「催眠」というお仕事

スポンサーリンク
狭い橋 ロゴ入り私(わたくし)的な観察

腹を据えて楽しい思い出も、苦しい経験も含めて

チェス キング アイコン最後のテキストの公開の準備、仕上げを行なっています。

以前から告知していますが、伸び伸びになっているのは「覚悟」がなかなか決まらないから(笑)。腹を括ろうにもなかなかそうはいかなかったり。

まあ当たり前ですね。これでお終いってことですから。

これまでの全ての経験とか知識を公開するってことは「飯の種」つまり、自分の持つ技術とかテクニック、経験を晒すということです。

要するに「手品の種」を全部、観客に披露するようなものですから(笑)。

マジックには「種」があります。心理学とか催眠は「手品」ではありませんが、施術を高速化するための手続き、被験者の反応を見抜くべき「ポイント」は確かに存在します。

それが本当はとても重要なんですよ。

マジックの「種」をマジシャンが簡単に公開しないのは、マジシャンが「それで食っている」からです。

不思議なものでね。一般人は「種」を知った瞬間に訳知り顔になったり、相手(マジシャン)を見下ろした発言や態度をとったりもします。

そのネタを作ったり、仕掛けを思いつくのに膨大な手間と時間、費用がかかったりもしますが、そんなことは気づきもしません。誰かに種を教えてもらったり舞台裏の一部を覗いただけで「知ってるから面白くない」「そんなの凄くもなんともない」とも言うものなんですよ。

インターネットが発達した今は誰でも気軽に情報が漁れます。ブロードバンドが定着して一気に大量の情報を受け取ることもできます。以前はたった一枚の写真のダウンロードに数分もかかった時代もあったのですが、今では大容量のファイルや動画すら簡単に手に入れることが出来ます。

確かに現代は十数年前に比べて、ツール(道具)や技術は発展して素晴らしくなりました。

反面、余計なトラブルも飛躍的に増えています。

自称「専門家」も異様に増えました。実体験とか自分で研究したわけでもないのに、ネットで多少知識を漁っただけで「何でも知っている」とか「自分こそが専門家でオリジナルだ!」と言い張る人も増えたんですよ(笑)。

twitterで有名人のプライバシーとか買い物する姿を暴露するなんてのはネットトラブルの典型ですね。別に彼ら(訪れた有名人やスポーツ選手)が、そこで悪いことをやったわけではない。

奥さんを連れて普通に買い物をしてるだけで相手をやっかんで中傷したり、心無い言葉で実況を繰り返すお馬鹿さんも大勢います。自分がtwitterやブログをやってるっていうだけで「神の目線」にでもなったかのような錯覚を起こして、上から文句を言う人もいます。

問題なのはね。不特定多数が「一瞬に」情報を得られるようになったので、発信する側として情報は「よく精査したりよく吟味」しておかないと。

デマとか誇張、嘘、中傷誹謗も「一瞬で」拡散してしまうことです。

ホームページの開始の時点で予想してたこと

情報のモラルの授業 書籍 写真手品の種、つまり「催眠に関する重要なテクニック」や、特殊な方法を思いついたり実践してても、それを私が「ついうっかり」どこかに載せたり、テキスト化してしまうとですね・・・。

物まねや盗用もありますし、私本来の意図とはかけ離れた形で拡散してしまう可能性もあります。

私のサイト(当初はhtml、今はWordPressを利用)は「1997年」に設立、開始されていますが、そういったもの、つまり「世間の悪意」とか「ネットというツールが発達する過程で生じてくるトラブル」を、かなり深いところまで予想して組み立てられています。

まあ、今だから種明かししますが、私はネット経由で知り合ったり接触してくる人の多くを、「まったく信用」していません(笑)。そこにはマスコミ関係者、医療関係者も含みます。

私は相手の肩書き、収入、職種、会社の大きさ等で判断はしません。誰かと相対する時に「先入観を持って見ない」自身がそうあるべく、徹底したトレーニングを行なってきました。

