係や精神的な強さ、今までとは違った考え方、才能を目指す」ものである必要があります。

全部を捨ててしまうとか数日後には別人のようにになっているのはおかしいですよ。

時々、私の元に届く「自己催眠を教えて欲しい」といった内容のメールの中には「自分でそれなりに取り組んでみたけれど、手も足も自由に動く。何も変わらない。方法が間違っているのか?」といった問い合わせが届きます。

誤解しているようですが・・・。自分一人で行う自己催眠において、簡単に「どうがんばっても自分の意志で身体が動かない」状態になったらそれこそ大変です。

そこで突発的な事故が起こったらどうしますか? 後のコーナーで説明しますが、自己催眠においては「解くための鍵」「トラブルにならないための準備」を自分で行っておく必要があるのです。

宗教関係者が何年もかけて修行したり、座禅を組んだり滝行をやったりもします。それは自分の中にある迷いや煩悩を断ち切るという意味もありますが、雑念を払い集中力を増し神との合一や高い精神力を目指すことでもあります。

断食して即身仏にでもなるなら話は別ですが・・・。お手軽に意識を喪失して「手も足も動かない」状態になったら死んでしまいますよ? 復帰したり覚醒するための準備もなくサポート役も側にいないんですから。

自己催眠はそのようなことを目指してはいません。

自己催眠において、助けてくれる人は自分しかいません。ですから、自分一人で催眠を行っている場合、ある程度の安全策をとっておかないと決して深化は起こりませんし、なかなか意識も失わないのです。