えーっと芸とか倍とか関係なく・・・
高熱、吐き気、片頭痛。1週間近く調子が「更に悪い」・・・。
殺す気か!
更新作業している最中にもどんどん調子が悪くなって。腹も痛けりゃ首も痛い。こりゃもうどうしようもない。発熱がある。特に頭痛が凄まじい。
かといって今やってる作業を休む訳にもいかず。会員ページもあるのでできる限り早く更新作業やバグ取りを終えたい。年末年始、殆ど休みなくやってました。
手術後の膝も痛い。頚椎も痛い。あっちこっち悪過ぎてもうなにがなんやら(笑)。
自宅で身体温かくしてビタミンでもとれば多少は良くなるかと思って、部屋の中を色々漁ってみました。
見つけたのはビタミン剤が2種類。一本はかなり古い感じ。色変わってるし。おそらく買った場所も時期も全く違う。
一個にはチュアブルって書いてあります。CMで聞いたような気も。
薬の効用とか効果の難しさ
とりあえず、C錠2000ってのは何錠か飲んでミカン食ってチュアブルってのをボリボリと・・・。
医者でも副作用が怖いからと薬飲まなかったり親族には出さない人もいます。
所詮は対症治療法ですから。ビタミン剤飲んで「温かくして寝ろ!」と教える医者や医療関係者が意外に多いんですよ。
咳が出るから咳を収めたり、発熱を抑えるために消炎鎮痛剤を与えたりしますが、薬でウィルスが消せるとか殺せる訳ではない。
抗インフルエンザ薬ってのもありますが、インフルエンザ発症から48時間以内に飲まないと効果がなかったり(笑)。そんなの知らない人が殆どでしょうね。
インフルエンザを予防する有効な方法はワクチンの開発投与なんですが、これもインフルエンザに感染する前に抗体を作って抵抗力を高めておこうってことで、決定打ではないんですよね。
むしろ新規開発の薬とかワクチンだと副作用とか副反応と呼ばれる新たなトラブルにも見舞われるようになるわけで・・・。アメリカで実際にあったのは、ギラン・バレー症候群という奴で25人が死んでいます。
インフルエンザでは死亡例がないのに、そのインフルエンザを予防するために行った大規模な予防接種で400人が感染、副作用で25人が死んでしまって大問題となっています。
冬場にしつこく繰り返されるCMが
結局は人間本来の持つ抵抗力や回復力に頼ることになるわけで、薬そのものの効果は何十年も変わっていなかったりもします。
新薬の開発にはとかく年数とお金がかかるんですよ。
風邪薬のCMって秋口から冬場にかけて異様な本数が打たれるでしょ? 今年(去年末から新春にかけて)はなぜか多少控えめだったと思いませんか?
おそらくですが新型インフルエンザの大流行が予測されたりしていましたので、製薬会社が自主的に制限したんだと思いますよ。風邪薬をインフルエンザに投与してもあまり効果がありませんし、下手すりゃ責任問題になっちゃいますから。
不況だってこともありますが、製薬会社としては稼ぎ時の冬場にはCM打って視聴者の印象に残すものです。ですが、今回のように社会全体が新型インフルエンザのために軽いパニック状態になっている時には病院に行く人が多いでしょうね。
そう考えればCM打つだけ無駄です(笑)。
ちなみにですが、私のホームページにはプラシーボ(プラセボ、偽薬)に関する記述が複数あります。その偽薬の効果を高めるためにも、潜在意識に訴えかけるくらいしつこいCMは必要なのかも知れないですね。
その薬に効果が「実際にあるかどうか?」はわからない。わかりませんが、四六時中テレビから風邪薬の名前と効果を連呼して聞かされることになります。
すると聞いてる側、見てる側には何となく「この薬なら効果があるんじゃないかな?」という先入観が刷り込まれます。
それはやっぱり、暗示として高い効果をあげる例があるんじゃないかなぁ?と漠然と思うのです。
なんと、同じ会社(笑)
「このビタミン剤、いつ買ったものだったかな?」などと考えながら、数日間に渡ってビタミン飲んで、ボリボリ齧っていると不思議なものを発見。
裏に変な名前が入っています。
「ク、クニキチ?」
な、なんで「クニキチ」なんだ? ビタミン剤なのに?