残念ながら、私は他の先生方?(自称催眠術の大家とか心理学の専門家)とは多少、毛色が違うんですよ。心理学や催眠を先に「習った」のではない。学問が先ではなく、「実践」が先です。

私は様々な職種、職業の経験があり全国各地に行ったことがあります。また普通の方よりは多少、しっかりした記憶力があるので、自身が経験したことを忘れることができません。

嫌な事も良かった事も両方ですが、何年経っても忘れる事ができないので、苦しむ事や苦笑いする事も多々あります。

その上、何かに関わる時は入念な下調べをします。どんなものにも手は抜きません。

家電製品にも詳しければ車にも詳しい(笑)。建築現場のこととかマンションの構造について、水商売や風俗系、マスコミの内情や芸能プロダクションの内側にも詳しくなりました。アルバイトや派遣社員も含めて、私は過去に膨大な現場と職種を経験しています。

複数の宗教団体にも入り込んで調査したことはあります。芸能人のパーティを仕切ったり、秘書や政治家と会ったりもありましたので、必然的に様々なものに慣れ親しんでしまいました。

ま、ここで詳細は書きませんが・・・。危ないものとか一般人、特に会社員なら絶対に近寄らないとか知らない世界も覗いてきています。好きで関わったというより、食っていくためとか生活のため、誰かを守ろうとか助けてやりたいと思って調べたり関わるうちに、知らず知らずに詳しくなった部分もあります。

それらは自らが望んだものではないですが・・・。

あげくにこの情報化社会でしょう? 今はネットや情報端末、パソコンというツールがあります。自身の経験と過去の知識、人から聞いた話を時系列で並べ直し、あいまいな部分は「ネットを通じて得た知識で」補強することが可能になりました。

「ネットで接触してくる人を」私が信用しないのは、私が過去の実体験としてそれを知っているから。

人っていうのはね。そんなに善意で溢れていませんよ(笑)。世の中には多くの悪意があります。

普段は善人のふりをしていますし、親や兄弟、家族の前では実際に善人かもしれません。ですが、匿名でとか自分の正体を隠せるとか明かさない場所になると、途端に豹変する例もたくさん知っています。

悪人が「私は悪人です」とは言ってこない

ボタンを押す アイコン単なる学術研究とか机上の空論を捏ねている側ではなくて。私が実体験で色々知っているからこそ、情報公開で生じてくるトラブルも予想できたことになりますね。人間の善意も悪意も、その両方を思い知ってます。

インターネットで「このホームページ」の運営を始める初期の段階で、そういったものを予想していましたのでレンタルオフィスを借りるのも早かったですし、個人情報の管理も厳密にしました。

迂闊に誰かとかどこかとの相互リンクもしませんし、催眠の「妙なオフ会」にも参加しませんし、自らでそういったものの主催はしなかったのです。

ネットで知り合っても、その後、実生活で何度も触れ合ったり話す機会があった方は問題ありません。ネットはただのきっかけで実生活そのものですから。

異なるのは「ネットのみで」完結してて、それ以外での接触や詳しい人柄を確認してもいないのに「私を信用してくれ」と言ってくる連中です。

当然ですが、訪ねてくる連中は善人のフリをしますよ。

「かばん持ちからやらせてくれ!」とか「歳をとった時に社会貢献したい!」などと言ってきて、私に近づいてきたおっさんなど典型例でした。その後、執拗に嫌がらせと物まねを繰り返しています。

テキストの送付に際し、審査を厳しくしたら「私は怪しいものではありません」とメールで言ってくる例が何件かあって苦笑いします(笑)。

私のテキストは違法なものじゃありませんよ。危険物でもありません。

宅急便の伝票にも「初級テキスト、中級テキスト」としか書かれていませんし。催眠術って文字すらないです。サイト名も入ってませんよ。Office True(オフィス トゥルー)という社名だけです。

なのにそのテキストを「営業所止めで送ってくれ」とかあげくに偽名でとか存在しない住所で申し込んでくる例もあります。住所がバレるのが困るのか「代引きではなく先払いで」などと言ってくるのは、やはり誰が考えても変でしょう?

