アーカイブ
カテゴリー

ホームページ、パソコンの変遷(へんせん)

これまでの十数年間で徐々に変化したもの

最初に使っていたパソコンはコレです

私がネット上でホームページを開設したのは1997年の3月です。

地方(関西の)プロバイダで名もなき所をムック本(パソコンに関する不定期で出される冊子)で見つけて、銀行口座引き落としで借りました。

当時は兄が印刷会社に勤務しており、DTP(版下の制作)にパソコンを使っていました。

印刷会社におけるWindowsのシェアは、まだまだ低かった時代ですので兄が使っていたのはMacです。

その兄が「俺が教えてやるからパソコンを覚えろ」と言うので私もやって見る気に・・・。

IBMのノートパソコンでパソコン通信などに当時持ったばかりの事務所の宣伝を載せてみましたが反響はそんなに得られず。

先行きに不安を感じていた頃ですね。

「鏡の中の私」というタイトルで体験談を載せた時には反響はありましたが、ほとんどは興味本位であり宣伝とか仕事には繋がりませんでした。

「ホームページという形式なら好きな内容を容量いっぱいまで載せられるよ」と前出の兄に教えられたのもこの頃。

私が始めて使ったパソコンはコレ。MacのPerformerってシリーズですな(笑)。メモリがばか高くて。増設したら簡単に25万円くらいになってローン組みました。

ディスプレイとの一体式。CDとフロッピーディスクが付いています。なぜか前面にヘッドフォン端子も。

もっともこの写真はウィキペデァからの借り物です。当時の写真はどこかにあったと思うのですが、探しても見つからなかったので同型を貼っておきます。

当時のディスプレイサイズ

この写真を見た瞬間、「懐かしーぃ」と感じました。ついでにここに貼って当時からの変遷(へんせん)を追ってみようかと思います。

上記の一体型パソコンはディスプレイがブラウン管で、サイズが15インチです。今、パソコンを使っている方が見たら大笑いでしょ? ノートパソコン、それも下手すれば小型で持ち歩けるB5サイズよりも画面が小さいのです。

液晶ディスプレイには経年劣化によるサイズの減少がありません。ブラウン管は徐々に中央に向って歪みます。後ろから映像を投影する形になりますから年々、縮むんです。なので2年も使うと10%近くも小さくなったり。

その減少を予想してメーカー側が「余白」を作ります。外枠に黒い縁が付くんですよ。ですので、新品であっても実際には14インチ液晶と同じ程度のサイズになります。

今見れば大笑いかも知れないですが、当時はどの機種も似たようなものでした。液晶などは馬鹿高かったので、企業でも導入している所は少なくて一般ユーザーにはとても敷居が高かったと思います。

手に入れた時は嬉しかったですね(笑)。始めて自分で買ったパソコンでしたから。

ディスプレイに合わせてホームページのサイズも決まる

こんな話を今になってしているのは、当時のホームページのサイズ、特に横幅が見る側の環境によって決まっていたから。

何もおじさんが「昔を思い出して懐かしもう」ってお話ではございません。

15インチ(実質14インチ)のディスプレイしか流通していない時代に、800ピクセルの横幅のホームページ作ったって誰も見やしません。というか見えない。

横幅がディスプレイからはみ出すからです。

最近の液晶ディスプレイは解像度を高く設定しても美しいですよ。グラボ(ビデオカード)も高性能になっていますし、何より液晶も質が違う。廉価型でもTFTは当たり前ですし、持ち運びの出来るB5型といってもこの当時(1997年)とは雲泥の差です。

1280×1024とか当時は無理なんです。

Performer 5200は最大解像度が800×600だったと思います。動画再生なんて夢のまた夢ですね(笑)。ビデオメモリですら1Mって時代ですから。

800pxでホームページを作れば当然、読めない。実質、14インチの液晶では表示しきれません。ですので550px(ピクセル)から650pxってのが当時のホームページの横幅としては多かったと思います。

