最近、増えているトラブル

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自称天才、カリスマを信用しては駄目

なんでよりによってウチに勧誘を(笑)

私のホームページには初期の頃からそういったトラブルにひっかからないように、気を付けるようにと、それこそクドいくらいに何度も書いてあります。

面倒かもしれないですが、できれば読んでくださいね。

何年にも渡って雑誌への取材や講演会もやりましたし、実演も行って警告も行ってきたのですから・・・。そういった部分をきちんと読んでくれないなら何年も更新してきた意味がありません。

私が当時、各地で実演を行ってきたのは当時「催眠現象」を信用しない人が多かったからです。実際にそういったものがあるとの発想がなく、実物をみたことが無いのに「嘘だ!」「そんなものはない!」と言い張る人も多かったので。

見たことも経験したこともないものを、嘘だと決めつけるくらい怖いものはない。

お医者さんに聞けばわかりますが夜尿症(要するにおねしょ)に関する記述には、催眠療法が有効だとのものがあって。保険点数、医療報酬すら支払われていました。

講演会(公演も含む)で実際に何度もあったのは「催眠なんてのは意思の弱い奴がかかるんだ!」とか「馬鹿がかかるんだ!」との偏見も多かった。ですので各地でそうでないことを見せたのです。

説得するのは一苦労です。番組出演等でも難しい。どんな有名な番組とか雑誌に何度露出して実演を行ってもやらせだとかインチキだと言われることも多いですから。

懐疑的なマスコミ関係者への実演、講演会での誘導を何度も行ってきたのは目の前で見ないと信用しないから。あからさまな疑いの目で様子を伺いに来た有名人やテレビで活躍するコメンテーター、某有名漫画家もいました(笑)。

目撃して驚いて帰った方もたくさんいます。

裏にある魂胆や、失敗を嘲笑おうとする人達の中にも私は出かけて行って実演してきました。部下とか弟子をぞろぞろ連れ歩くこともなく、実演は常に一人です。

それもこれも実演しないと信用しないから。被験者を用意しただけで仕込みだと疑われる。

今でこそ「催眠現象がある」「急速に誘導する方法もある」ことが一般に多少なりとも浸透しましたが、私が開業した当初は知識として薄かったのです。

おかげで催眠「術」があるとのの証明から始めないと駄目でした。最近は催眠現象があること自体は理解されたように思います。ラノベとか漫画、小説などでも悪役専門ではなく、好意的に描いてくださる作家の方や漫画家が増えていて嬉しい限りです。

大笑いなのは私の物まねやってる連中です。

私が前世催眠を否定したり「こういった催眠誘導は慎むべきだ」と書けばそれもそっくりそのまま物まねしています。結局は亜流というか、盗人どもも「私がお手本」な訳で。ちょっと苦笑い。

私がどこかで実演した際は「こういった手法を歪めて悪用する連中もいますから注意してくださいね」「催眠を歪めて奇跡のように振る舞う連中もいるんですよ」と必ず付け加えてきました。

途中からはむしろそっちをメインに活動、実演してきたと言っていいでしょう。

面白いですね。その注意をずっと呼び掛けている人間に「私がお前に資格を与えてあげよう」などと言ってくるその行為が・・・。

もうサイト運営開始から20年(2017年時点で)以上が経過しましたので、さすがにそういった詐欺師や自称霊媒師だか気功師だかわからない連中は消えてしまったのかと思っていました。

お元気なことで。すでに60歳から80歳になろうかって人が「私は素晴らしい能力者で気功と霊能力が使えて、あなたを能力開発で素晴らしい人にしてあげれる」って言い張ってますよ?

この人達は20数年間、何してたんですか? この連中の能力開発した偉人はどこのパラレルワールドにでも次々と旅立って、異世界で魔物とか悪魔と戦ってダンジョンにでも潜っているのでしょうかね?

