ガングロコギャルを更生させる2

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コギャルが幼児に?

コギャルは恐い?

私はコギャルって「恐い」と思い込んでいました。見た目がアレでしょ!? 頭が悪いとか、どこか恐い印象も強くあります。

実際にはね、催眠誘導を行っていると素直で良い感じの子も多いですよ。自分を守るためにああいったカッコで防衛しているんじゃないんですかね?

中には本当に問題ある奴もいるんでしょうが、そんな子はテレビに出にきたりしないんでしょう(笑)。

「ミホとサオリ」(2000年当時の学校へ行こう!の人気コーナーだったものの一つです)のサオリって女の子の受け答えやつっこみの上手さにもビックリしますが(笑)。今どきの10代ってあんなに鋭いんでしょうか?

私があの世代の頃、あんなに受け答えが上手かったかな~と悩みますよ。

彼女達なりの言葉遣いですから一見、粗野にも乱暴にも感じるかも知れませんけどね。頭が悪いとはどうしても思えないですよ。

一瞬で「キモい~」などとつっこんでいると、間(タイミング)の取り方が大阪の漫才師より「上手い!」と感じる時もある。

なんであれが「素人」なんでしょう!? 不思議だ?

私はなぜか、高学歴で東大生の「マサーシー」などのほうが、頭悪そうに感じます(笑)。

番組を見た方が、時折メールで送ってくる私に対する印象が「人が良さそう」とか「穏やかそう」ですから、映像と実際とはやはり異なって見えるものなんでしょうか?

彼についても、映像のマジックなんですかね?

皆さんはどう思いますか?

やっぱり直接、会ってみないとわからん?????

アレは「本当かどうか」?!

最近ね、番組を見た人から「アレは本当なんですか?」と言われますが全てが本当ですよ。

先程、収録(今回の分ではなく、次回の分です)の打ち合わせから帰ってきましたが、V6の森田君も友人やスタッフ、タレントさんに「どこまでがホント?」と聞かれるらしい(笑)。

確かに一部は脚色がありますよ。私は催眠を行うプロですから誘導ができるのは当たり前です。森田君は素人ですから、彼が全ての誘導を一人で行っているのならおかしいです。

ですから、催眠の事前に行える準備は全て私が行っています。危険を避ける義務がありますし、トラブルの予防、異常反応をみせる被験者を避ける意図もあります。そのために私は参加しているのですから。

具体的な暗示を与え、相手が「動く」直前で彼とバトンタッチします。

ま、当たり前ですね(笑)。それを「やるな!」とか「そんな部分が入っているならヤラセだ!」などと言ってくる人は、ご自分でやって下さい。バラエティなんですから。ましてあのコーナーのメインは剛君です。私が必要以上に全面に出たり、目立っても仕方ないんですよ。

催眠という現象には確かに不思議さも凄さもあると思いますが、そこの部分ばかりあまりに強調してしまえば、番組の主旨が変わってしまうと思いますし、恐いと思いますよ。

ただでさえ「催眠」というと興味本位でオドロオドロしい映像になりがちです。

抑えた部分も必要なんでしょう。おちゃらけや冗談も挟んで、森田君を全面に押すなら、多少は軽くて楽しい絵面にもなります。それらは演出というよりは、スタッフや関係者の、明るくて楽しい映像になるような配慮、と考えればいいでしょう。

これは参加する前に私から念入りにお願いしたことですが、催眠現象そのものにはまったく手を加えていません。そこをやってしまえば説得力がなくなる。私のような技術者を呼び寄せる必要もない。役者で十分でしょう。

また森田君自身も忙しい中、きっちり練習してくれたので一定のレベルにまでは上達しています。

被験者(一般参加者)の反応が鈍いとか、かかりが浅い場合には私が手伝っている、ということですね。収録の場合、時間にも費用にも限りがありますから。

退行催眠について

女の子 アイコン今回の番組で「三才児に戻る」って暗示を行いました。番組中、森田君に「視線を下げて」と言ったのは、子供と同じ状態になれば大人が見下ろすのは恐く感じるからです。