私も600ピクセルからスタートした覚えがあります。

トップページに貼った「たのしい催眠術講座」のタイトルロゴを作るのに、初心者だった私は勝手がわからず四苦八苦しましたので・・・。

次に買ったマシンがコレ

個人のホームページがまだまだ珍しかった時代です。

まして「催眠術」ですからね(笑)。心理学のページも催眠術のページも殆ど存在していなくて、あっても宗教まがいというか「頭おかしいんじゃないか?」って連中が少数存在していただけです。

「催眠神○会」とかね。今もおかしな活動やってますよ。番組出演が増えた当時には私の元にも「資格を授けてあげよう」だの「我らの会合に参加しなさい!」(命令、おまけに有料)ってメールを何度も送り付けてました。

宗教だ気功だオカルトだっておかしな連中ばかりだったので、催眠や心理学に関するまともな内容を普通に載せただけでもすぐに反響はありました。ホームページに情報を載せてたった数週間で各社マスコミから問い合わせがあったり。

ホームページを見た一般の読者から「テキストは出していないのか?」と言われて慌てて準備を始めることになりました。

となればホームページの更新とか運営にも力が入りますし、15インチの一体型のパソコンではどうしても作業がしにくいのです。

それで買ったのがコレ。

Power Mac PM7300です。Performerはどちらかというと初心者向けでした。

こっちは一番下位モデルながら一応は業務用。ディスプレイも一体型ではなく切り離してあります。

当時のApple社の宣伝文句に騙されましてね(笑)。これがあれば動画だって編集できるとか。

当時はそういう煽り文句を信じて一生懸命、ハードディスクや編集用(Miroモーションとか)の馬鹿高いボードとか、メモリなどを買って増設したものです。

横に置いてあるのはCPUのアップグレードカードです。このマシンはつい最近までわが家で保管してありました。

今考えてみればそんなもので出来る訳がない

これも思い出のマシンですが、少々邪魔になったのでYahoo!オークションでお嫁に貰われてゆきました。もちろん格安で。

買った時は30万円前後。CPUのアップグレードや増設含めると50万前後です。売値は2,500円の送料込み(2008年に売却)だったと思います。

memoryとかもMac専用しかなくて凄まじい高さでした。テキスト用の映像を自分で編集しようにもスペックが足りない。

関西にある専門店?にディスクアレイの相談に行くと平気で200万とか言ってた時代ですね。

車一台分を平気で寄越せと言います。しかも、後で考えてみたらディスクアレイ(当時はハードディスク10台並列でもやっと200G程度)だけでその価格で、更に何か売りつけてやろうと考えていたのでしょう。

実際に映像編集が一般向けのコンピュータで可能(ノンリニア)になるのは、そこから更に10年を要します。

故、伊丹十三さんが「たんぽぽ」辺りからノンリニア編集を手がけていたのは有名でしたが、同じことを同じ時期に個人で出来るわけがないですね(笑)。

数千万とか数億かかる世界です。

先にあげたインチキ催眠術師とか変な宗教がかった連中もそうですが、ネットの黎明期(れいめいき)とか過渡期には様々な連中が現れるもので・・・。パソコンに疎い一般人を取り込んで騙そうとか儲けようって店も結構あったのです。

もう、大部分が潰れましたが・・・。

十数年経った今だから思いますが、商売ってそういうものですよ。よく調べて知っておかないと騙されるし掴まされる。

ただしそういう強引な商売、詐欺まがいの商法を貫いている連中はやっぱり、時代と共に消えてゆきます。

その後、19インチ前後で停滞する

話が逸れましたので戻します。

一体型よりもディスプレイとは別になったタイプのパソコンが市場では主流になります。やはりディスプレイの劣化とかCPUの急激な変化が伴いますので一体型は徐々に不人気になってゆきます。

が、液晶ディスプレイも価格が高騰していましたので業務用を除いてはなかなか普及しない時代が続きました。

17インチから19インチの「ブラウン管型ディスプレイ」か「15インチから17インチ」の液晶ディスプレイがその後の7,8年間、市場で流通するのです。結果として企業や個人のホームページもそれらのサイズに縛られるようになります。

2000年から2008年前後までホームページの横幅は700pxから800pxを推奨している所が殆どでした。中間をとって750ピクセルが多かったですね。

そのサイズで固定された時期が長かったのはやはり、ユーザーの持っているディスプレイ、液晶やブラウン管のサイズが大きくならずに停滞したことが理由の一つとして上げられます。

