正しい催眠誘導の方法 / 第二十一章

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安全に行える自己催眠の方法の解説 正しい催眠誘導の方法

自己改革の意味をもう一度、きちんと考えて(134ページ)

怖い仮面私は自己改革とは、その人本人の過去の意識や考え方、これまでの経験や生活習慣、家族などをまったく無視し、全部を都合良く作り替えることではないと思っています。

勝手に誰かの思惑や考え方、ならびに都合を押し付けられることは「催眠」や「自己改革」ではなく、コントロールや洗脳と呼ばれる手法でしかありません。

自分の人生を他の誰かに丸投げしたり、勝手に書き換えさせることに納得しないでくださいね。それが占い師だろうが能力開発セミナーだろうが「催眠術師」だろうが、どこかのカリスマ経営者だろうが同じことです。

あなたにはあなたの個性があり、育った環境があり、育んでくれた家族や友人、仲間や恋人、同級生がいます。そういったものを全て放置して「世界平和」だの「環境問題が」だの「宇宙愛が」だのと言い出す連中は大嫌いです。

本当に神様がいて「愛」なるものを大切にしているなら。その最初のスタートとなる家族や両親をないがしろにしろとか我が子を犠牲にしろとか、生活や仕事を放棄して「私に従ってこい」とは言いませんよ。

世の中の全員が牧師や神父、坊主ばかりになったら商売上がったりでしょう(笑)。神の使徒や御仏の弟子となって人生を捧げる人があってもいいですが、全員が清廉潔白で妻帯もせずに子供を育てようともしなくなったら。

国どころか世界が滅びます。

そういった大げさな教義を掲げている団体に限って幹部が豪遊していたり、愛人を抱えていたり豪邸に住んでいたりします。末端の信者にだけは清貧を強いてショップやセミナーで無料奉仕しろとか、会員を勧誘してこいと命じるのです。

それにハマってしまうことは自己改革でも能力開発でもない。まして世界平和でも宇宙愛でもないでしょう。誰かを騙して利用しようとする身勝手なエゴが存在するだけです。

自己催眠に取り組む本来の目的は自己の意思の弱さを克服し、計画性を高めて自らの仕事や勉強の効率を高めたり、運動の能力のアップ、ならびに、緊張をほぐし本番に強い「心の強さ」を求めるものです。

確かに最終的には「自己の改革」を目指しますが、いきなりガラッと全てが入れ替わる訳ではありません。変化は少しづつ訪れるべきです。でないと周囲は戸惑うでしょう。

その人の言動が昨日までとまったく違ってしまえば、それがどんなに素晴らしい内容や言葉であろうと周囲は受け止められません。むしろ、おかしなものに引っかかってしまい人生が台無しになったと感じるかもしれない。

家族や友人に心配をかけるだけですよ。

ネットやスマホ、情報端末やSNSなどが発達することによって便利にはなりました。検索すれば自宅にいながら世界各国の情報が手に入ります。アプリや掲示板を通じて同じ趣味の人を探すとか友人や知人を増やすこともできます。

そういったツールが発達したが故にこれまでにはなかったタイプのトラブルも頻発することになっています。

安易に「自分を変えてくれるかも」と思って首を突っ込むのは危険ですよ。現に、それで殺されてしまっている人や行方不明になっている人もいますから・・・。

「どうしても自分を全部変えたい!」と思われる方は、無理に止めはしませんが、周囲や家族を悲しませたり、いきなり驚かせるようなことは避ける方が無難でしょう。どこかに出かける時は記録を残し連絡がとれるようにスマホや携帯を持ち、誰かの付き添いを頼んだり一緒に行動するように心掛けてください。

私は自分が担当しただけでも数十人の被害者を知っています。このホームページでは何度も警告をして対処法を綴ってはいますが、読んでくれない人が大半ですね。

依頼者でもその有様です。実際に何かが起こってからでは取り返しがつかないことも多く、奪回とか回復には膨大な時間がかかるのですが・・・。脱洗脳の専門家を自称する男は「洗脳なんて簡単に解けるから何度でも私の所に連れてらっしゃい」とのたまったそうです。

実際にまた洗脳被害に遭ったら何もしてくれない。放置したままです。そういった連中が専門家を名乗って幅を利かせているのが現状ですよ?

ですから何かに近づく時はよくよく注意してからにしてください。

一度、囚われると大変なので・・・。これは小説で書きますが、家族や友人、恋人の協力があったとしても難しいんですよ。簡単なものなど一つもありません。

そういったものに騙されて財産や若さ、自分の経験と知識、友人や家族を失うくらいなら「すぐに効果が現れるわけでなくても」自己催眠や自己暗示を用いたほうがマシですね。