新説 ダースベイダーの育て方

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証明書 証書

2017/12/07改訂
1999/09/01初稿

1999年当時の状況と当時に体験した嫌な出来事

北風と太陽の太陽 アイコンこのコーナーの改訂にあたって当時の状況を簡単に説明しておきます。私がネット上にホームページを開設したのは1997年の6月でした。

当時は心理学や催眠「術」? に関するサイトは数が少なくいわば草分けといっても過言ではないかもしれないです。

ただし、いかがわしいサイトというか占い師だか宗教だかわからない催眠系? のサイトは幾つか存在していました。

気功の霊気の前世のといった本来は催眠とはまったく関係ないことを含んでいて。自分たちを催眠術の最大組織で権威ある団体だと言い張っていたのですが。今も名前を変えて同じような行為を繰り返しているようです。一般の方は騙されないようにご注意を。

当時、心底がっかりしました。カルト宗教と変わらない強引なやり方なので嫌悪感が強くて。初代引田天功の催眠術の映像を見て憧れ、催眠を学び始めた私の理想とはかけ離れていましたので。

そういった連中を牽制する意味で、一般人にも催眠誘導の正しい知識を持って貰おうと考えて開始したのがこのサイトでした。

ところが、今度はその私のサイトが半端に当たって番組に出たり検索上位に入るようになったために。弟子になりたいとか、相互リンクを結んだら有名になれるかもと思う連中が増えました。

その後、私から指導やリンクを断られた男が私のホームページの丸パクリ、丸写しを始めました。

今ならばGoogleがあるので「どちらが元祖か?」などもわかるのですが・・・。当時は検索エンジンもAIやbotもそこまで優秀ではありませんでしたので。

観た方がそちらを信用することもありました。似たような連中が集団でリンクを誹謗中傷を書き込んでみたり。権威ある催眠団体の理事だ役員だと言い張るようになっています。

トラブルを起こした男がテレビ局や出版社などにも売り込みにいって、私が書いた文章やテキスト、技術を盗用したり流用するようになったという事情があります。残念なことにそういった男を信用するテレビ番組の関係者やマスコミ関係者もいたようなので。

私は自身のホームページを更新すること、テレビ出演の一切を辞めていました。

新作が生まれないと困るのは盗用者やマスコミ関係者であって私ではないですから(笑)。素晴らしい才能とか能力があるなら、私などいなくても次々と新作や面白い企画が生まれることでしょう。

最近になってGoogleなどの能力が高まって盗作やパクリサイトにも厳しい姿勢を見せるようになったので。2017年の12月に一部、再開を決めています。

新幹線に乗った時に偶然手にした雑誌

SL機関車 アイコン私はよく移動で新幹線に乗ります。

飛行機のほうが好きなんですけどね。予約するのが面倒で、ついつい予約の必要のない新幹線で移動します。

おかげで自由席しか空いていなくて、東京まで立ったまま(3時間くらい?)になることもしばしばです。

残念ながらグリーン車に乗るだけの甲斐性はまだなーい。

乗車中、隙を持て余すこともあります。それでマンガや小説、雑誌を山のように買い込みます。

ノートパソコンを持ち込んで仕事をしている時も多いですが、その時は移動が番組ロケなどと重なったため用心のために持って行かなかったのです。壊したり誰かに見られたら困りますので。

ところが先日、乗り込むのがギリギリになったしまったので何も買うことができませんでした。仕方ないので、新幹線の「売店に行けば、何か売ってるだろう」と軽く考えた。

何も売ってないんですね。

「何でもいいから無いの?」と聞いたところ「一冊だけあります」と薄っぺらい雑誌を差し出されました。

フライデーとかフォーカスなどと同じくらいの厚さです。今までに読んだことにない雑誌。私がただ単に興味を持たないので気がつかないか、新幹線の中など、特定の場所で売られることが多い雑誌なのかな〜?などと思いましたが、まあ、何もないよりはマシです。

その本を買って読んでみることにしました。

※1999年当時の記述です。最近は新幹線やJRでも、雑誌や漫画の取り扱いが広がったようですね。ここに書かれた写真週刊誌などはすでに廃刊になったものもあります。

権威と権力の違い

博士帽 アイコン名前は「WEDGE」(ウエッジ)という雑誌です。こんなことを書くとその雑誌の出版社の方に怒られるかもしれませんが、全体としてはあまり面白くなかったです(笑)。

私個人としては興味深い話もあり勉強にはなりますが、経済のネタが中心で一般の方にはあまり馴染みのない紙面でしょう。

私はホームページで株価の予測をやったりしていましたから、まったく馴染みのない話という訳ではありませんけどね。私の読んだのは8月号(1999年)です。

その54ページに「権力」と「権威」を識別する、って話が載っているんですよ。

いや、勉強になりました。権威と権力は一緒の物なのか?と思っていました。ですが、この紙面の中では明確に区別がしてあります。

「権力とは」

制約上のポストに与えられるもので、総理大臣とか社長といった地位に就くと自動的に発生する。

しかし、「権威とは」

それとは似ていて非なるもので、パワーの質が違う。権威は人格に結びついたものであり、その人の実績、見識、能力、人間的魅力といったようなものによって裏打ちされたものであり、水が浸透するように人の心をとらえるものだ。

と書いてあります。

名文ですね。

他にも作家であり、精神科である先生の話を引用し、

「権力とは無理にいうことをきかせる。が、権威は自発的に言うことをきかせる」と分析した言葉が載せてあります。

そうか、私は権力が嫌いなんだ(笑)。

やっと理解できました。

私は権威と権力について、これほど明確な文章を読んだことがありませんでしたからね。