芸名、ペンネームが「nobee谷口」

芸名がnobee谷口です。1999年にnobee.comドメインを取得してます。
公式サイトはnobee.comとTwitterだけで他とは一切関わりがありません。

芸名をつけた番組

パーソナルスペース 心と身体の距離

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触れられる距離に安易に入らない 過去の出演、実験

アメリカで実際にあった話

手紙を加えた犬

私も元はセールスマンで営業出身者ですから(笑)。皮肉なことに番組出演でも視聴率は良かったようで。接客業でも売り上げがトップだった期間は長いです。

相手を自分のペースに巻きむには「まず注意を惹き付けておいてから」あっさりと帰る、これが重要です。

そこまでが「最初のステップ」なのです。

ここを理解していない人が多い。長く居座っちゃ駄目なんですよ。

先の区分に当てはめると、1から6には一気に飛べませんが、2から3、3から4に飛ぶことは可能です。

また、それを意図的に加速することも可能なのです。

アメリカで実際にあった話なのですが、ある男性が女性に一目惚れしました。彼女とどうしても付き合いたいと考えた彼は、彼女の住所を突き止め、毎日毎日、熱烈なラブレターを送り続けたのです。

彼が彼女に手紙を送り始めて一年が過ぎた頃、彼女は結婚しました。それも彼の送った手紙が縁で・・・。しかし、結婚した相手は熱心に手紙を送り続けた彼ではありませんでした。

賢明な読者は、もう結末にお気づきでしょうか?

そう、彼女の結婚した相手とは彼女に毎日熱烈なラブレターを届け続けた人、すなわち郵便配達人だったのです(笑)。漫画みたいな実話ですが・・・。割と有名なお話です。

郵便を配っていた人(配達人)は仕事の途中でもありますし、毎日長々と彼女と世間話しをしていたとは思えません。せいぜい一言か二言を、配達のついでに交わしていただけでしょうね。

ただそれが普通と違っていたのは、ずーーーーーっとそれが続いたことです。

一日もかかさず、せっせと手紙を書いた「誰かさん」のおかげで、二人は毎日顔を合わせることになったのです。それが縁となってゴールインしています。

依頼者男性
手紙だけの男

そんなバカな!

面白いと思いませんか? 先に「相手に気に入られたいならヒットアンドウェイを」と書きましたが、それを地で行く形になったんですね。

これは、ご本人「達」が意図したものではないというのがポイントです。

雨の日も風の日も・・・。ごく自然に毎日、寒い日も暑い日も欠かすことなくそれは一年間続いたのでした。

きっと手紙を手渡す時のほんのわずかな瞬間、会話が楽しみになったんでしょうね。

それは上記したポイント、つまり「長時間は話し込まない」「回数が多いほうがいい」「相手とは直接面談する」に全て当て嵌まってしまっています。

手紙を直接手渡していたのなら、ごく自然にパーソナルスペースにも入り込んでいます。職務ですからね。それも毎日。通常であればそういった機会はなかなか得られないのです。

ポストマンの男性の勤務態度とか人柄も知れる。

あとでその事実を知った男は、きっと悔しがったことでしょう(笑)。

この話が後の世に語り継がれているのですから。手紙を書いていた本人の耳にも入ったのでしょうし、結婚したお二人も「彼には」感謝していたと思いますよ?

現代社会に喩えるなら、電子メールやスマホ、LINEやTwitterだけではダメですよ? 

面倒臭がったり照れて恥ずかしいからと逃げるのではなく、相手とは直接、会いましょう。

相手は機械でもゲームでも自動返信するAIやプログラムでもなく、生身の人間なのですから・・・。

その手間を惜しんだり手抜きする人は、郵便配達人に彼女を浚われても文句が言えなくなります。

相手との「距離」や面談は大切です

世界地図

他にも興味深い統計があります。

恋愛近似値とも呼ばれていますが、恋愛や結婚の八割近くが学校や職場、住んでいる地域が同じなど、よく顔を合わせる人との間で行われています。

人間は遠くの恋人よりも近くの他人、つまり距離は近いほど関係性がよくなり、一度に長時間会うよりも短い時間で何度も会う人の方により強い親近感を覚えるのです。

わかりますか? 何時間も延々電話で話している相手よりも、1日に何度か顔を合わせ、時折声を交わす程度の相手を「好きになり易い」ことを示しているのです。

ちょっと怖いでしょ? メールやLINE、SNSやTwitterが全盛の時代でどこにいてもスマホで気軽に連絡が取り合える、料金を気にせずに話せる時代だからこそ気をつけて欲しいことです。

