催眠暗示でダイエットをする!?

2017/12/02改訂
1997/06/00初稿

様々な応用方法、利用方法について知ってください

催眠には色々な応用方法があります。テレビ番組などではショー的な要素が強く、催眠とは「ああいったものだ」と漠然と思っておられる方も多いと思います。

ですが、実際にはもっと具体的で、実用的なことにも使えます。

他のコーナーでも触れていますが、浮気の防止や、禁煙や禁酒、偏食を直すのにも用います。

パチンコなどのギャンブル依存や悪癖の防止、不眠症の治療、乗り物に乗る際の恐怖感やイライラを取り除いたり、男性のインポテンツや女性の不感症、ストレスの軽減にも役立ちます。

変わった所では、忘れ物を置き忘れた場所を特定したい、とか、相手(自分の付き合っているパートナー)に対して失ってしまった優しい感情を取り戻したい、とか、集中力を増し、勉強の効率を高める、などがありました。

本来はカウンセリングや精神的な悩み事の解消のために用いられるものでしょう。ご本人が忘れてしまった要因、過去の事例や体験を再現させるために用いられるケースもあります。

この文章を最初に載せた頃(1997年、開業当初)と催眠を取り巻く環境は徐々に異なってきています。

病院や公共施設でも催眠誘導(本来は術とは言わず誘導と呼びます)を積極的に用いる施設が増えてきています。

微力ながら私も多少のお手伝いを行っています。

ただし、何にでも使える万能薬ではありません

ただし、じゃあ催眠でなんでもできるか、というと、そうではありません。要は催眠も人間が行っている技術のひとつに過ぎません。

人間は神様ではありませんから・・・。

催眠や心理学の応用の範囲は無数にあります。通常の投薬や医療できかなかったり、効果が薄かった症状に催眠が大きな効果をあげたこともあります。

ですが実際には導入してみたものの、まったく効果のなかった例もあるのです。

私が長年仕事として依頼をこなし、催眠などをやっていると、他の施術者(自称、催眠の大先生)が自分を神様か超能力者のように振舞っているのをみて閉口します。

どんな悩み事も一瞬で解決する、末期ガンや重度の疾病が簡単に治る、先祖や前世が悪いから催眠で遡れば解決するなど、あまりにも身勝手で浅はかな連中、カルトまがいの団体もあります。

親族や身内を癌とか病気で亡くした人なら、私の怒りとか悲しみがわかると思います。私も家族や友人をそういった病気で亡くしていますから。

金儲けのために万病に効くとか末期がんが治ると煽る行為はあまりにも悪質です。そういった病気で苦しむ人を利用しようとする連中は最低ですよ。

前世催眠やスピリチュアルとやらで全部が解消するなら、世の中に警察も医者も弁護士も必要ありません。催眠術師が何人かいればすべては解決すると言うことになりますから。

私はこのホームページを開設した当初からずっと書いていますが、自分を特殊な人間だ、などと思ったり煽ったりしたことは一度もありません。

多少は勘が鋭かったり、他の人とは違う経歴や体験くらいは持っていますが・・・。ただの人間ですし普通に生活してます。

私自身にも悩み事をありますし体調不良に長く苦しんだり、裏切りや悲しい思いにもあっています。親の死に目にもあえず、その間にも嫌がらせや盗用を繰り返す屑とか、盗用を繰り返す薄汚い連中を憎む気持ちが晴れず、激しい感情にのたうち回ったこともあります。

私自身がその有り様なんですから。

催眠は確かに応用は広いですし様々な可能性を秘めてはいますが、残念ながら全ての悩みや苦痛、出来事にきく万能の薬ではないのです。

施術者になる場合でも同じ

また、施術者になるのも同じです。持って生まれた才能で全てが決まるのではありません。

霊体験とか不思議な体験も確かに過去、私は何度か経験しているんですけどね。ですが上記の催眠術の大先生共のように「私だけに備わった特別な才能だ!」「私なら催眠術で万病を治せる!」などと煽ったことはないですね。

