予定よりかなり遅れていますが、製作中です
このサイトの運営も長くなっています。1997年スタートですので、3月で14年目。
催眠のみならず、ホームページとしてもすっかり老舗になってしまいました。私の所と同時期にスタートしたサイトも多くが閉鎖されたり更新されなくなっています。
私個人も何度も閉鎖を考えたのですが、せっかくここまで続けたサイトです。形式は多少変わるものの、そのまま続けてみようかと。
最近は心理学に興味を持つ人が増えたせいか、徐々にヒット数もあがってきています。
古いドメインで5桁(nobee.com)というのはかなり珍しいです。初期の頃に番組出演したおり、「アドレスが複雑でわかりにくい!」「なかなかたどり着けない!」とメールで怒る人がいましたので、渋々、取得したものですが(笑)。
番組でディレクターに付けられた「nobee」(どうやら蜂の英文と私の名前である信行からかけてつけたらしい)という名称をそのまま登録しました。
最初はintacc.ne.jpという関西ローカルな会社で開始しています。もうそのプロバイダそのものが存在しません。吸収合併の末に淘汰されて消えてしまいました。
独自ドメインなるものが将来、重要になるとの認識は私を含め殆どの日本人が持っていませんでした。ですので当時は4桁とか5桁のドメインでも個人でとることが可能でした。もっとも、年間にかかる費用が高額なので二の足を踏んだのです。
私は仕事で必要でしたので、多少、無理をして取得することになりました。
短いドメインで運営が長いものほど検索で上位に入る傾向が強いので、このまま運営管理をやって徐々に様々なコンテンツを載せようと思います。
一番最初のテキストは、指導用ではなく練習会や講習会で配るために製作したものです。1997年の番組出演以降「通信教育用のテキストはないのか?」「実演のビデオはないのか?」との問い合わせがかなりあったため、急きょ転用したものです。
3年に一度ずつ修正や訂正を加え、出来栄えはなかなかのものではないか?と自負しています。
現在の完成形になってからはテキストそのものに手を加えるのではなく、追加で新しいものを出したり、ホームページ上で追加情報を載せることで十分だと考えていました。
かなり時間が経過しましたので
ただ、流石に年数が経過しました。現状ではわかりにくいとか時世からズレている記述もあります。
昔、流行した「一杯のかけそば」のくだりなどは、その話そのものを知らない若い世代もいらっしゃるのではないか?と思います。
言葉の力、文字や記号の羅列に過ぎない文章に「人や物、社会を」実際に動かす力があることを説明するために、わかりやすい事例として「一杯のかけそば」をテキストで引用してあります。
このテキストはそもそも、営利目的で中高生のような未成年者に売るために作ったものではありません。ホームページや番組を見て興味を持った大人を対象としています。
価格もどちらかというと高めに設定したのは、子供には必要ないと考えているから。あまりに安値にして誰でもが気軽に手にするようになれば、安易な考えや妄想に浸るお馬鹿さんばかりがひっかかるでしょう。
このホームページの運営当初に「ちょっと無理しないと手が届かないもの」にしておいて、本気で欲しい人だけを対象にしようと考えたのです。
未成年者の場合は、年齢が上昇して成人になって、自分で働くようになってから「それでも学びたい人が」手を出せばいい、と私は考えています。
親に貰った小遣いとかお金で、こういったテキストに手を出すことに私は反対です。自分で身銭を切れるようになってから、訪れてください。「自分で学ぶ」つまり、勉強とか習得とはそういうものです。
運営を行っている私自身が40代になっています。私や私より上の世代なら知っている逸話とかたとえ話でも、若い世代は知らないとか難しいこともあります。
テキストは今読んでも十分意味は通りますが、高齢者とか年配層、文章を読むことに慣れた人ばかりではなく、この機会に若年層にも多少の配慮を行いたいと思います。
私自身のスキルや経験も飛躍的にあがっていますし、筆力も当時よりは上でしょう。今ならば更に詳細に述べられる解説もあります。
勘違いしないで欲しいのは、催眠における「基本の部分」に変化はありませんよ(笑)。ですので旧テキストの所有者が無理に追加購入する必要はありません。
私の行う手法が迅速に被験者を誘導できるのは、そこに自身の独自の経験と技術を盛り込んだから。おそらくは今も、私の手法を超えるやり方は生まれていないと思います。
いればマスコミが持ち上げて使っていると思いますよ?