退行催眠を何度もあちこちで行った人でないとわかりませんが、子供は、見知らぬ大人にいきなり話し掛けられると「人見知り」するのが普通なんですよ。

相手の雰囲気によっては脅えたり泣いたり、言葉が出ないこともよくあります。

ですから実際の子供を相手にする時と同じく、視線を下げて優しく話し掛ける必要があるのです。森田君に指示したのはそういった意味があります。

番組をビデオに撮った人は観察して下さい。コマ送りにするかスローで再生すれば被験者の身体が小刻みに震えているのがわかると思いますよ。あのまま放置すれば泣き出しそうだったので、そこで止めました。連鎖反応が起こると収拾がつかなくなりますからね。

番組の関係者にすれば、そのほうが「面白い映像になった!」と思うのかも知れませんが(笑)。催眠に「かかったフリだけする人」だけが集まっていたのなら関係ありませんが、しっかりかかるとああいった現象も起こります。

私は専門が心理学であり、カウンセリングも行います。児童心理学も学んだ経験はありますし、実際に何例か(おねしょや児童の虐待などです)担当したことがあるので、とっさにああいった指示を出すのです。

仕事で色々やってるうちに自然に身に付いてしまいました。

今回はよくかかった(笑)

今回は全体によくかかりましたよ。

前回、かかりが浅くて苦労した部分があったので、今回は「特に」念入りに行いました。

収録の冒頭で、番組ディレクターが私の態度や雰囲気を見て

「今日はやる気満々だなー」

と感じたそうな(笑)。

そりゃ、そうでしょ?

催眠の失敗はかなり凹むモンですよ。まして、自分がプロとして参加し、大勢がそれ(私の腕や技術)を頼りに動いている、と思えば尚更でしょう。そのプレッシャーはかなりのものになります。

以前に他の番組で雪山ロケやったことがあります。

スタッフや他の参加者(タレントさん)は遠足気分ですよ(笑)。早めに終わってスキーでもしよう、って話してる。ところが私のほうはそうはいきません。

要するに催眠に「かかるかどうか?」は被験者や環境にも左右される。雪が降ってたり雨が降ってたり気温が異常に低ければ当然、成功率は下がる。

同じような環境でかけた先生がいない、同じようなロケをやった番組がなかったのはそれがいかに難しいかを語っています。私が失敗すればそのまま番組はお蔵入りになることを示すのです。流石の私もちょっと弱気になりロケバスで現地に向かう途中に「なあ、これでいいんか?」と関西弁で愚痴をこぼした経験がある(笑)。

今よりもスキルも経験も少なかった頃ですから。緊張しまくりですよ。

マジシャンのほうがまだマシだわ。事前にネタ仕込めるもの。

視聴率、良かったらしいです(笑)

内容についてはいつものように「バッサリ」カットしてあります。

何時間も汗だくになって撮影や収録は行われていますが、使われるのはほんの数分です。どんな番組もそんなモンなんでしょうけどねー。釈然としないというか、もったいないと言うか・・・。

講演などで被験者の中からかかり易い人を選び出したり、明確な効果を引き出すのはかなり苦労します。ですから通常は催眠番組の収録ではすごく時間もかかりますし出来るだけ、現象の部分はカットしないで欲しいとねがうでしょう。それだけ深くかかる人が少ないということなんです。

幸か不幸か私が催眠をかけに行った時はカットできるだけの量が撮影できています。

そうそう、収録の打ち合わせにいったついでに視聴率の一覧を見せてもらいました。

「学校へ行こう!!」は全国ネットの視聴率調査においてPM8.00台ではトップの視聴率なんですって。

※2000年当時の調査状況です。

ビックリしました。ウチのコーナー(GO森田のサイキック教師)も瞬間視聴率では20パーセントを超えてます。驚きました。

凄い話ですね。

外歩いてて指さされたり、女子高生がキャーキャー騒ぐことがありましたが、これがテレビの威力なんでしょうね(笑)。ありがたくもあり迷惑でもあり、普段通り電車やバスに乗っていて変なカップルに「あの催眠術の奴だ!」などと言われると「誰が奴やねん!誰が!」と突っ込み入れたくもなる。