転売や盗用を目論んでいたり、未成年者であるか、どちらにしてもろくでもないことを考えているから、そういった対応になるんだと思いますが・・・。だいたいですが、いつの時代も悪人が自分を「悪人でございます」と自己紹介はしませんよ。

「私は悪人ではありません」「怪しい人間ではありません」「善い人です」と必ず言います。頼みもしないのに誰かを一緒につれてきてそう言い張ったり。変な団体の理事だ幹部だと言い出します。

それをそのまま信じてしまうほど、私は生(ウブ)でも純でもありませんので(笑)。どっちかというと私は叩き上げで社会の底辺まで、経験してよく知っている側だと思います。

ネットというのは便利で素晴らしいツールです。即座にレスポンスがあります。使い方によっては無限の可能性が広がりますが、反面、悪意を持った連中のたまり場とか感情の行き違いからトラブルにもにもなりやすい。前もって予想、準備しての自衛は不可欠です。

テキストに用いていた防御策

私のテキストにね。

くどいくらいに「自身のホームページ」のアドレスや引用が入っていたり、過去の体験談、特に番組出演の話や裏話が載せてあるのは、そういった「悪意」つまり転用や盗用への対策でもあります。

盗用、流用するなら「私のサイトのアドレスは」抜く必要が生じるでしょ? 私のサイトの記述の引用が何ヶ所も入っているのはおかしい。

そういった記述は「どっちがオリジナルか?」を証明するためです。

番組の経験談を混ぜたのにも意味はあります。

出演の話は番組名や共演者の話がなければ説得力がありません。私と同じくどこかの番組でしばらくレギュラーコーナーでも持っていなければ、そういった文章を書く事ができなくなります。

私と同じく催眠で番組内にレギュラーが持てるほどの実力者なら、わざわざ私のサイトの物まねとか盗用を繰り返す必要もないでしょう? 自力で体験談を書くと思いますよ。無関係の人のテキストに「それ」が載ってる時点で不自然ですから、削除するしかなくなります。

盗用や流用があった場合でも、内部にそういった記述を残すことで私の所に辿り着くようにしてあります。

私は1997年から独自ドメインでサイト運営をやってます。長年に渡って運用管理をしており、過去にトラブルを起こした事は一度もありません。新聞社やCNN、ロイターなども多くのリンクを張ってくださっており、催眠に関する検索では常に上位に入るんですよ。

そうなれば「どっちがオリジナルか?」は見る側にも簡単にわかります。

そう考えたので古い記述とかかなり以前に書かれたページでも、できるだけ削除はしないで、何年にも渡って加筆、修正を加えて残したのです。

今のようなブロードバンドが当たり前になって、ネットで多くの写真や動画がやり取りされる以前、ごく初期の頃からそういった部分をよく考えて、テキストやサイトの構成は組んであります。

正確に表現するなら、「そう考えてこれまでの構成は組んであった」ですね(笑)すでに過去形です。

ここでこういった種明かしを行なうということは、もうそれらに「抑止効果や防止効果」はなくなる、ということですから・・・。

もちろん、技術書や指導書として成り立つようには書いてありましたが、それ以外にも「心理的なトリック」つまり、コピーや盗用、トラブルを起こす連中への対策や警告、実際に催眠をかけにゆく時にスピードアップするための記述も、テキストやサイトには入れてありました。

映像編集をバリバリやっててハイビジョンやDVDを自治体や企業に納入例もある私ですが、テキストだけ「ずっとVHS」にしてました。

それは「画質を落とす」為ですよ(笑)。誰かが安易にコピーしたら更に劣化します。

催眠術、でお金儲けはしておりません

円 太字 アイコンすでにお気付きの方もいらっしゃるかも知れないですが。少し前から「nobee.com」はもちろんのこと、私自身も催眠術をメインには押していません。催眠術でお金儲けをしてないからですね(笑)。

