2018/12/12改訂
1997/06/01初稿
モテる人=魅力がある人=ライバルの多い人
※このコーナーは1997年にホームページを開設した最初に載せたグループで「パーソナルスペース」のコーナーの続きであり補足です。
できれば先にパーソナルスペースについての解説を読んで下さい。
► パーソナルスペース 心と体の距離
まず最初に単純なお話を。男前とか美女とか色気のある人がいたとして。その人に彼氏や彼女がいない確率はどの程度だと、このコーナーをお読みの方は考えますか?
一番最初にストレートな表現をしてしまうとですね。
モテる人というのは競争率が高く、誰かを蹴落とすなり何らかのタイミングが重ならないと「手に入らない」ケースが多いことになります(笑)。
「浮気を繰り返す女性、男性」のお話をする前に。異性と接触する機会が多くてなおかつ、その接触した相手に。かまってもらえるというかある一定のレベルにまで達していないと恋愛や「浮気」に発展しません。
要するに「モテる」=「浮気する」に直結してしまっていることが多くて。
ブサイクで剥げててチビで。ケチなおっさんなら。浮気もできませんよ?
反対に言えば女性も同じことです。不潔感があったりわがままで浪費家だったり、思いやりがないとか四六時中、何かを食べていて太っているなら。寄ってくる男も少なくなるでしょうね。
浮気されるのが嫌ならば。最初からモテない、つまり異性から相手にされないタイプを選べば、嫌な思いをする可能性や危険性は減ることになります。
そういう話を聞きたい、読みたいわけじゃない!
男前でかっこいい人とか、お金持ちを捕まえたいの!
金銭的に余裕があったり。外見が綺麗だったりかっこいい人は。最初から「浮気をしやすい」性質とか立場にあることをまず理解してください。
真面目で美形でカッコよくて。優しいとか素敵な人も確かに存在するんですよ? おまけに「浮気をしない」人もごく少数ですが実在します。
では考えて下さい。あなたがそういった人を捕まえていたとしたら。外に出しますか?
リード(繋ぎ紐)なしで? 心配でくっついていきませんか?
できれば、ずっと家の中にいて欲しいと思いません? そうなるとですね。そういったごく希少種の「男前や美女」しかも浮気しないタイプはどこかに秘蔵されてしまいます。
幼馴染とかね(笑)。小学校とか中学校の同級生とあっさり結婚して。よいパパとか母親になっちゃって。
恋愛沙汰とは程遠い堅実な人生を歩まれる方が多いと思いますよ?
浮気しないタイプはなかなか捕まらない
まず、そういったものを除きます。
探したって見つかりませんし、見つけても動きませんから(笑)。
他人の持ち物、すでにパートナーがいたり結婚してる相手を羨んだり欲しがることを辞めたほうがいいです。特に女性には「誰かの彼氏」や旦那さんを羨むあまり手を出す人がいるようですが・・・。
「浮気しないタイプ」とは、不倫や一夜限りの火遊びとか、複数の掛け持ちをしない人を指すのですから。
あなたのお誘いに応じた時点で別人ですよ? 好みのタイプが偶然、空き家だった場合はラッキーですが、誰かの彼氏に強引に交際を迫ると真面目だった人でも変わってしまいます。
味をしめて今度は自分から他の女性を誘ったり、同様の行為、浮気や不倫をするようになります。
こいつだって強引に迫ってきたんだ。
あなたが先にやらかしているわけですから・・・。心理的な圧迫感が少なくなります。
本来は真面目だった人が不倫とか遊びや浮気を覚えたら。結構大変だったりもします。
男前とか美形で。付き合っている人がいなくて。真面目できちんと仕事をしていて、付き合う相手を大事にして「浮気をしない」人っていうのは、探すだけでも大変でしょうね(笑)。
そこに高収入とか高学歴、高身長とか混ざってきたら。宝くじを当てるより難しいでしょう。
そうなると、どこの部分を我慢したり妥協するか、になります。
女癖が悪くて結婚離婚を繰り返していたり、誰にでも手を出してトラブルの多い人か。ハゲでチビで年寄りだけど、女性を大事にする人か。収入が不安定だけど男前か。
全部、欲しいの!
