広告収入ねぇ? 現時点では一日に数円程度

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Google ロゴ入り2超合金ニューZ

サイト運営から20数年間、当時と今を比較すると

悩ましいのはモチベーションの保ち方

Google AdSenseの広告の出し方や認定方法が変わったようで。最適化案ってボタンを押した瞬間からサイトが一気に広告だらけになってしまい、どうするか思案中。現在、テストは切りました。

作り置きの回転寿司か、完全受注の板前寿司か?

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数日前にサーバーの再移転を終えたばかりなんですが。

ウチのサイトはWordPressを使って構築するようになっています。HTML、いわゆる昔ながらの静的コンテンツを使って書き出す方式よりも遅いのです。

動的コンテンツと言いまして書き出される情報は一旦、データベースと呼ばれるものに収納されています。

誰かがサイトにアクセスした瞬間に「そら、客が来た!」とばかりに大慌てで書き出す方式。

本来なら十分に足りてるはずのサーバースペックでもWordPressのような「へいらっしゃい! ご注文ですね!」とお客さんが到着してから寿司を握り始める方式だと1テンポ遅れるわけで。

言い換えるなら従来式のHTMLは「最初から握った寿司が」並んでて、お客さんがそれを選んで食べる方式。いわゆる回転寿司だと思ったほうがわかりやすい。WordPressのような方式は「注文が入ってからネタを握り始める」方式で。手間とかある程度の時間がかかるのです。

回転寿司に対して調理する人、つまり板前が「カウンターに立っていて注文を受けてから握るから」板前寿司って表現があったりします。若い世代の方はこの言葉、知らない人も多いでしょ?

回転寿司のチェーン店であっても最近は液晶パネルで注文出したり。特別メニューとか旬の食材を使った商品はテーブルでは回っていなくて。店員さんに直接、頼むこともありますよね?

手軽さだけならコンビニやスーパーでお寿司買ってもいいわけで。ところが新鮮さが足りないとか自分の好みではないとか。だから回転寿司であっても好みのネタを別注文できたりします。

店側からすると「廃棄率を下げたい」とか、仕入れが難しくて数が用意できない旬の特別商品を。先にきたお客さんだけがあっさり食べ尽くしてしまって、残りの人が食べれないとか。後半だけ店が暇になったり冷蔵庫が空っぽになることを予防しようってことにも繋がっています。

ネットの場合はネタが腐るわけではありませんから(笑)。

写真やコンテンツは本来、作りおきでそのまま設置、ずーっと回しておけば良いって話になります。

20数年ほど前のネットを取り巻く環境

えーっとHTMLをわかりやすく言うならば「阿部寛方式」です。

阿部寛のホームページ

私と同世代で同じ学年です。彼が超シンプルで圧倒的に読み込みの速いホームページを持っていることは有名ですが、おそらくこれは当初ご自分で作ったんでしょうね(笑)。

思い入れがあって残してあるのかも。当時、流行っていたフレームや作り方そのもので私が始めたホームページとそっくりです。

MacならPageMill(ページミル)ってソフトウェアがAdobeから出ていまして。Windowsならホームページビルダーかな? スタイルシートが無い時代の素朴な手法のままです。

ファビコンもアイコンもなーい。もちろんアイキャッチも設定されていません。そういったものを誘導とか目立つように設置してサイトの目印に使うようになったのは何年も後なので。ネットでずっと更新しながら活動したり、本格的にサイト構築を勉強した人以外は知らないでしょうね。

当時はそういったソフトウェアを自分で買って。自分で撮影した写真を貼ってサーバーにFTPソフトを使って手作業であげるってのが一般的だったんですよ。

阿部寛さんが当時のやり方で今もHTMLで作ったプロフィールを上げ続けている気持ちも多少はわかったりします(笑)。読み込みは速いし自己完結できる。一々、メンテナンスする必要がないし、実際にそれで今も高いヒットを取り続けてるサイトもありますよ?

連絡をとったりプロフィールを紹介するならそれで十分です。テツandトモという芸人さんのホームページも私が以前、作ったものと似ています(笑)。

私の場合もホームページから依頼を受けて現地に向かったり講演や出演を受けるきっかけにもなりました。

WordPressのほうが脆弱性もありますし、PHPやプラグインの更新もしなければならない。維持費もかかるので、シンプルな初期型のHTML方式のほうが優れている部分もたくさんあるんですよ。

じゃあなんでそんな面倒くさい方式が流行り始めたかというと、そこにはネットを取り巻く環境の変化、ブログやSNSの発展、スマホなどの通信機器や撮影機材の変化があります。