視聴率がいいのは良いことでしょうが、個人的には何とも言えない(笑)。

たぶん、催眠のコーナーという分野にだけに限ってなら過去最高レベル。これだけ視聴率が良かったのは催眠という現象の不思議さと、V6森田君の人気、スタッフや関係者の地道な努力のおかげでしょうね(笑)。

次回の予告

取りあえずこの催眠のコーナー、もうちょっと続けるつもりらしいです。私も次回の収録に入ります。

私は現状に置いては「安くて便利な催眠術師」ですからね(笑)。当面、私の参加も続くでしょう。

欲を言えばもうちょっとギャラが欲しいかな?苦労の割には実入りがありませーん。まあ、私の場合、半分は私個人の技術や内容の宣伝を兼ねますからね。仕方ないか?

※これも2000年当時の感想です。この後、私のギャラは少し上がりました。

次回の放送は多分早くても3週間くらいは後になるんじゃないですかね? 7月の冒頭くらいが有力でしょう。決まったらまた載せます。

次回からはガングロメイクを「落とす」のではなく、他の形での展開を考えている模様です。打ち合わせではこれまでとは違う路線で話が進められていました。

実際にそれが「できるかどうか?」について、私に不安がない、と言えば嘘になりますが、それでも何とかしますよ。これまで何度も不可能といわれたロケを成功させてきましたから。

詳しい内容については内緒です。またどこかに物まねされたり、企画をパクられたりすると困りますからね。生き馬の目を抜くと言われる世界ですので、何が起こるかわかりません。

放送日を楽しみにしていて下さい。

毎回、大変ですよ

への字口 アイコン収録の度に胃が痛いわ。

簡単に見えるんでしょうけどね。やってみればそうそう簡単ではないんです。ディレクターもADさん、タレントの森田君も、毎回「やっててヒヤヒヤする」「成功するかどうかドキドキする」と言います。

どんなに万全を期して丁寧に行おうとしても、催眠の収録の場合、相手次第になっている部分は否めませんからね。内容が一部でも変われば、成功するかどうかの確率はガラッと変わってしまいます。

毎回、皆、祈るような気持ちで(笑)収録には参加しています。

誰かがどこかで行った内容について外から眺めて悪くいうのは簡単なんですけどねー。

一部のホームページとか番組なんかで悪口言ったり、自分ならもっと上手くやれると吹聴している人もいるようです(笑)。

だったらやってみなさいって。実際にはそんなに簡単ではない。

ちょっとどこかに出かけて何かをやっているのではない。実際には多くのスタッフ、参加者、タレントさんや多額のお金が動くのです。失敗は許されない。参加者の安全も守らないといけないし、スケジュールの都合もある。そのどれもが大切で噛み合ってこその番組なんです。

長くどこかの番組の収録に参加し、色々な現象を行ってきた方ならわかると思います。

ただの素人とか催眠についてネットで聞き齧った程度の人間には、私の苦労や用いられている技法や内容、知識についても理解できないと思いますし、もちろん現場のスタッフや関係者の努力や気づかいなども決してわからないと思いますよ。

餅は餅屋。私は催眠を職業として実際に何度もカメラの前で誘導に成功し、多くの人々に実演を繰り返してきた側です。私にしかできないこと、私しか知らないことも当然ある。

現実を知らないだけです。そういった人の多くは自分ではやったこともないのに「できる」つもりになっているだけです。本当にできる人なら、どこかに呼ばれて成功させている筈ですよ。

ある意味では、格闘技「オタク」やサッカーなどのスポーツ競技「オタク」と同じ意味ですね(笑)。

どこかの収録に参加して実際に何かを行ったことのある人なら、おぼろげにでも意味はわかるでしょう。そういった人、つまり本当の意味でのプロが内容について悪くいう筈がありません。

その大変さ、難しさを「お互いが」プロとして知っているからです。

私も参考にします(笑)

そういった分析を行う人の言い分が多少なりとも本物なら、私と同じくどこかに招かれ、堂々とそれを証明できる筈ですよ。しない限りはただのアマチュアです。アマチュアとプロは違うんですよ。自分の発言に何の責任も負わず、自惚ればかりで自信満々な人が何を言っても相手にされませんよ(笑)。