前世が見えるとか守護霊が見えると煽って、苦しんでいる人達から金を騙し取ろうとする輩が多すぎます。ネットの普及でそう煽る連中も目立つようになっています。

これも以前から何度も触れていますが催眠の習得は英会話や格闘技、運転免許と同じですよ。

車やバイクの運転免許のように初めて体験する人は難しい部分とか苦労する所もあります。それまでそういったものに触れたことがないのですから・・・。

ですが、きちんと練習して基礎から学べばできないことではありませんよ。

もちろん向き不向きもありますし、催眠「術」を覚えて、何に用いるかという問題は残りますが。目的意識がない人が英会話や格闘技を習っても宝の持ち腐れかもしれないですね。

いざという時に家族を守りたいとか、私のように海外に仕入れに行きたいという目的があれば覚える価値がある。またしばらくそういった仕事から離れたとしても習い覚えた技術はあなたを裏切りません。

他の業種、違う生活環境や年齢になってもあなたをまた、助けることができるでしょう。

目標とか目的意識があれば学ぶ側の真剣度も違います。それは生まれつきの才能や資質ではなくやる気の問題です。多少の個人差こそありますが、本人の努力や熱意で身につくものだと思います。

運転免許をとりに行って教官に偉そうに言われてむかついたり傷ついた人もいるのではないですか? 私もそうでした(笑)。

私は学生時代から教師ともあまり折り合いがよくなかったので。高圧的に怒鳴ったり、指導と称して声を荒げるタイプが嫌いです。地位や肩書き、おかしな団体名や理事だ役員だと言い張って「催眠術の大先生」ぶってる連中も苦手になります。

命の危険があったり、初心者が安易な考え方をしないようにあえて厳しく接しているケースもあるのでしょうが、やたらとと高圧的だったり必要以上に偉そうな教官もいますよ?

今から考えれば「なんであの人はあんなに態度が大きかったんだろう?」と不思議に思いますが・・・。実際に運転免許を取得して自分で運転できるようになると、教習所の教官が凄いとは誰も思わなくなるでしょう?

もちろん、F1レースのドライバーなど特殊な職業なら違いますが(笑)。

普通免許の講習が、そこまで凄い技術だと思わないのです。

催眠の指導とかカウンセリングで、私がそういった態度をとることはありません。

実際にかけてみないと、わからない

催眠は確かに効果も高く様々な利用方法があるのですが、大きな問題を抱えています。

実際の効果が「かけてみるまで」わからない点ですね。

被験性(催眠のかかり易さや、かかった際の深さなど)が、個人やその人の精神状況によってバラバラです。ですから全ての人にまったく同じ効果という訳にはいかないのです。

同じ効果を求めまったく同じ手順、同じ働きかけや言葉で同じように催眠をかけても相手によって結果はまるで違ってくるのです。

受け取り手の感受性とか被験性(被暗示性とも言います)ボキャブラリの量などにも影響を受けます。困るのはその日によっても反応が異なることがあります。

同じ人で同じ話しかけと手順を行って、同じ効果を求めても、その日の体調とか心理状態によっては変化がある。これには驚きました。

催眠って、なんなの?のコーナーなども参照してください。

素晴らしい効果をあげるかと思えば、まったく効果のない人もいます。どんなに本人が催眠誘導を望んでも効果が薄かったり反応が弱い、体質的に受け付けないとかまたは反対にかかりが深過ぎて危険を伴う場合もあります。

これは何年やっても同じです。やはり、難しいケースはどうしても出てきます。

私が催眠誘導を行う場合には必ず、事前に行うテストを行っています。その時点で大体の結果は予測することが可能です。

私の場合は、テストの結果が悪い場合、または何らかの異常行動や反応が見られる場合には施術を取りやめ、カウンセリングなどでじっくりとお話を伺う方法に切り替えています。

「どうしても催眠で」といわれる場合もありますが、反応が弱い場合には他の方法を模索したほうが無難でしょう。

これは余談ですが、某番組内にてお会いして、まったく催眠を受け付けないとかかかりが浅かった方でも洗脳騒動に巻き込まれたりはしていますよ?