極めて悪質な連中がいます

ノートパソコン アイコン私がネットでホームページを開設して20数年間が経過したわけですが。見たこと無いんですよね。連中の能力開発で素晴らしい才能に目覚めて芸能界や実業界、文壇や宗教界で大活躍して成功を納めている人を・・・。

F1ドライバーとか野球選手とかサッカー選手にも見当たりません。ですので私の知らない異世界にでも旅立ったのかと思いました。

今だに催眠の意味とか価値や技術を勘違いして巻き込まれる人が多いようですので、ここでもう一度触れておきます。

洗脳まがいの行為を行いあちこちでトラブルを起こしている団体やカルト宗教の関係者もいます。

インターネットで「アメリカで資格を取りませんか」とか「ウチで博士号を授与してあげよう」などと、メールを送ってきたり掲示板やフォーラム(昔のニフティ)で煽る例が多数ありました。

※1997年当時の記述です。私も最初はパソコン通信から活動を始めました。

私はそういった団体や個人とは一切、関係がありません。また、今後も関わりを持つつもりがありません。たまに私の弟子だとか師匠だとか言い出す馬鹿がいますが。無関係です。

練習会に参加していた方は極少数です。あいにくと私は途中から番組出演や講演会が増えてしまいましたからね。スケジュールを確保することが難しくて取り止めているんですよ。

インターネットを通して知識を漁り、これから催眠にかかろうと思ったり、また練習を開始して指導を受ける人達に忠告です。まず、インターネットの仕組みを理解して下さい。

ネットには何の規制もありません。どんな情報でも載せられる自由さや気軽さがある。反面、画面の向こう側で待ち受けている相手がいい人であったり真面目に取り組んでいる人とは限りませんので。

どんな嘘でも綴れますし誤魔化しや誇張も可能です。中には団体名を捏造したり架空の名義やリンク集で見え透いた詐偽運営をやってる所もある。

残念ながら新興宗教団体や営利集団がその正体を隠し、信者の獲得や自分の欲求を満たすためにだけ、催眠とかカウンセリング、占い師やヨガ教室を騙っているケースもあります。

増えているのは「私の所は素晴らしい催眠の施設だ」「悩み事が一瞬で解決した」とかあちこちに自分が別名(友人や知り合い)を使ってブログやホームページを作り煽る内容を張る方法です。

まあこれも昔からある手法といえば手法ですが(笑)。某大手掲示板じゃないですが、ネットの世界では嘘を嘘と見破れる人でないと・・・。

情報をきちんと精査して意味を理解して、まず咀嚼(そしゃく、よく噛む事)することです。

真偽を判断、冷静さを失わない人でないと一瞬で騙されます。相手に良い鴨や金づるにされるだけですよ。特に「研究所」などと銘打っておかしな行為を行う人間が後を絶ちません。

繰り返しますが、インターネットでは一般の書籍や新聞、テレビなどとは違い自分の思った通りの内容を幾らでも自由に載せられます。

NPO(元々は阪神淡路大震災で始まった非営利法人)との活動や障害者の支援団体への応援を、私が兄と行うようになったら、その部分(NPOという名称)だけパクれば、自分達の信頼性が増すと思い込んだ馬鹿もいます。

ウチは仕事で映像も作っています。クロネコヤマトの元会長(故人、小倉昌男氏)の取材にも行きましたし、神戸でNPO法人の立ち上げ、開始に関わった方々にもお話を伺っています。

その際にNPOについてのレクチャーも受けた。

当時、法整備が不十分で法人でないとボランティアしか雇えなかった。給料が払えなかったんだそうです。その現状を助けるため、支援として作られたのがNPO法人、です。

その名前、善意で作られたシステムを悪用して歪める連中すらいます。

誰でも何でも載せられる。それがインターネットの最大の利点でもあり、欠点でもあります。

相手の言い分やサイトの売り文句を盲信しない

何らかの形で催眠などに関わりたいと望む方は特に注意して下さい。確かに真摯に催眠に取り組み、頑張っている人もいますが、悪意に溢れる人やトラブルをまき散らす人も大勢います。