ましてネットではね・・・。ネット弁慶と表現されますが、匿名でだけ偉そうとか他人を中傷する時だけ元気な連中もいます。ですが実際には社会で相手にされない人が多い。

理由は簡単で責任を背負っていないから。匿名で書くなら誰だって出来る。自分の書き込みを「事実かどうか?」証明する必要すらないのですから。

自らの技術や内容をどこかではっきりと証明を行ったこともない相手が誰かを批判するなら信用してはなりません。それは殆どの場合、中傷であり誹謗です。

私はずっと実名でホームページを開設し、講演会(公演含む)をやって指導もカウンセリングも番組出演もやってきました。

私にしても初期の頃、ホームページの内容を色々な人(特に番組出演している先生)と比べられました。内容についてもインチキだ嘘だ、とも言われたものです。

私は私が言っている内容や経験、理論や「技術」が嘘ではない、本当に「ある!」ということを、あちこちの講演会や実演、番組に参加して実際に行い実力で証明してきました。

厳しい環境、条件設定での挑戦もあった。今考えてみれば「なんであんなにムキになったんだろ?」と首をかしげることも頻りですが(笑)。

少なくとも私はこれまでに自分のホームページで、「アイツ(あちこちの番組に出演していた先生)より、私のほうが凄い!」などといった恥ずかしい文章は載せたことがない、と思います。

まあ、ウチでやってた心理テストや書かれた内容を「そっくりそのまま」盗用してた馬鹿については、多少責める言葉も載っていますが(笑)。

実証しなければただの負け惜しみに聞こえますし嫌らしいだけでしょう。まして匿名でホームページを運営しながらとか掲示板で他人の中傷を行うのは最低です。

中学生じゃないんですから(笑)。

ですからそういった方向の内容は一切書かず、自分の経験と考えのみでホームページを綴り、苦労を重ねてあちこちに参加し自分の力で証明してきました。

おかしな連中、HPも増えたので注意して

今もネットで検索すると怪しげなホームページに辿り着くことがあります。

賢明な皆さんは信用したり近づいたりしないように。書かれている内容がおかしかったり主張が異常者に近いものもある。

インターネットに対する関心が集まり、利用者が飛躍的に増えた現在では彼らの言い分とかやり方を無条件に支持したり鵜呑みにする人は減ったでしょうが、それでもよくよく注意は必要です。

私の所にもいつまでも一部の連中が執拗におかしな行為を繰り返しています。

マルチ商法まがいの勧誘をやっていたり、会員一人を紹介して幾らとか、若い女の子を紹介するとか事業で成功するなどと煽る連中は面白いですね。

彼らは何年も前からそう煽っていますが、未だに自分達自身が「成功者」になっていませんよ(笑)。むしろネット社会において徐々に劣化しています。

彼らは年齢の上昇と共にどんどん古臭い知識になってきています。努力を重ねて進化するのではなく、私が何年も前にやったコーナーや、ホームページに載せた文章の焼き直しをやったり、その内容で番組に売り込みをかけたりしてる連中もいるそうです。

もう50歳過ぎてその有り様の人もいます。若い世代はそういった恥ずかしいおっさんにならないように。

彼らは自分達に独自の技術や知識がないために次に何をやったらいいのかわからないのでしょう。常に誰かから盗み、誤魔化し、嘘をつくことばかりに熱心です。

もし私と同じく独力で自分の技術を証明し、実力で何かを証明しようとする若い世代、新しい技術者が生まれるなら歓迎します。

そういった人がどこかで証明を行うなら、私もぜひ今後の参考、励みにしたいと思います。

番組のファンの方は、また次回の放送を楽しみにして下さいね。

※このコーナーの掲載は出演当時に番組関係者から許可を得た上で行っています。関係者各位の寛大な対応、ご好意に感謝します。内容の転載、流用を固く禁じます。

サイトのリニューアルで読みやすくするため一部加筆修正しています。 

2000年05月30日 初稿

2009年12月19日 加筆、修正

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