言葉による話しかけとか手順によっては催眠誘導と同じような効果を上げることは可能であり、その悪い例が洗脳騒動とか、カルト宗教への傾倒だと私は考えています。

催眠誘導にも体質や向き不向きはあります。本人に合わない物を無理に行っても、時間や費用が無駄になりますから。双方にとってそれは好ましくありません。

依頼者ご本人が何らかの強いトラウマや過去を抱えていて、警戒心や嫌悪感が強い場合、カウンセリングをしばらく進めて信頼関係を強化しないと、催眠は深化しないと私は考えています。

男性の施術者や催眠「術師」なら駄目で女性ならOKということもあります。男性全体に対する警戒心や嫌悪感がある人にいきなり強い効果を求めたら結果は芳しくないと思われます。

催眠において大切な用語「ラポール」は相互の信頼関係を指します。

回り道にも感じるのでしょうが、信頼関係を築くためにカウンセリングに時間を割くことが結果として催眠誘導を円滑にし、トラブルの解消の早道になることもまま、あります。

かかりさえすれば、確実に痩せる

過大な期待を抱く方々からすれば「なーんだ、催眠なんて役に立たないじゃないか!」と言われるでしょうが、ちょっと待ってください(笑)。

私は慎重な性格ですから催眠のマイナス面ばかり強調したように思えるかもしれませんが、実際には劇的な効果をあげることもあるのです。

特にダイエットなどには効果が高いでしょう。かかる方ならば苦痛も殆どありません。

元の体重にもよりますが、1ヶ月3kg程度で半年で15kg。その後、リバウンドしないという程度のケースならば何度も手がけています。

極端な言い方ですが、催眠が「かかりさえすれば」確実に痩せることはできます。

結婚前に大急ぎで痩せたい、と言ってくる女性は結構いますね(笑)。面白いのは「今だけでいいんだ」とも言います。一生に一度の晴れ舞台というか自分の記念になるので。

やはり人より綺麗で居たいというか、ウエディングドレスは細いスタイルで着たいのかもしれないですね。写真や映像となって残りますから。

同じ申し出が何度かあったのでこれにも驚きました。

まあ出来れば無理をせずに急激にではなく、しばらく時間をかけて取り組んだほうがいいのですが。式が終わった途端にリバウンドするというのも困るでしょう?

個人差がありますから一概には言えませんが、私はこれまでにたくさんの例に成功してきました。先に述べたように「催眠を最初から受け付けない」人は仕方ありませんが、催眠を受け付ける場合には必ず成功してきています。

逆説的ですが「かからなければ痩せない」と思っています(笑)。

もちろん催眠にで短時間で、に限定した話です。

運動とか格闘技、自主トレを長く行ってきた私には運動生理学や食事(栄養学)に関する知識や経験もあり、それらを複合的に利用して成功しています。

ですから別に「催眠にかからなくても」ダイエットそのものは可能で、そのための知識や経験も十分にあるのですが「まったくかからない」とか「かかりが悪い」場合には、無理に私の所に通う必要はないんですよ。

近所のスポーツジムにでも通ったほうが費用もかかりませんし、簡単でしょうから・・・。痩せ方の相談とかやり方については構いませんが、他に通ったほうが割安ではないですかね?

かかった場合には痩せやすい。催眠誘導の種類としては簡単な施術の部類に入ると思います。

体質的に受け付けない人の場合は残念ながら催眠によるダイエットは向きません。時間とか費用が無駄にかかります。その場合は残念ですが他の方法を探しましょう。

催眠によるダイエットも、たくさんあるダイエット法のひとつに過ぎないのですから。

我慢させることで痩せるのは不可能ではないが、不自然

ダイエットに失敗してしまう理由のひとつに「我慢」があります。

女性がよく勘違いしてしまうのですがダイエットとは本来、「痩せること」ではないのです。いくら痩せても不健康そうであったり、一旦は痩せたものの、あっと言う間に元に戻ってしまうので意味がありません。

ダイエットとは本来「綺麗になること」こそが目的ではないでしょうか? なぜか、女性にはその部分を忘れてしまう人も多いようです。

見た目の数字だけ追っても意味は無いですよ(笑)。

不健康で顔色が悪くて髪の毛がパサパサ、肌荒れして辛そうな表情をしている女性に。魅せられたり好感を持つ男性というのはそんなにいないと思うんですけどね?

