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正しい催眠誘導の方法 / 第十章

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可倒テストと接触法を理解 正しい催眠誘導の方法

可倒テストの反応(51ページ)

人可倒テストを行うと被験者の反応は三つに分かれます。

「後ろに動く」「前に動く」「まったく動かない」になるのです。わずか三つに簡単に区分けできそうな単純な動作の中にも、個人によって微妙な違いがあります。全部が同じ動きではありません。

首から動く」被験者もいれば「全体がゆっくりと動く」「背中や肩から大きく引っ張られる」「頭だけがガクッと動く」被験者もいます。その違いを観察し把握できれば、相手の被験性の高さや低さがわかるようになります。

初心者が練習相手として被験者を選ぶ場合、もっとも取り組み易いと思われる相手は「ゆっくりと大きく身体が動く相手」ではありません。

なぜか、そう思い込む人が多く「身体は後ろに大きく動くのに、催眠にかからない」といった主旨のメールが届きます。

先にも触れましたが、施術側は身体の動きを見ているのではなくて「心の反応」を見ているのです。ですから、かかるのは「ゆっくり大きく動く相手」ではありません。

実際には私(施術者)が言葉を発した瞬間が大事なのです。

またこれにも誤解が多いようですが、動く方向については後ろでも前でも構いません。催眠誘導の場合、はっきりイメージさえ出来上がっていれば動く方向についてはあまり関係がないのです。

出来上がったイメージに「後ろに引っ張られる」と施術者にいわれて「我慢しよう!」とか「絶対に動きたくない!」と考えれば自然、身体は前に動きます。

ささやかな抵抗を示している被験者には申し訳ないですが、その動き(前に体重をかける、など)は、被験者の頭の中にイメージ自体はしっかり出来上がっており、こちらの指示(暗示)に心や身体が反応していることを示しているのです。

イメージが出来上がっておらず、こちらの言葉をまったく受け入れていない人ならば前にも後ろにも動きません。これが最も厄介で。どんな働きかけも効果を現さなくなります。

何も見えない、頭の中にないわけですから。深化法に移れませんよ。

言葉のイメージが悪いですね。専門用語が「可倒(かとう)テスト」という表現なので被験者を倒そうとか「ともかく後ろに大きく動けばいいんだ!」と思い込む人が出るようです。

格闘技じゃないんですから(笑)。

私の経験でいえば可倒テストにおいては後ろに動く人ばかりではなく、前に動く人も比較的誘導は容易になります。