やはりね。直接、会ったほうがいいんですよ。

遠距離恋愛が成り立ちにくい、と言われる由縁ですね(笑)。

ですから誰かに好きになって貰いたいと望むなら、まず警戒されない相手の遠い位置(サークル、パーソナルスペースより遠い位置で視線の範囲)に入ることから始めましょう。

そこから徐々に近づく必要があります。

便利だからとか面倒だからと携帯電話や手紙(メール)やLINEだけで済ませようそしたり、ブログやTwitterを確認してただ遠くから見ているのではなく、直接相手に会いに行く勇気が必要になります。

思いは伝えなければ始まりません。会って話をすれば、漠然とであっても相手に何かが伝わる場合があるのです。

面談において人間は思っているよりも多くの情報を手にします。

それには表情とか雰囲気、匂い、服装や髪型、話し方とか口調までを含みます。

その回数が上がれば上がる分だけ、親近感や恋愛感情は高まりやすいのです。

職務で手紙を配達していただけのポストマンが、可愛い彼女のハートを射止めたように・・・。きっかけなんて些細なものです。バーチャルとか声だけ、文章だけとはやはり違うのです。

仕事においても時折、得意先に電話だけで済ませようとする営業マンがいるようですが・・・。

心理学的に見ればそのような人は完全に失格です。

仕事において成功している人は「どんなに忙しくても」現場に来ます。得意先や上司、部下も含め「直接挨拶にくる」営業マンはやり手で実績の高い人が多いでしょう。

相手先に滞在する時間の「長さ」が問題ではなく、そこに足を運び相手に自分の顔を「見せる」行為そのものが営業活動の一環なのです。

用もないのに現場に来る、といって嫌われる人もいますが・・・。そういった人は気軽に世間話をするのではなく、現場でプレッシャーをかけたり迷惑なことをするから嫌われます。

夏の暑い時にアイスとか冷たい飲み物を差し入れして去っていく上司とか女性ならどうでしょう? あなたは悪い印象を持ちますか? 物ではなく失敗のフォローに回っていたり、何らかの優しい言葉をかけて得意先や部下の苦労をねぎらっていたら?

それらが、得意先や顧客からの信頼を得るための必要な手順であり、重要なポイントになるのです。

若い人にはわかりにくいでしょうが・・・

茶髪
てごにゃん

直接、顔を見せに行くのなんてめんどくさい。

女子高生の彼氏
ツンツン髪

LINEでグループ組めば簡単に連絡とれるじゃん。

と思い込む人もいるでしょう。

ところが、それだけでは行き詰まるんですよね。

便利なツールは誰だって使えます。面倒だから端折る(はしょる)。確かに時間節約にもなりますし気も楽でしょう。ですが大きなトラブルとか失敗が生じた時にはどうしますか?

誰でも出来ること。簡単なこと。手間がかからないこと。

スマホやLINE、MailやTwitterは確かに便利ですが。そこにだけ依存するなら思いやりとか優しさはなかなか滲まないでしょうね(笑)。足を運ばないでいいなら、他の人だって簡単に出来てしまう。

普段から顔もろくに見せていない人が。LINEやスマホ、メールで「すみませんでした」の一言を送ってきただけだとしたら? あなたが当事者で迷惑をかけられた側なら納得できますか?

やっぱり直接謝りに来いと言われますし、悪いと思ってる方が顔を見せに行くことになるでしょう。

それを怠るなら相手も手を抜きます。手間を惜しんで顔見世すらしない相手ならお付き合いもなおざりになります。失態があれば「別の会社に発注します」と連絡して二度と返信はつかなくなります。

今の若い人には理解しがたい部分もあるでしょうが、どんなにツールとかスマホとか情報機器が発達したとしても、商売とか営業が「対人」であることを忘れないでください。

親子関係に例えるとわかりやすいかもしれないですね。

子供に「餌」(食事)を与えて漫画やゲームを買い与えるだけでは「親」になりませんよ(笑)。

それではペットであり飼い主です。餌を貰う時だけ尻尾は振るかもしれないですが、気に入らないと噛みつきます。何のしつけもされておらず、愛情もかけてないですから・・・。

例えペットであろうともブラッシングしてくれたり、散歩に連れて行ったりする「触れ合い」ある意味では手間が飼い主とか友達とか自分の上位者や信頼していい相手として認識するのでしょう。

手間暇をかける時間、そのための情愛があった上で「しつけ」とか、生活におけるルールや守るべき手順を教える必要があるのです。

ろくに散歩にもつれていかない。頭を撫でてくれるわけでもない。「噛んじゃダメだ」と教わってないペットや動物が、人間と共存できるわけがないでしょう。

愛情も注がず、手順も踏まず「誰が食わせてやってると思ってるんだ!」と一方的に怒鳴る人は、例えそれが本当の親であっても子供は感謝などしないものです。

得意先も顧客も同じですよ。顔も見せずに電話やメール、LINEやファックスだけで命令したり値引きを求める相手を、あなたは快く思いますか?

