改訂版「正しい催眠誘導の方法」あとがき
最初にこのテキストを書いたのは1997年
時折、おかしなことを言ってくる人がいるので。前もって、この「あとがき」で解説しておきます。
1996年に大阪、心斎橋で開業して事務所を持っていました。
最初は依頼者がまったく来なくて。ミニコミ誌やタウン誌にも催眠術の広告とか宣伝は出来なかったですね。事務所を構えてても意味がなくて以前の依頼者からの口コミでしか人は来ませんでした。
ニフティ・サーブ(現在のニフティの前身)通信に紹介文を載せてました。
ところがすでにおかしな連中が居座ってまして。催眠を神秘の秘法だの、多額の費用を払って会員になれば優遇制度がある学位を認定してやるだのと言ってて。催眠だか宗教団体だかわからないようなのが偉そうにしていました。
そういったのと一緒にされることを嫌ってインターネットにホームページを持ち「催眠とはそういったものではないんだ」と書いたのがスタートですね。
ネットで依頼を受けると日本国中からメールが届くので結果として出張専門です。事務所を開いていても何の意味もなくなったので閉めることに。
閉めて身軽になった途端にテレビ番組等から依頼を受けるようになって。
当時は大阪に住んでいたのですが、自宅にいることのほうが少なくなりましたね。
なぜか施術依頼よりも講演依頼とか番組出演とか指導依頼が多かったのでラポール用に作っていた何枚かの説明書と、自己催眠に関する記述を利用してテキストにしました。
それが原型です。希望者に無料で配布したのですが「お金を払ってもいいからもっと深く内容を詰めたものが欲しい」と言われるようになって追記と改定を繰り返しました。
数枚から数百枚にも増えましたが、元は依頼者の不安感を軽減するためのものでした。
私が「催眠術」のテキストを最初に書いたのは1997年です。
これまでに何度か、
「あんたのテキストは誰々先生のパクリだ!」
って罵るメールを送ってくる人が何人かいたのですが(笑)。
そりゃ酷い言いがかりですよ(笑)。1997年にはそのインチキ教祖みたいな催眠術師くらいしかいなかったので。「催眠誘導」を真面目に教えようとかテキストを作ろうとか、配布していたのはウチくらいしかなかったのです。
ウチでのテキストセットの購入者は1000人以上はいますから。
それを参考にした人が多い。
何しろネットでサイトを開設、催眠や心理相談を専業として20年以上です。実演であった人や催眠をかけた人なら数千人どころじゃありません。
途中、番組出演や講演会、イベント参加などがあったため、私が書いたテキストとか実演が、ある種のスタンダードになってしまった感はあります。
文章を自分で書けない人はね。他人の文章を適当に抜粋したり丸パクリするんですよ。その方のテキストよく眺めてください。私の作った造語とか「誤字脱字が」結構ありますよ?
私がパクってるんじゃなくて(笑)。あなたが先生と崇めてる人が盗人ですよ?
文字を打つ、書く時の癖ってのは抜けないものです。
今回無料公開したテキストと「私のホームページ」と。
「私は催眠術の大先生だ!」とか「特殊な方法を知っている、教えている!」と言い張っている人々の文章を。よーく比べてください。
どっちが本当のことを言っているのかは見比べればわかります。