ネットがいわゆる新聞とか雑誌と違うのは「そこに柔軟性や即効性」があって。ネタが新鮮だってことなんですよね(笑)。

上に「ネットは腐るわけではない」と書きましたが現実的には違います。ネットの情報も腐りますよ? 情報が新鮮だと即効性があるため、見る側の期待値とか熱意の量、瞬発力が違うんですよ。

エロとか趣味とか、動機はそれぞれでもそれがパッション

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スマホが発達してネットに上げることが簡単になりましたが、インターネットが開始された当初は写真をわずか1枚、撮影してネットに上げるだけで大変でした。

まずスマホも携帯カメラもない。デジカメは巨大で高値、おまけにバッテリーがすぐ切れる。ニッカド電池ですからね。画素数も少ないのでフィルムで撮影してスキャナーで読み込んでた猛者もいました。

50歳過ぎたおじさん連中ならご存知かと思いますが、そもそもは海外のアダルトサイトで無修正の全裸写真を欲しがって(笑)。高いパソコンとかプリンターをローン組んでわざわざ買って、ふっといケーブルで接続したりですね。

当時はまだUSBとかWi-Fi、高速IEEEなんて規格もありませんから。

SCSI(スカジー)って言う「誰かの首でも締めるのか?」ってぶっといケーブルがありまして。2cm近い太さケーブルでパソコンとプリンターを繋ぐ必要がありました。

Amazonで今も売ってるSCSIケーブルは改良が進んだもので。多少、スタイリッシュになっています。もっと太くてごつい金具が付いていましたね。

どこかから写真をダウンロードするのに一枚で数十分かかったり。ブロードバンドとか常時接続なんて概念がなかったので一般電話回線です。当然ですが有料ですよ?

面白いものでそれでもまだ見ぬ何か、日本では閲覧の難しかった「色っぽいコンテンツ」に多くが反応します。当時としてはバリバリに新鮮なネタだったんですよ。それに食いついて多額の費用をかけた若者、サラリーマンやおじさんが居たわけです。

私のような職業や仕事についているものが専門用語を用いると。これを「リビドー」と言います。

パッションとは情熱とも訳されますけどね。衝動、情動、性的欲求までを含めて人は行動的になったり大金をかけてでもシステムや機材を買い揃えよう、勉強しようと思うのです。

ネットに繋いでプリンターで印刷できて初めて一人前って言われた時代もあったんですよ(笑)。嘘みたいでしょ? 当初は携帯に写真機能どころかメール機能もありませんでしたので。スマホにフルブラウザがついてて気軽に検索できる現代とは状況が違います。

ネットに情報公開するのも今ではHTML(静的コンテンツ)ではない。ブログ形式やSNSが流行するようになると相互リンク、お互いを手作業で認定したり一々、ファイルと作ってサーバーにあげるより、手っ取り早くソフトウェアとかシステムで自動化しように傾いていきます。

宣伝とか広告とかリンクとか柔軟性とか

SMS風のアイコン「いいね」ってボタンを押して支持を表明したり。流行りのものがタグとか検索ワードでわかる。今ではそれを総称して「トレンド」と表現します。

急上昇ワード、トレンド分析が商売の方向性やコンテンツ、テレビ番組やアニメ、映画にも直接影響したりします。大きなプロジェクトになるとTwitterやSNS担当がいて一日中、スマホやパソコンに張り付いて何かを書いたりトレンド動向をチェックしてます。

映画やアニメ、商品開発やグッズ販売でもそれが重要になるので。昔ながらのHTMLで「ウチはこれだけしかネタは無いよ!」で放置しておくわけにはいかないのです。

新しいものが自動的に流入してくるシステムやプログラムで制御して情報、宣伝を流したい。

単なる一般人、普通の人とか市井の人のホームページとかブログとかTwitterに。宣伝を打って広告料を取ろう、販売で儲けようって企業が現れます。

それが、あっという間に世界の巨人になったGoogleなどですね。

ネット世界に宣伝広告を持ち込んで。既存のマスメディアとは違う形で柔軟性、即効性、話題性、「トレンド」を発信するようになったのがGoogleとかYouTubeとか。

販売の世界ではAmazonなどになるわけですね。

タグとかアイコン、バナー広告を自動配信するってシステムがスタートしたので。結果として以前からあるHTML方式ではなく、ブログ形式とかWordPressのようなやり方が都合が良くなりました。

HTMLだと自動化が難しい。読み込みが早いのはバックグランドで動いているプログラムとかよそからの読み込みファイルやバナーがないから。ワードプレスの低速化の原因の半分以上が、そのブログが置いてあるサーバーではなく「アフィリエイトやアドセンスで引っ張ってくる」広告ですよ。