親近感を持ったり愛情を持ったり、まして特別扱いはしないものです。

チャンスがあれば切ってきますよ。

このサイトに興味を持ち読み進めて来た人であるなら、人間の心が画一であったりロボットのように一律でないことはすでに理解しているかと思います。

携帯やスマホのほうが便利でしょ? わざわざ挨拶になど出向かずともメールで事足りるように感じるかもしれないですね。何かのクレームが生じた時にわざわざ怒られるために出向くとか、馬鹿馬鹿しいことのように思う世代も増えたと思います。

違うんですよ(笑)。便利になったからこそ「出向く」のです。

それで他と差別化もできますし、一歩先に踏み出せる。相手に顔も売れます。

手抜きしなければ良いこともあるかも(笑)

確かに直接、顔を見せる必要のない場面もある。でも、そこに携わるのはあくまで人間です。

パソコンのプログラムならずっとパソコンに向き合って間違わないように数列や記号を打ち込むだけですが、相手が人間となるとそこには感情が生まれます。

感情を和らげたり、相手の心情を汲むためにはどうしても直接会う必要も出てきます。そこには相手の「生の心情」とか感覚があり、見ればわかったり伝わる部分もあるから。

企業で不祥事があるとトップが雁首揃えて頭下げてるでしょう? 

テレビ番組や報道でもおなじみのシーンですが・・・。彼らはある意味「そのために」存在しているのです。

高い金、役員報酬を貰っていて地位や肩書がある。すでに年齢が上昇して財産もあるわけですから(笑)。わざわざ恥を掻くためだけに出てきて深々と頭を下げるなんて、本当なら「偉い人ほど」避けたいですし、そのまま会社を辞めてしまったっていいんですよ。

もう食うに困っているわけではないから。

それを行うのは責務です。自分が会社の幹部であり社員や株主を守る義務がある。

自分だけ逃げちゃえば、困る人が大勢出て、得意先や取引先が倒産するかもしれない。

自殺者が出かねない状況だから頭を下げているわけです。

その姿をあざ笑うのは簡単ですが、意味くらいは理解しましょう。

意味が理解できる人がトラブルを回避できますし、地位のある立場に登ったり、部下の失態や事故から回復して多くの実績を得るのだと思いますよ。

その光景はむしろ、若い世代を守るためでもあるので・・・。企業の幹部が自分のためとか、単なる保身だけで頭を下げているわけではないんですよ?

昔から国同士とか武将が同盟を結ぶ時にも似ています。折衝は部下にやらせるのに、最後に上司やトップが出張ってくるのにはきちんと理由があります。

暗殺の危険性もあります。現にそれで命を失っている例があるのですから。ですが、その危険をおして「自らトップが現地に訪れる」ことで同盟を強化したり、裏切らない、部下や隣国に気概(きがい、覚悟)を示す意味もあります。

「LINEやメールでいいじゃないか」とか「契約書を郵送するだけでいい」のではなく、トラブルの予防や信頼関係の構築、相手の表情や雰囲気、社内のモチベーションや相手とのつながりを強化したり把握するためにも直接面談は時々、必要になってしまう手順なのです。

面倒ですけどね(笑)。相手が「人間である」ということを忘れてはなりません。

相手と直接面談して上手に信頼を作り上げている人は、ミスが出た時にも危機的な状況に陥りにくいですね。「あんたが頭を下げてるんじゃ、しょうがないな」と言って、多少のトラブルやミスは許してもらえることすらあります。

人間関係ってのは面白いでしょ?

反面、「何か売りたい」時や何らかのお願い事がある時にだけ訪れ、しつこく相手にまとわりつく人は嫌われます。自己中心的で身勝手なので優先順位としては後に廻されるのです。

商売も恋愛も同じで、やはり手抜きはいけないということですね。

昔から「女ったらしはマメじゃないとできない」といいますが、心理学上からみれば別に女ったらしじゃなくても、普段からあちこちマメに顔を見せておいた方がいいように思います。

心の距離は身体の距離です。それが顕著に現れるのがパーソナルスペースです。

できれば会った方々、とくに女性に反射的に逃げられたり露骨に避けられるような人間関係にはしたくないですね(笑)。

私もよくよく注意したいと思います。

このコーナーの初稿は1997年、私が開業当初に書いた内容です。年数が経過しましたのでサーバー移転の際に読みやすいようにレイアウトと一部に加筆修正を加えてあります。

► パーソナルスペースの補足、席順の選び方(関連事項)

パーソナルスペースの補足、席順の選び方
最近は検索エンジンが発達して訪れる方が、どういったキーワードをYahoo!やGoogleに打ち込んで到着したかがわかるようになっています。多いのは「洗脳の解き方」と「パーソナルスペース」についてですね。コンパ、位置取りとかでたどり着く人がいますので、そういった方達のために合コン向けの記述を増やしました。

2018年12月11日 加筆、修正

谷口信行

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