相手の見極めをきちんと行って下さい。文章やメールでの受け答えにはその人の人格は滲みます。どんなに自分を美化した所で、魂胆や悪意があればそれはわかる筈なんですよ。

「住み込みで修行に来なさい」

「特別に催眠を教えてあげるから300万円ほど必要です」

「お金さえ払えば、どんな悩みごとも解消します」

「最低でも10回、20万円分をチケットで先払いして購入して下さい。でなければ効果がありません」

※これもネットの初期の頃に横行していました。2017年現在、今も活動しているようで内容は更に滅茶苦茶ですね。気功、霊能力、前世に風水、未来予知まで出来るって言い張っています。

なぜ警察はこういった連中を捕まえないんでしょうかね? さすがにこれだけ悪質な所が生き残っているとは思っていませんでした。ネット検索やスマホが発達したので、騙される人が減ったんでしょうかね? 詐欺は被害者がいなければ立件できませんから。

きちんと取り組む施設や先生がこういった説明を行ってくることはありません。まともに取り組む所ならば催眠の持つ利点と欠点、長所と短所や効果が現れない場合などの説明や解説も行うと思います。

お金の支払いの話に終始するのは、ただ「催眠」という名前をお金儲けに使おうとしているだけですよ。おそらくたいした腕や技術は持っていないでしょう。技術を持つ人ほど説明はきちんとします。

自分の技術に誇りを持てば持つほど、解説もまた自分の仕事の一部だからです。

先生のおかげで悩み事が解消したは、たいてい嘘です

催眠に関する掲示板では、そういった連中の程度の低い自作自演や煽りが多くてうんざりします。

「○○先生に催眠をかけてもらって悩みが解消した!」などとSNSやTwitter、あちこちの掲示板で執拗に書き込んだり、自身でブログ立ち上げて煽っている連中がいます。

あなたはそれを信じますか?

日本には(精神的な悩みやトラブルに対する)誤解も多いので、精神的な悩みを抱える事は「周囲には知られたく無い」と思っている人が殆どです。

ですから治れば感謝こそしますが、それを周囲に吹聴したりはしませんよ。まして、それをわざわざブログやホームページを作って発表するような人は元々、深刻な悩みごとなど抱えていません。

少なくともそれをわざわざリンク集にする暇な人はいないと思いますよ。せっかく治ったり立ち直ったのならば、日々、仕事や恋愛、子育てに勤しむのが普通でしょう。そこまで手間暇かけてホームページやBlogに掲載することは少ないのです。

そういう行為を行う者はやはり、そのリンク先の「大先生」とやらの仲間と考えるのが自然だと思います。

確かに私の元にも治った方や症状が改善した方からの口コミや紹介で、誰かがやってくる場合はありますが、それは近親者やごく親しい友人に限られます。

悩みが解消したことは裏を返せば、精神的な疾患を「一時的にしろ持った」ということになります。

ある意味では美容整形と同じでしょう。綺麗になれば感謝しますし嬉しいでしょうが、自分からあまり積極的に誇ったり、周囲に語って聞かせる理由も必要もないのです。

下手に話をすれば偏見を持たれたり、周囲悪い噂がたってしまう可能性もあるわけですから。

だから美容整形外科では症例集を作って公開したり、整形前、整形後を「自分のサイトで」患者さんから許可をとったりモデルさんにお金を支払って載せているのだと思いますよ。

※私の所でも一部を相談の実際例として公開しています。相談者本人に公開の意図を話して了解を得ています。万が一の場合を想定して個人情報や固有名詞は外し、該当地域名などは変更してあります。

それでは信憑性が足りないとか、もっと宣伝したいと思ってそういった自作自演を繰り返しているのでしょうが、やり方としてはあまり好ましくないですね。

それはカルト宗教とかマルチ商法の連中がよく使う「手口」です。