はまず無理です。目標を絞り込んで下さい。
「誰かのものを強引に奪う」手法は自分が使い捨てにされてしまう可能性が高まるので、私としてはお勧めはしませんが・・・。それこそが「幸せになる近道だ」と考えて手を出す女性もいますね。
守るための「距離」に入ったり出たりを繰り返す
一部、重複しますが、ここでもう一度「パーソナルスペース」について簡単に述べておきます。
特殊なトレーニングを積んだ人以外では「無意識の反応」は意識的に隠すことは難しくなります。
斜め後ろくらいからふいに「ねぇ?」などといきなり話しかけられた場合、身体は反射的に反対に逃げます。嫌いな人の場合、更に距離は開きます。
その人から自分にとって安全な距離を置こうとするからです。
反対に「ちょっといいな」と考えている人が自分のそのスペース(顔と顔が触れそうであったり、肩を抱ける距離)に入ってきた場合、ドキドキはするでしょうが「出て行って欲しい」とは言わないものです。
「この人に触れられたくない」といった反応はしませんね。
それが自然に態度となって現れます。
急に話しかけたり、近寄った場合にでも相手が嫌がらず、もっと積極的に「なに?なに?」などと向こうから近寄ってくる場合には、好意をよせてもらっていると考えてよいでしょう。
少なくとも嫌悪感は持ってない。脈がある相手ということになりますね。
この人を遠ざけたり近づけたりする距離間、サークルが別名「パーソナルスペース」と呼ばれるものです。
男女問わず、遊び人などといわれている人達は実に絶妙にパーソナルスペースを使いこなします。
私のように専門的に勉強したり観察した訳ではないんでしょうけどね。経験や勘で
ここまではいけるかな?
という所を探りだし、時には押し時には引くのです。
パーソナルスペースに「入りっ放し」になろうとする人は、だいたいにおいてモテない。
対人関係の構築が下手な人ですね(笑)。
ご本人はフランクだ、と思っていたり女性(女性の場合は男性)に親しくしているつもりなんでしょうが、実際には微妙に違うんですよ。嫌われるか敬遠されます。
相手が心地良い空間とか距離感になっていないんです。
男性においても女性においても異性やパートナーに「馴れ馴れしい」「押しつけがましい」との印象を生む人は、こういう人ですね。
相手にとって重要な距離に入りっ放しになって出てゆこうとしないケースが往々にしてあります。
人は誰しもが「誰かに側に居て欲しい」「一人は嫌だ」という願望を持っています。
ただし、
側にいるのは誰でもいいのではなーい。
というのがポイント。
人がグループとか群れを作って生活する生き物である以上、自然にそういった欲求、誰かと暮らすとか理解社を求める感覚が備わっています。そこに例外はないんですよ。
あとは簡単なんですが・・・。「相手に必要とされる」ことです。
バブル期にはメッシー君とかアッシー君なんて言葉も流行しましたが・・・。
今ならSNS君、Twitter君、インスタ君ってのもいますよ(笑)。
SNSやインスタグラムで流行っているポイントとか、人気の店を探してくれたり、いち早くフォローしたり「いいね」ボタンを推してくれることを求める女性もいますね。
動物には群れとかコミュニティを作って生活するタイプとそうではなく、孤高でとか番(つがい)夫婦とか極少数の家族のみで活動する種類があります。
類人猿やチンパンジー、人類(ホモ・サピエンス)は間違いなくグループ型です。
群れの中で役割分担を振り、それをお互いが補うことで子育てや社会生活を営んでいます。ですからどんなに孤独を愛すると言っても人一人では生きることができず孤島に単独で隔離すると精神を病んで自殺したり衰弱死したりもします。
反面、誰かにずっと束縛を受けたり干渉を受け続けると嫌がる性質も合わせ持っています。
面倒でしょ? 誰かがずーっと側にいると子供でも嫌がりますよ(笑)。