ブラウン管から液晶への買替えは確かに進んだのですが、高い価格がネックとなって、一般には一回り小さいものが先に普及することになったのでした。

その後、技術革新が起こり液晶に破損や傷、ドット欠けの少ないものが量産できるようになります。価格も大幅に下がり一般ユーザーでも17インチ以上の液晶ディスプレイが簡単に手に入るようになりました。

横長タイプ(ワイド)が売り出されるのもこの頃から。

今では15インチ程度のディスプレイを常用している人のほうが少なく、ノートパソコンを除けばあまりいなくなっています。

今回のリニューアルで大きめの横幅に

先にもちょっと述べましたが、同じ15インチと言いましても、1997年とは状況が異なります。ノートパソコンに搭載されているグラフィックカード(ビデオカードとも言います)も高性能になっていますので、高精密で美しい画像が得られます。

ですから、以前と同じく「750px(ピクセル)でいいじゃん!」ってのも言いにくくなってきてるんですよ。

今回から、私のサイトの横幅が960pxになっています。横幅の余白を考えると、ほぼ1,000pxですね。

これは・・・。正直、大きすぎです。私個人としては気に入らないサイズ。

ただし、元の750pxでは明らかに時代遅れになりつつあります。リニューアルするなら「多少大きすぎでも仕方ないか」になりました。配布されているWordPress(わーどぷれす)のテーマでもそれくらいのサイズが多くなってきています。

これは2008年以降、急激にディスプレイのサイズが大きくなっていることに対応したものです。2006年までなら750で十分だったと思います。

Yahoo!JAPANのトップページが2008年1月1日にリニューアルしています。今から丁度、2年前ですね。

その横幅が950px。余白を含むと私と同じ1,000pxです。それが2年前なのです。つまり、液晶ディスプレイの価格が下がり、グラボの性能が上がってきたと同時期にYahoo!Japanではトップページの横幅を大きく広げたことになります。

そうなれば、それが今後の主流になってくる可能性は高くなるでしょう。

そういった理由で私も今回のリニューアルでは大きめのサイズを適用しました。

素材集はこちらから戴いております

現実として、横幅800px以下のユーザーは全体の1%を切っています。アクセスログから解析やってるサイトもたくさんありまして、どこの統計でも同じですね。

ですから、1997年当時のような状況ではなくなっています。

ブログでも3カラム(横に3段)とかの構成が増えましたからね。ただし、横幅が広くなるとそれなりに問題も生じてくる訳で・・・。

手持ちの写真とか素材集、以前から使っていたホームページ用のパーツは「横幅が足りなくて」使えなくなったりもします。

ピクセル寸法で200pxの違いってのは結構大きいもので・・・。かといって体調不良で寝込んでいることの多かった私が、各地に出かけていって自分で写真を撮りまくるわけにもいかず、ぜいぜい神戸近郊がいいところ。

んで、困った時のネット頼みというか検索していいサイトを見つけました。

使わせていただいたのは「ゆん写真フリー素材集」様の素材です。

大きなサイズの写真が数多くあります。以前のリニューアルでも何枚かは使わせて戴いたのですが、今回はトップ画像に何枚か使ってあります。

綺麗な画像、センスのある画像が多い。体調が悪くなったり身動きがとれない時はここのサイトに行って「あぁ、こんな写真が撮ってみたいなぁ」などと眺めている時もありました。

海中写真なんてのは典型ですね。素人じゃどうやっても撮れない。

写真ってのは結局は道具ではなくセンスなんでしょうね。素晴らしい道具とかカメラ、高いレンズを自慢しているサイトは数々あるのですが、心を奪われるとか見てハッとするサイトとか写真はそんなに多くは無い。

私が見てて参考になるとか憧れる数少ないサイトの一つです。

今回はお世話になりました。この場を借り、お礼申し上げます。

2010年01月08日

谷口信行

カレンダー
2017年12月
« 11月    
 123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031
番組出演、実験、検証等
公式Twitter