どちらかというと健康的で。多少太っていても朗らかなタイプに惹かれる男性というのは意外と多いんですよ。

必死でサウナに入ったり、ヘンテコなスーツ(汗を掻くためのもの)を着ても汗疹(あせも)ができる程度で脂肪は燃焼しませんよ(笑)。

脂肪が減ってないのですから・・・。やり過ぎれば脱水症状で体調壊したり下手すれば死にます。

一時的に減ったようにみえたって、水飲んだだけで元に戻ります。

そういった人は見せかけの数字とか一時的な効果に満足してしまい、何度もリバウンドしたり肌荒れを引き起こしたりもします。それでは意味がありません。

変な我慢する分だけ損ですよ? 私は綺麗に痩せてそれを自分で維持管理できるようにすることがもっとも大切なことのように思います。

私が催眠を用いたダイエットで行うのはストレスの軽減と「行動抑制方法」といいまして、目的は「食べる事を強制的に我慢させること」ではないんですよ。

食べる事は三大欲求の一つです。睡眠欲、性欲、食欲は人間の生活において欠かすことのできないものです。だからこそ一度マイナスのスパイラルに捕まると困る。その歪みを正すのは大変なんですよ。

どんな人でも、色々なことを「我慢」することは苦痛を伴います。また、「食べたい!」という欲求は人間が持つ欲求の中でもかなり強いものです。

気がつかない人も多いようですが、普段の生活のなかで生じるストレスを「食べる」ことで発散させている人は多数に及びます。

失恋するとなぜだか「お腹がすいてしまう」ことがありませんでしたか? 女性には多いと思いますよ。

男性がやけ酒を飲んだり、何かに当たり散らす行為も別名、代償行為と呼びますが精神的な圧力、マイナスの感情から解き放たれるために自らが行っているのです。

代償行為の「代償」を別口で用意する

実生活において、そのようなことはよくあることなのではないでしょうか?

言い方は悪いかもしれないですが、いわば必要悪であってその全てが罪だとか取り上げるべきだとは私は思わないのですが。

聖人君子じゃないんですから(笑)。性欲も食欲も睡眠欲もあります。この忙しい現代社会でその全てを我慢しようとか自分の意志だけで押さえつけちゃったら過労死します。

太ることは罪だから「食べてはならない!」という暗示は危険です。カウンセリングもなく何の下準備もせず、他のストレス発散方法も見つけないままにいきなり食欲だけを我慢させたり取り上げたら、別の病気になっちゃいますよ。

それは結局、仕事上のトラブルや対人関係から生じるストレス、圧迫感を食べることで発散させ解消させようとしていることになります。

いわば「食べること」(飲酒も含む)は、現代人にとっていちばん手軽で、もっとも効果の高いストレスの軽減方法なんですね。

ですから、度を越さない限りは許される範囲だと思います。

制御するのは太り過ぎで体調が悪くなったり、成人病や糖尿病の可能性が出てきたり、仕事や恋愛に差し障りがある、ご本人が異性と付き合えないとか「自信を失う」などを解消するためです。

私が催眠でダイエットする場合には、その食べると言う行為、ストレス発散の一部にほんの少し修正を加えるだけです。

催眠によるダイエット(私が行う方法)には大きな特徴があります。

大きな苦痛を伴わないことです。

もちろん、誘導方法や暗示の内容を間違えれば苦痛はあるでしょうが、ダイエットの基本を理解して個性に合わせた方法を用いれば苦痛は少なくなりますよ。

何かに夢中になっていたら食べることを忘れることはないですか? 今、太ってしまっていて四六時中何かを口にしているとしても。子供の頃からそうでしたか?

友達と一緒になって遊んでいたり、ゲームに夢中になったり。恋人と過ごしている時には時間を忘れてしまうことはないですか? ネットで動画を見ていたり何かに集中している時には時間の経過や食事を忘れるなんてよくあることですよ?

私の場合は文章を書いている間に7、8時間経過したとか食事をしていなかったなんてザラにあります。若い頃は倒れるまで自分の不調に気づかず、限界までやってしまうことがありました。

好きなものとか、遊びを助長すればいいんですよ(笑)。

代償行為はストレスの軽減のために行われます。自分が嫌なことがあった部分を他の行為で補うわけですから・・・。代償行為の「代償」他の好きなことを入れたり、反対にそのストレスを軽減させてやれば自然と食べる量も減ってゆくわけで。

もっと柔軟に考えて発想の転換を

「食べたから肥った」と考える人がいるのは当然ですが、もう一歩進めて考えて下さい。必要以上の量を食べる、つまりその人が「過食になる」にも原因とか理由はあるのです。

先に掲げたように「代償行為」つまり何らかの不満とか嫌な出来事とか心理的なプレッシャーに対して、何かを食べたり咀嚼することで気を晴らしている可能性だってありますよ?

