催眠術師のひとりごと / 第一章

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サイトを開設した理由と番組出演

なぜ、無料のホームぺージを持ったのか?(29ページ)

文章を書く側の気持ちとしては、自分の考えや文章を「誰かに見て欲しい」んですよ。その欲求は何物にも代えがたい時があります。

私の行っているホームぺージが他の催眠のサイトと若干違ったのは、そういった事情からでしょうね。

インターネットを使ってお金儲けをとか、有名になりたいという気持ちは少なかったのです。どちらかといえば「自分の文章を読んで欲しい」という自分の自己満足の部分が大きかったから。

だから無料なんです。ホームぺージを無料で公開し、熱心に更新する人の多くは私と同じ感覚だと思います。

「見て欲しい、読んで欲しい」自分の存在意義というか、自分が「ここにいる」ことを示し自己主張するためでしょう。中には作った本人の自己主張が強すぎて恐い内容も時々はあるようですけどね(笑)。

ホームぺージの運営や更新というのは、意外に時間と手間がかかりますから情熱がないと続かないんですよ。お金儲けには誰もが熱心になりますが、そうでないならばそんなに手間はかけないものでしょう。

それがアダルトぺージや有料のホームぺージが増える理由だったりもします。

それでも無料で懸命にホームぺージの運営や更新を行おうとするならば、本人にそこにこだわる強い理由や意志、思い入れが必要になるんですよ。

ホームぺージを公開していると中傷や嫌がらせもありますし、正直、好きじゃないとやってられない部分もあります。

私も苦労して更新を重ねました。そうこうしている内に、ほんのちょっとだけ有名にはなったのかも(笑)。いろいろ反響もあってヒット数は現在も増え続けています。

そろそろ一人では対応しきれなくなってきましたけどね。

繰り返しますが、元々そんなにヒットしたり、反響があるとは思っていなかったのです。

変に力を入れなかったのが良かったんですかね? 軽いタッチで色々と書いていると「面白かった」とか「わかりやすかった」というメールをいただくようになったのです。現金なモンで反響があると欲が出て、本人も頑張って期待(?)に答えようという気になりコツコツと更新を重ねるようになりました。

すると向うからリンクを張ってくれたり、自分のホームぺージに紹介文を書いて下さったり、紹介してくれる雑誌などが出てきたのです。中には海外の留学生の方などが「私の地域の留学生向けのミニコミ紙で紹介させて欲しい」などと言って下さる場合もありました。

嬉しい誤算でしたね。この場を借りて、皆さんに感謝します。

実は私、こんな話が一般の方にウケるとは思っていませんでした。読んで下さった方には申し訳ないですが、ー部の心理学や催眠に興味を持つ「いわば普通ではない」というと語弊がありますが、少数派のちょっと変わった人たちが興味を持つ内容だと考えていました。

読んでは欲しかったですよ。私が興味を持ち「面白い」と思った内容だからこそ書いたんです。もちろん、誰かに興味を持っては欲しかった。

でも、そんなに大勢の人が読むとも思っていなかったのです。