視線誘導の参考例(66ページ)
参考例1
視線を上方に伸ばし、指先を見させて意識を集中させている所です。
このコーナーの一番上の写真を参考に私の立ち位置や角度、指との距離を確認してください。
被験者が背中を丸め、あまりに姿勢が悪いと反応がなかなか起らなくなります。背筋は伸ばさせてください。初心者は「固めの椅子を用意するように」と指導したのはここで被験者の反応を読むためです。
この撮影はカラオケボックスで行ったものですが、そういったお店のクッションで十分です。
背筋を伸ばし視線は若干、上に向けるほうが反応が読みやすいです。
参考例2
被験者が目を閉じている所です。
緊張がほぐれず被験者の身体が硬直していたり、瞼(まぶた)がずっと細かく震えている場合にはもう一度、最初からやり直してください。
失敗した時は「まず深呼吸」です。それを忘れないように。
被験者、施術者双方で深呼吸を行って手のひらの力を抜き、もう一度、座り直すことです。