サイト検索でもこのサイトが上位に入ってくるのは「パーソナルスペース」とか「洗脳を解く方法」などが多くなっています。

メインタイトルは確かに「楽しい催眠術講座」(漢字に戻しました)なんですけどね(笑)。こればかりはどうしようもない。

これを変えるとなると全部の検索サイトやリンク先も変更する必要があります。新聞社とか大学の関係者もリンクを貼ってくださったり、お気に入りに入れてくださってるので変更は難しいですね。

私は「催眠術」でお金儲けは行なっておりません。

自殺したいという女性とか、自暴自棄になっている子供の手助けなどに向かうこともありますが、殆どお金にはなりませんな(笑)。自腹とか持ち出しとかボランティアになってしまう事も多い。

だからサイト上では依頼の受け付けを行なっていませんし、長い間、新規の申し込みに返答をしていないのです。対応を一人で行なっている以上、時間的、物理的に不可能なので・・・。

これは私の性格的な問題です。

困っている人につけこんで、高額な除霊料とか相談費をとるような霊媒師だか拝み屋だか、占い師にはどうやってもなれないようです。嫌いなんですよ。そういった連中が。

カウンセラーとか催眠術師と名前が変わっても、行なっていることが同じでは一緒になってしまいます。

かといって、私にも家族はありますし生活もある。持ち出しが徐々に増えて借金が嵩んだり、家族や嫁さんに迷惑をかけたくはないので、定期収入を得る必要はありました。

それに用いられていたのが、テキストの売り上げなんですね。

テキストの発送を開始した初期の頃には、メールで「テキストの売り上げの一部は、困っている人や未成年者、障がい者の方の支援に使われます」と書いていましたが、それは嘘ではありません。

催眠術で大金持ちになりたいとか、有名になりたいとは今もまったく思っていませんが、ある程度はお金が無いと活動もできませんからね。番組出演を続けていた時も、安いギャラで無理難題を聞いたのは、多少はテキストの売り上げが伸びるかな? と思ったからでした。

あの当時、テキストを購入していただいた方々には深く感謝します。とても助かりました。その売り上げがなかったら、「学校へ行こう」などへの出演は初期の頃ですぐに辞めていたでしょう。

無理難題が多くてね。私の提案とか考えを無視されることも何度もありました。AD(アシスタントディレクター)が身勝手なお兄ちゃんでね。腹立って怒鳴りつけたこともあったくらい。

私はTBSにコネで出演してたわけではなーい。純粋に「腕」です。

ああいった収録は多くの被験者が簡単に集まります。テキストの売り上げを伸ばすこと、被験者を集めてデーター収集ができること、当時はまだ珍しかった動画編集に興味があったので「テレビ局を内側から覗けること」が、参加の主な理由です。

余談ですが、ネット規制の是非(ぜひ)について

子供のネットトラブル 書籍社会には多くの悪意があり、ネット、特に「匿名で」書き込みや活動が可能な環境においては、それが助長される傾向はあります。

普段はいい人でトラブルも起こさないのにね。ネット上ではなぜか、神のごとく振る舞おうとしたり高圧的になって怒鳴り散らすタイプもいます(笑)。2ちゃんなどにはその手の人達が大勢います。

おそらくですが、その多くは普段は普通の学生であり、善き夫や良き妻、普通のOLや会社員で、他人を面と向かって罵ったり中傷したり、ケンカなどしたこともない人達なんだと思いますよ。

ただ、匿名だとか身元がバレにくいと思うと言葉も荒くなりますよ。本音も出やすくなる。罵り合いや中傷誹謗も多くなりますが、それでも有益な情報も多いですし、多くの意見交換の場所でもあります。

ですから、私はネットの規制には反対です。

テキストの違法コピーとか、私の載せた内容の盗用、私個人への中傷誹謗もありましたので、どちらかというと私も「ネットの被害者」の側かもしれませんが(笑)。それでも安易な検閲やネット規制は反対。