知らない方がまだ時折いらっしゃいますが、拒食症は過食症からはじまるのです。食べることは人間に備わった欲求で生きるためには仕方がありません。

ところがやはり心のどこかに嫌悪感や後悔がある。悪いことをしているとの意識が強くなると吐くようになります。食べてストレスを発散してもすぐ吐けば太らずに済む。そういった感覚が強くなると何を食べても戻すようになりますし、自分で指を喉に突っ込んで吐くようになります。

私はダイエットのカウンセリング時にはかならず依頼者の指を確認しています。

吐きダコがあるんですよ。拒食状態に陥って吐くようになった方は指の関節にタコができます。胃酸で荒れるので指に痕跡が残ります。

一日に吐くのは一度や二度じゃありません。30回とか30回とか吐いてますよ。だから跡になるんです。家族や友人、所属事務所に見せないだけで回数はそうとう多い。そういったモデルさんやタレントさんにも何度か遭ってます。

危機的状況に陥って、本当に死んでしまう人もいますので・・・。安易に引き受けて簡単に行うのではなく事前の聞き取りと確認は不可欠です。

私は、食べることを「我慢」すれば痩せられるんだ、と考えるよりも「食べる」ことになった原因(ストレスやきっかけ)をなくし、そのストレスをどこか他にぶつけることを中心に考えることがダイエットにおいては重要なポイントだと考えています。

若い世代にもわかりやすくゲームに例えるなら「食べること以外」にステータスやパラメーターを設定すれば当然体重は自然に減少し始めますよ?

ステータス異常が起こって初期設定に食欲が追加されていますから。全振り状態なんです。

おまけにそのステータス異常に「吐き戻し」ってオプションがついてると、死ぬまで食べて吐いてを繰り返すようになるのです。

ですからまず異常状態を解く。その上で別のオプション、食べること以外の代償行為をつけてあげることです。

わかりましたか?

芸能人のダイエット本に説得力はありますか?

我慢させればいいって手法は短期間なら確かに効果があるのですが・・・。

根本的な解決にはなっていません。

芸能人の方が時折、自身の経験をモデルにダイエットの本を出していますが、しばらくすると当のご本人が元の体型に戻っていることが多いですよね?

リバウンドして元の体重よりも重くなっているケースがないですか?

その人の本を信用して買った方々がその後、どうしているのでしょう?

それは短期間に効果を得ようと思うあまり、強引な手法を用いた後の反作用が原因だと思います。

心理的な「リバウンド」我慢した影響があるのではないか? と思うのです。短期間に無理やり我慢したりさせたものですから、その拘束が解けるとと食べることに走ってしまう。

そのままの体型を維持しようと思うなら常に監視状態に置くか、どこかに監禁するしかなくなってしまうでしょう。

ああいったダイエット本が説得力に乏しいのは、短期間で痩せる方法論に終始するためにその後の維持管理、根本的な環境の整備に留意しないからです。

実は「肥ってしまう」とか「食べてしまう」というのは意思の弱さや身体の病気というより、その人を取り巻く環境やストレス、「心」の問題である場合のほうが圧倒的に多いでしょう。

その環境や根本を整備しないのに、いきなり痩せてそのまま維持できる筈もありません。

親がてんこ盛りのご飯やおかずを食べているのに子供たちが小食なんてことはないと思いますよ? 毎日、誰かがお菓子を買い与えているのに子供が「ジャンクフード」を嫌いになるわけもない。

そういった環境で育った子供が、「食べることを禁止」した程度でいきなり健康的な食生活に入れる筈もないでしょう?