だから同じサーバーで。阿部寛方式にしたら驚くほど速くなります。ぶっちぎりでしょうね。

広告収入で利益を得たい。結果としてWordPressのような無料でオープンソースで提供されているブログソフトウェアに人気が集まります。猫も杓子もWordPress。なんとアフィリエイトをやってる人の約80パーセントがこのソフトウェアを使っているとの統計もあるくらいです。

WEBサイト全体のシェア率は30パーセントに留まっているのですが。企業ではない個人とかアフィリエイターにとっては別格です。企業がフリーのオープンソフトウェアを用いづらいのは攻撃のターゲットにされやすいからですね。個人情報とかクレジットカード情報などが漏れると大変なので。有名企業には専任のWordPress担当者をつけるか、最初から独自開発でサイトを構築してます。

個人サイトでショッピングカートをつけていないなら、侵入されたって大したことはない。

自動配信にすると断る方法がない

宇宙人のアイコンウチもせっかくWordPressにしたのだからと、Google AdSenseで広告配信を入れてみたのですが。問題がてんこ盛りです(笑)。

まずコンテンツが特殊なので。年数だけは経過している古いサイトで最古のドメインだったりもします。一時は番組出演等もやっていたせいか、カルト系とか怪しげな団体、占いとか「インチキ臭い催眠団体」から目をつけられやすいんですよね。

Google AdSenseの設定「広告の許可と設定」でせっせと蹴っていますが・・・。ゲッターズ何とかとか、自称前世が見れるおデブの金髪ジジイとか、何とかの母みたいな占い師から「瞬間で力が抜けて病気が治ります」とYouTubeで煽ってるいかがわしい整体師? まで様々な連中が押し寄せてきます。

体調が悪くて伏せっていることがあって。久しぶりに自分のサイトを覗いてみるとそういった連中の広告がガンガン載ってる。常に監視して即座に削除ってのは難しいですね。

そういった連中が大嫌いでイベントのお誘いもきっぱり断っているほどなのに・・・。「ウチのイベントに呼んでやるから喜べ」と言わんばかりの高圧的な内容のメールを過去に何度か送りつけられたことがあったので。そういった連中の名前を聞くだけでもいい気分はしないです。

私が個人的に好きだったのは島田紳助さんで。彼のキレのあるトークだけではなく、旬の過ぎた芸人さんや売れない俳優、タレントさんを再利用して格安で番組を作り上げる企画力と手腕に驚いてました。若い頃、食えない時代に大阪北新地で仕事してた時にお世話になったのはオール巨人師匠ですね。

その人達が一線から退いている今、私は芸人? とか占い師、霊媒師が集まってやってる番組とかイベントになおさら興味がありません。

島田紳助氏が元気な時は多少は近づけるかと思ったので(笑)。陣内君の仕事は受けて顔出しに行ったんですけどね。藤原紀香さんとの結婚式の前でした。

いっそ阿部寛方式に戻すか、Google AdSenseそのものを取り辞めるかと思っています。

最適化、ってボタンを試してみたら馬鹿みたいに広告が入るようになってて。同じページに2段とか3段で連続して並んでる。占い師と整体師だらけ。Googleも今が過渡期で試行錯誤しているのでしょうが・・・。自動配信の設定はもうちょっと詰めて欲しい。

占いとか怪しげなお金儲けとか、洗脳? まがいの内容とか整体師などは最初から広告設定でできるだけ配信停止にして蹴っているのですが。何度でもカテゴリーを変えて、本来なら占いとか整体ではない場所に移動します。

当然、Google AdSenseの規約違反でカテゴリー無視なのでしばらくすると削除されますが・・・。それでも隙間を通り抜けて執拗にあちこちに貼ろうとするから始末に負えないですね。

長く放置してたせいもあってヒット数もたかが知れている。一日の広告収入なんて数円程度ですよ(笑)。そういったいかがわしい内容とかカルトまがい、詐欺とか「自称、高名な占い師」「テレビで名前を売った霊媒師」は広告料、クリック報酬も高いようです。

それを全部、断っているんだから私への支払いが多くなるわけがなーい。わずか数円のためにここまで不愉快な思いをするくらいならいっそ、全部を取り辞めてしまおうかとも思うわけで。

まあ、新サーバーに移転したばかりですので、しばらく様子見します。最適化案ってボタンを停止しても4時間位は自動配信されるそうで。どうしようもないですね。間違って占いのボタン押したりとか整体師のサイトに誘導されないようにお願いします。

閲覧者や訪問者の方々にはご迷惑をおかけしますが、少しの間、ご辛抱を。

2018年09月12日

谷口信行