アグネス・チャンのような日本に関係のない人が、わかったような事を言ってうるさく、日本の文化やアニメ、漫画にくちばしを突っ込んでくるのには辟易(へきえき)します。

人の心には闇があります。私はそれも否定しません。

私の中にも闇と影があります。私にしたって「他人に知られない」なら悪事に染まるでしょう。人間なんてのはそんなものですよ(笑)。だからこそ、自分を抑制する必要もあるし、誰かを愛したり「何か?」を大切にして自らが「トラブル」や闇に近づかないようにする必要もあります。

ただし、その抑止力は法規制ではなく個々の心の中にこそ、存在して欲しいです。

外国人でね。日本に帰化もしてないアグネスのような人が日本の法整備に関わってね。マスコミで大声で叫んでそれが受け入れられるようになるなら、とても危険です。

法整備や規制を拡大解釈して「自分の都合に良く」使おうとするのは常に権力者側ですよ。

そこには中国とかマスコミとか政治家の思惑も含むのかも知れません。

だいたい児童ポルノとか漫画を規制するのなら、所持者とか一般人ではなく「販売者」や「製作者」自分の幼い子供を裸や水着にして金儲けを企む「親や業者を」一網打尽にしなさいって。

金儲けのために子供や漫画を利用する連中が諸悪の根源であって、興味本位で集めたり覗き見る奴は枝葉に過ぎませんよ。

アグネスのような外国人が言ってるのは自分たちに都合の悪い意見を「ネットから」締め出す為に行なっているだけで、本来の子供たちの保護や犯罪の抑止とはほど遠い気がします。

ああ、すっきりした。腹が立つので一度、言ってみたかった。

アグネスを番組で変に持ち上げてた島田紳助氏も引退ってことですし、この程度は許される範囲でしょ。ネットでこういった批判や意見も許されなくなるとしたら、それこそ、そっちが異常な世界です。

コピー防止には2種類しか対応策がない

Stop 文字 八角形 アイコンマスコミの関係者とかAvexのような大手プロダクションやレーベル、書籍の管理者や著作者が、必死になって防衛策をとっていますが、正直、もう無理だと思いますよ。

鳴り物入りで始まったBlu-ray(ブルーレイ)ですら、プロテクトが破られる時代ですから・・・。

法整備という嫌がらせをやって、強引に昔の時代に戻そうとしてもそれは無理でしょう。便利なツールが現れてしまうと、人はそれを手放しません。どんなに高圧的に迫ろうと、どんなに法律を盾に取って脅そうと「多少は」遅れることがあっても、そっちに移り変わってゆくものです。

新聞、ラジオ、テレビ、と発展したでしょ? 今後はそれに「インターネット」や「ネット配信」「双方向」などが付け加わるわけです。

対応策は2種類しかありません。

1.価格を一気に下げる

2.価格をあげる、または据え置く代わりに付加価値を付ける

1はAppleなどが行なう配信サービスがその代表です。携帯端末(iPhoneやiPad、アンドロイド携帯など)に直接ダウンロードするわけですが、安くして簡便さ、便利さを売りにする方法ですね。

先に「人間は便利なものは手放さない」と言いましたが、これも典型です。安くて簡単だと思うと一々、コピーなんてしないのです。

そして一度それを利用し始めると慣習化しますので、そうなった時点で「そこしか利用しなく」なります。Apple社が今ではMicrosoftを超える収益をあげている理由ですよ。

2の典型例はAKB48ですね(笑)。

「握手拳!」「握手拳!」(握手券)って戦法。あれはよく考えられっています。秋元康って人は天才ですね(笑)。手口そのものは古くからある手法の焼き直しですが、あれこそが心理戦の究極です。

握手は「相手に直接触れる」ことが出来ます。楽曲や歌のコピーでは「握手券」が付きません。つまり、アーティストやアイドルに直接、触れられるチャンスとか権利を失うわけですな。

心理効果としてそれを煽っています。違法コピーだと歌は聴けますが、アイドルに直接、会いに行ったり握手したり、立ち位置への「投票権」は得られない、ということです。

昔、アイドルが握手会を始めた時にはね。「無茶だ」って意見も結構あったんですよ。トラブルも何度か起きています。腕を引っ張られたりね。「辞めたい」と泣く人もいたんですよ。