当然、社会生活でストレスを感じたら食生活も荒れてしまいます。

痩せた後の管理も重要です。そのためにはストレスを感じている環境とか、これまでの生活環境の整備、育った環境の調査、息抜きや発散方法についても整える必要が生じてくるのです。

となればご本人(依頼者)や周囲からの聞き取りや環境の調査が重要になってきます。

画一的な「何々を食べてはいけない!」って暗示が効かないのは当たり前なんですよ。それでは全部に対応しきれませんから。

基本的な発想を転換する必要がでてきます。

自己暗示との併用が望ましい

催眠によるダイエットの場合、強引に「我慢」させる必要はありません。

施術者にもよるでしょうが、私の場合、ストレスを軽減し食べることよりも違った方向に変換させるように心掛けています。行動を抑制、または方向修正し、ご本人があまりにも苦痛を感じる事が無いように事前に状況や環境を掴んでから暗示の内容は決めています。

(また物まねが増えると嫌ですので一部内容は伏せますが)強い苦痛や我慢を生じさせるをよりも、自然に強い喜びや目標への達成感を高めて行きます。カウンセリングとmailで徹底した聞き取り調査を実施します。

その上で非暗示性(被験性)を調査します。かかることを見極め他者催眠である程度の方向性を定めたら、そこからはご本人の意思を強化し、自分でできるリラックス方法や自己暗示へと切り替えます。

他者催眠(私)をきっかけにはしますが、その後はご自分で調整、継続してもらうのです。

そういった働きかけを行うことで将来的に生じる筈のリバウンドを抑え、「綺麗に痩せてそれを自力で維持すること」を目指そう、という方法です。

私は相談者といつまで経っても縁が切れないのはおかしいと考えます。他者催眠、つまり私の行う催眠に頼りきりでは、いつまでたっても自立できません。宗教団体じゃないんですから(笑)。

それじゃ洗脳でしょう。

医者は具合が悪い時にしか必要はありません。カウンセラーも同じです。催眠術師なんてのもずっとかかりきりになる必要はないでしょう。必要な時に必要な時期だけ適切に利用して、その後は「忘れてしまっている」くらいが理想です。

以前にひとりごとのコーナーで私は自分(催眠を含む)を「風邪薬のようなものだ」と表現しています。

※このホームページを開設した当初の人気コーナーです。現在はブログ形式、WordPressにしたために削除しています。

痩せることに成功しても常に私のサポートがなければ元に戻ってしまうのなら、それはそれで問題でしょう。かかる費用も馬鹿にならないと思います。

メンテナンスは自分で行ったほうが効率的

ですから通常は私の考えた鏡とかサブリミナルメッセージ入りの映像などを使った独自の方法を用い、各自がそれを使って自分の意思で維持管理を行います。

自己催眠はある程度の努力と練習を伴うことになります。

お勧めは「自己催眠と他者催眠の」併用です。

最初から自己催眠で「痩せよう!」と考えると苦労しますから初期の部分、導入や方向性の誘導だけを私が行い、後の管理は「自分で行おう」といった方法ですね。

わからないところがあったり、暗示の効果が薄れて普段の行動が戻りそうになった場合には、私がまた面談して催眠を強化します。

そういった部分を時折、強化することで全体の費用を抑え、施術者に任せっきりで言いなりになるのではなく自分の意思でダイエットを続けていくんだ、という意欲を高めて行きます。

費用はいくらかかってもかまわない、「かかりきりになりたい!」という方なら、全部、丸ごと他者催眠で、私が面倒をみても構いませんけどね(笑)。

ウチも商売ですから・・・。儲かるならそれにこしたことはありません。

生活に余裕があり、「自分で努力するのなんてめんどくさい」と考える人なら、他者催眠だけで依頼するのも面白いかもしれませんね。

ただし、それは裕福な方限定ですね(笑)。

催眠によるダイエットは、体質に合えば驚くほど簡単に痩せられます。

問題は「かかりが深い人なら」簡単ですが、かかりが浅い場合には引き受けられない、って部分です。テスト催眠を行って良好な反応が得られるなら希望が適います。

もっとも美容整形で脂肪吸引などを行えば数十万から数百万かかります。丸ごと全部を私に他者催眠で依頼しても、そこまで費用はかからないでしょう。

麻酔等も使いませんから、私の行う催眠で事故死ってこともまずないと思います。

本来は導入部分までを私が行い、維持管理は依頼者本人が行います。それによって費用を抑え、同時に自立を促します。生活習慣の改善を行いストレスを軽減しながら徐々に体重を減少させます。

他者催眠と自己催眠の複合型こそが、体重管理にはもっともふさわしいと私は考えています。

このコーナーの初稿は1997年、私が開業当初に書いた内容です。年数が経過しましたので2017年のサーバー移転の際に読みやすいようにレイアウトと一部に加筆修正を加えてあります。

1997年6月 初稿

2017年12月02日 加筆、修正

谷口信行

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