ところが、隣のチュアブル剤にも妙なお名前が。
「ク、クニヒロ?」
最近のビタミン剤は、変な名前が入ってんだなぁ、と思いました。
裏見たら同じ会社。皇漢堂製薬株式会社って書いてあります。
兵庫県尼崎市にあるあまりメジャーじゃない製薬会社でしょうね。
おそらく登録商標か社内での区分けの問題だろうと考えました。わかりやすい名前なので。
顧客とか薬局とか薬剤師に覚えてもらったり、社内で棚卸ししたり整理するために付けた名前だろうと漠然と思ってました。
結局は風邪薬を買いました
風邪かインフルエンザかはわからないが、体調はどんどん悪くなる・・・。初期症状が出てから48時間は余裕で経過しているので、今さら抗インフルエンザ薬投与したって効くはずがない。
年末年始で病院もたいていはお休み。その間、我慢しているうちに徐々に悪化。鼻水や咳は出ないものの腹痛と頭痛、特に頭が尋常ではないくらいの痛さに。発熱もある。
仕方ないので風邪薬を買うことに。
私は半端に知識があるだけに、風邪薬の成分なんてどれでも同じだと思っています。ある年から急に「画期的な成分が」入ったなんてのはあまり聞いた事がないから。
変わるのはCMタレントとパッケージくらい。
アセトアミノフェンかエテンザミドがだいたいは主成分でしょう。あとは多少甘草エキスか葛根湯、無水カフェインが混ざってお終い。
薬局で「一番安いのをください」と私は言いました。
「CM一切流してないから、これが一番安いよ!」と薬局のおっちゃんが出してきたのがこれ。200錠入りでなんと1,200円。通常の約半分ですね。
おいおい・・・また「クニヒロ」かよ!
パッケージ開けて、家で薬飲んでると妙なことに気がつきました。
裏に変な名前があります(笑)。それもどっかで見たような。
しっかり「クニヒロ」って書いてあります。
おいおい。登録商標違うんかい! 流石に突っ込みたくなりますよ。ビタミン剤にも風邪薬にもクニヒロさんがいる? いったいこの会社、クニヒロって名前を幾つつけたんだ?
当然ですが、全て皇漢堂製薬株式会社の商品です。
う〜ん、意味がわからん????
「風邪薬のクニヒロさんね」「ビタミン剤のクニヒロさんね」「鼻炎薬のクニヒロさんね」(これも皇漢堂商品で実在します)ってことなんでしょうか?
薬剤師や開発者の名前? にしたって全部同じ名称にしたらややこしいでしょうに。
だったらクニキチは何? 息子? 婿養子? 薬剤師の弟子?
う〜ん、よくわからん。しかもネットでは結構評判がいい薬やビタミン剤に付いてる名前。価格も安いし。
わからないので今回のタイトルは「愛しのクニヒロ様」と付けました。クニヒロ様のイメージとしては大奥(笑)かな?と・・・。
さあ、そろそろクニヒロ飲んで寝よう・・・。体力が限界です。
ps.
大奥って漫画は面白いのでお勧め。もし大奥が女の園ではなく、男の園で男と女の立場が逆転したら、ってお話になっています。今後、好奇心の館で様々な漫画や書籍の書評を書こうと、Amazonにアフィリエイトの申請を出してます。
映画や漫画の場合、著作権の問題があります。一般人にはイラストや写真が使いにくいので。Amazonに登録出来たら一部はブログやホームページで使えるようになります。正式に認可が降りたら好奇心の館も徐々に更新します。
2010年01月08日
谷口信行