私以後にそういった人が出てこないってことは、過去からある手法であったり「ネット経由で喧伝している連中は」未だに殆どが私の亜流でしかないということです。
最新のツールで作ったものを
技術的な解説の部分は大きく異なりはしません。ただ、14年前とは社会を取り巻く環境とかツールも異なってくるようになりました。
ビデオテープ(VHS)などは、もうレンタルすら存在しませんしね(笑)。すべてがDVDに置き換わってしまいました。これからはブルーレイになるかもしれません。
フロッピーディスクも殆どが廃止されてしまいました。
テキストを印刷に出す時は費用の問題で白黒だったのですが、PDF形式で作るのであればカラーにできます。今でこそ同人誌などを作る人も増えたので印刷や製本は安くなりましたが、テキストの発送を開始した当時は異様に高かったんですよ。
オフセット印刷ならそれこそ百万円単位で支払わないと作れなかった時代です。最低でも千冊は作る必要がありました。数百冊とか数十冊程度の小ロットの印刷が可能になったのは、つい最近になってからです。
私は印刷用の専用ソフト(Adobe、InDesign)も持っていますし、動画圧縮用の高額なソフトも持っています。段組みとかレイアウト、埋め込むための映像も綺麗に整えることができます。
一昔前まではパソコンのスペックが低く、PDFに動画を埋め込むと再生が止まったりしました。今なら高圧縮で綺麗に縮めることができる上に、パソコンも高性能ですので問題なく再生、視聴することができます。
と考えれば、動画を「コーナーごとに」埋め込んだほうがわかりやすいのではないか?と・・・。例えば「凝視法について」の解説があるページに、その動画のシーンが入っているほうがより理解しやすいように思うのです。
これならパソコンさえあれば勉強できます。DVDデッキもビデオデッキもテレビも必要ありません。自室で簡単に見ることも可能でしょう。私のテキストはこのホームページ上でしか販売していませんので、テキストの購入者ならパソコンは持っていると思います。
ただ、ちょっと問題があって手間取っています。
私のテキストは自身のホームページと連携する形で製作しています。プロバージョンセットも初級中級も、お互いにリンクしてしまっているので・・・。直すとなればそれを全部、修正する必要があるのです。
タイトルとか小段落にも変更が入りますし、ページ番号も直す必要があります。
せっかくですので、過去に会員ページや練習会で質問があった部分や、より突っ込んだ部分の解説も含めて総合的なテキストに作り替えようとしています。
過去のデーターから情報を抽出したり、わかりやすい記述にしてそのコーナーにあうように順番に動画を圧縮しています。
これまでの集大成、すべてを載せた新作として
おそらくはこれが最後のテキストセットの製作でしょう。
これが完成すれば、わざわざ会員ページを残す必要はなくなるかと思います。テキストで解説されているもの以上に深い部分はメールで問い合わせして戴くか、直接指導で賄えると思います。
最近は別の仕事も抱えていますし、こちらのサイト(nobee.com)だけではなく、複数のサイトの構築に関わらないか?と誘われています。
そのうちの幾つかはかなり大きな仕事なので、下手をすればしばらく掛かり切りになるのではないか?と思います。
私の場合、心理学とか催眠と平行してね。ホームページとかブログについて、WordPressについても勉強する必要がありました。現在のようにブログとかツイッターが流行する前からのネットユーザーですので、自然と経験やスキルが高まったのです。
サイトの構築や管理を、誰かとか、どこかの企業に依託すると高い。しかも思ったようなデザインとか構成にはなりません。文章を書くだけなら自分でできましたが、それだけではなくインターネット全般についてやHTML、写真のリサイズやサイト構築、リスク管理も一から学ぶ必要があったのです。
長い運営経験の中ではね。嫌がらせとか物まねとかね。執拗に自作自演を繰り返して私のホームページの盗用や物まねなのに「自分こそがオリジナルだ!」とか「自分こそが催眠の大先生だ!」と煽る連中も数々いました。
結果としてそういった連中と長く向き合ったために、多少はネットやパソコン、サイト構築やリスク管理に詳しくなったことになります。
これは前にも告知していますが、これは「催眠術師としての」集大成になると思います。
営利目的のためというよりは自己満足のため(笑)。これまでの知識とか経験とか得た技術を、この辺りできちんとまとめ、必要とする人には提供できる状態にしたい。
その上でサイト管理を簡略化、今後は別の仕事や異なるコンテンツも視野に入れた上で更新したい。新しい次のステップに進みたいと思っています。
旧タイプはもう殆ど残っていません
私一人が朝から晩まで一人で対応することは難しいでしょう。以前は出張先にでも携帯端末やノートパソコンを持ち込んでバリバリ、毎日更新していましたが、少々、辛い年齢になりました(笑)。
携帯電話で気楽に更新する方法もありますが、私は文章を推敲(すいこう、読み返して修正すること)タイプです。長文も多いのでできれば大きめのキーボードで打ちたいですね。
ツイッターへの参加も考えたのですが、文字制限が短過ぎます。意図したものとは違う形で情報が伝わったり、罵り合いになってしまう危険性もあるので、当面は見合わせます。
色々な状況を考えると複数のサイト管理を自分一人でやって、常にトラブルを防止したり監視して、すぐに返答するのは不可能に近いでしょう。
時間が足りないんですよ。
ですので「ここまで」の分はきちんとまとめ、新しいテキストとして出します。本気で勉強したいとか参考にしたい人はそちらを参考にしてください。
旧タイプ(初級、中級)は今も販売、送付しています。
紙媒体のものはもう、作るつもりがありません。増刷を重ねこれまでに数百人には配布したと思います。何年に一度か印刷に出していたのですが、これもかなり大変な作業でした。
PDFとして形式を整えてしまえば、そういった印刷の手間や費用の負担も無くなります。私個人としては願ったり適ったりなのですが、PDFは読みにくいとか苦手だという人もいます。
私自身も小説などは紙で読みますしね(笑)。iPodやiPadだと風呂場には持ち込めませんし・・・。ベットや布団に入って読み返したり、十分に把握するためには「紙媒体のほうがいい」人もいらっしゃると思います。
紙媒体なら一々、パソコンを立ち上げなくても読めるというメリットはあります。それはやはり捨てがたい魅力ですので、どんなにパソコンとか端末が発展しても、今後は棲み分けや使い分けが進むと思いますよ。
印刷したテキストもまだ多少残っていますが、そろそろ品切れですので、必要な方はお早めに。追加印刷は行わないつもりです。
「モテる男(女)の必須条件」と、「超合金」など幾つかのコーナーを近日中に更新予定です。そのコーナーの更新が終わったらしばらくホームページとかブログの更新、他の仕事は一切お休みして、テキストの完成を急ぎます。
価格は5万円くらい(初級、中級をひとまとめにした形式)を予定しています。
► 正しい催眠誘導の方法(初級テキスト)
2011年01月12日
谷口信行