私の書いたプロ用のテキストでも述べられていますが、最初にこれを行なったのはなんと、アメリカの大統領とか政治家です(笑)。ケネディってご存知ですか? ブレインに心理学者がいて、上院議員になる前からその手法を頻繁に用いています。

人に触れられることでね。親近感が増すのです。パーソナルスペースの中に入り込むことにもなります。

アメリカの大統領や政治家は過去に何度も「握手の最中に」狙撃されたり、銃撃を受けたりしてますよ。日本のアイドルみたいに甘い世界じゃありません。それこそ、まさに命がけなのです。

それでも、それを行なうのは実際に選挙結果に大きく影響が出るから。

今回は高画質で、全て惜しげもなく(笑)

狭い橋(危ない橋) アイコンAKB48の「握手券戦法!」は、苦肉の策でしょう。

違法コピーやダウンロード配信で思ったような売り上げにならない。そんな中で安定した数を売ろうと思えば特殊な方法や、ちょっとした変化球も必要になります。

コンサートでの握手会ってのは昔から定番です。しかし、それを付加価値として捉え、劇場から整備してアイドルに「直接会いに来させよう!」「複数回、投票(CDを購入)してもらおう!」って手法は、なかなか斬新なもんです。

もっとも、残念なことにああいった手法は秋元康のような各局に影響力があってアイドルの取り扱いに慣れてる人が思いついたからできることで、2番煎じでは効果が薄いでしょうね。韓流アイドルとやらが握手券をつけても、同じだけの人数は集まらない、と私は思います。

今回の更新で、これまでにテキストにやサイトに用いていた防御策や、内情(種)をここまでおおやけにしたのは、もう用いるつもりが無いから。

催眠のテキストとしてはこれが最後の製作でしょう。

ウチは秋元康とAppleの手法の混在型で(笑)。申し訳ないですが、価格は当初の予定よりかなり「上げ」ます。ネットを取り巻く環境そのものが変わっています。

ウチは中小なので廉売は無理です。数百円で特殊な情報をばらまけば、数日後にはタダで配る連中が出ます。ニッチに必要な特殊な情報は「高ければ高い」ほど、出回る速度は遅くなる傾向があります。

ワンセット40万。予約に応じてくださった数名のみ限定で。今回はSkype(スカイプ)での直接指導付き。正直、今回のテキストは「一人だけ」の応募でもいいと思っています。

せっかく身に付いた知識と技術ですから、この辺で誰かにしっかり引き継いで欲しい。サイト運営で起こったトラブルとかマスコミ関係者の対応、番組収録で起こった問題点や収録において求められる催眠(結果)や現象についても、触れてあります。

※諸事情によりプロテキストの販売、送付は一時停止中です。

完全な「コピー防止」ってのはありません。私としても様々な手法を模索しましたが、流石に無理ですね。防止策そのものはありましたが、正直とても使い辛くて不便です。

一々、ドングルかましたり特定の環境でしか動作しないソフトウェアやハードウェアを用いても、一般ユーザーは歓迎しないでしょう。一般公開しているページの動画再生すらよくわからず、「どうすればいいんだ」と説明を求めるメールが何通も届いたことがあります。

ならばいっそ価格は上げ、Skypeなどでのサポートをセットにするほうがよほど親切です。

動画は「テキスト内部」に特殊なソフトで圧縮して埋め込んでいます。解説の段落ごとに整理して小分けし、そのコーナーの動画を見るように改造を加えました。

もちろん、売り上げの一部は困っている人の救済や支援のために使われます。

まあ、本当に催眠が学びたいとか好きな方だけ申し込んでください。特殊なものですので、自分が催眠を学んでタレントになろうとか、そういった技術を用いて家族や仲間、恋人の面倒をみようと思う方以外には必要ないと思います。

今回の更新は「凄ーく」考えた上での公開です。

考えに考え、その上で私自身が辿り着いた結論です。

その意味がわかる方だけが、テキストの購入などをご検討ください。

2011年09月08日

谷口信行