神戸 異人館 イタリア館 オランダ館

スポンサーリンク
超合金ニューZ

山手側、異人館通りにある外国人居留地の名残り

2017年に撮影した山手側にある異人館
リニューアルに合わせて神戸市内で撮影した写真です。異人館、ハーバーランド周辺を中心に撮影中。

2006年に撮影したものとは別に新規に載せています。

北野の異人館にはあまり行きませんが、壁紙が欲しくて

今回(2017年)のサイトリニューアルのために異人館に撮影に行きました。

基本的に地元民はあまり行かないんですよね。私は生粋の神戸っ子でもないですし神戸で育ったわけでもないですが、近くにいるとあまり有り難みがないというか(笑)。大阪に住んでた時は通天閣の近くでしたが通天閣に登ったのはその地域を引っ越した後だったり。

一度もその地域に来たことがない人が訪れると、観光案内のために出掛けてゆくこともあります。ただし、来客がないとか周囲が地元民ばかりだと行かないでしょう?

目まいとか偏頭痛、異様に汗を掻くなどの体調不良もあってなかなか外にも出掛けられず、ホームページを修正したり依頼を受けて直す時にも素材集を用いることが多くなっていました。

体調も少しは回復しましたし新しいカメラやレンズも買いました。新作のテキストや小説も書きたいですし、そのための資料集めもあります。個人撮影とか動画編集の依頼も舞い込むようになったので、重い腰を上げてあちこちで自分で撮影することにしました。

一般の方とは用途が違うので撮り方も少し違います(笑)。各ページのヘッダーには今回、撮影した写真を用いています。サイトのヘッダー画像とか背景に使うために前もって構図を決めています。

横に長い画像、見た目に鮮やかなタイトル

WordPressには次々に新機能が備わるようになって、2009年の改装時には無かったシステムが入っています。その一つが「ヘッダー画像をランダムに読み込む」ですね。

新しいページとかリンクをクリックする都度にトップの画像が変わります。以前のリニューアルの時にコーナーごとに違う背景とヘッダー画像を読み込みたくてテーマを改造したのですが、これが驚くほどに面倒で・・・。正直、二度とやりたくないと思ったのですが今では標準装備。

ただし、ここ数年でまたサイトとかブログの流行というか常識が変わってきていまして。ヘッダー画像の横幅が大幅に広くなっているんですよ。私がサイト運営を開始した1997年の頃とは2倍近くも幅広で縦幅も長くなっています。当時の主流だった3カラムも激減中。

スマホとかタブレットに対応するようになると、3カラムというデザインそのものが意味が無くなります。3カラムは本来、パソコン用と考えたほうがいいですね。

横に長く、見た目に鮮やかな素材集というのはなかなか売っていないし、無料で配布もしていないので・・・。いっそデジタル一眼、高画素数のカメラで自分で撮って加工しようか、に傾きます。

壁とか塀とかベンチとかともかく横に長いものを

長年、自分で運営管理やって来た人ならわかると思いますが、いざと思って横長の構図でサイトの邪魔にならないヘッダー画像を探すと結構難しいです(笑)。

ヘッダー画像で検索すると皆さんが苦労していることがわかると思いますよ?

風船とかシャボン玉とかね。海とか空、金平糖やグミなんてのもあります。どちらかというと淡い色合いとかパステルカラーが多いのも特徴です。上に文字とか色が載りますからね。あまりにも濃い色合いとか派手な写真だと文字が読めなくなってしまいます。

かといってありきたりな「空と海」では他とあまり代わり映えがしませんし。だったらいっそ、自分の住んでる神戸で特徴的な建物とかオブジェをモチーフにしたほうが映えるのではないかと。

イタリア館の「壁」とか、オープンテラスの「真っ赤でド派手なテーブル」とか使ってます。

デンマーク館がなかなか良かった。鉄の扉に切り抜かれていた絵柄、イラストが気に入ったので縦幅を少し圧縮してヘッダー画像の一枚にしています。

壁紙やヘッダー用の画像ばかりでは味気ないので

ベンチとか壁ばっかり眺めても楽しくないでしょう? 自分のサイト用の写真、背景とかヘッダー用の画像ばかりでは寂しくなりますので(笑)。他の写真も幾つか撮影して載せておきます。

「あの写真がどうしても欲しい」ってことがあったらメールでご連絡を。悪意のない一般の方なら使って戴くこともやぶさかではありませんので・・・。ただ、やっぱり写真撮影ってのは自分でやったほうが面白いですよ? 自分の好きなものを撮影して用いるのが一番です。

カメラやレンズの性能が上がってて撮ってて楽しいです。自分の目で見たものと撮影して上がってくるものが異なって見える。肉眼よりむしろ鮮やかだったり。

私はどちらかというと静物よりも人物撮影のほうが得意なんですが・・・。自宅にスタジオ持ってるくらいですから。新しいテキストを作るために十数年ぶりに被験者モデルを探さなければなりませんね。

最近はコスプレ? 専用のモデルさんとかいるようです。モデル料も以前に比べると安くなっていますね。トラブル防止のため、そういった専門の方にでもお願いしようかと思っています。

それにしても神戸市内は銅像多いですね。異人館周辺にもブロンズ像がたくさんありました。それ以外にも美術館周辺に配置されているものがあります。

壁紙写真家? ではなーい

壁とか塀とかベンチとか撮ってると。変な目で見る人って結構います(笑)。特に最近はスマホで気軽に撮影してSNSとかTwitter、インスタに上げる人が多いですからね。

「あんなものが何の役に立つんだろう?」と思ったり、「あんなものを撮るなんて」と思うのか、露骨に馬鹿にしたり鼻で笑うような人もいますよ?

ここに掲載された写真をみれば多少はわかるかと思いますが、デジタル一眼だと役割とか目的が違うんですよ。友達と気軽に騒いだり顔にいたずら描きしたり表情変えて楽しむのは、スマホやタブレットのほうがいいんです。カメラの性能も上がっていますし。

ただし素材として扱う場合にはそれでは困ります。

横幅は6000ピクセルもありますので印刷にも使える。レンズが大きくてF値が明るいものだとディテール、細かい部分の再現力も異なります。画素数が大きいので色調補正もかけれる。

大きな画像の一部分だけを切り出したり、一部のみを組み合わせてまったく違うものにもできます。

その場で「すぐにインスタグラムやTwitterに上げる」だけなら私も壁なんて撮りません。容量が大きすぎて観る人が少ないでしょうから。スマホなら行ったお店の食べ物とか、見た目に面白いものを撮りますよ。重たいカメラやレンズも持ち歩かないでしょうね(笑)。面倒ですから。

大きめの静止画像は動画でも使うことがあります。4KやHD映像の時代なのでスマホで撮影した静止画や映像だと取り込んだ時に画質が荒れたり、拡大が難しかったりもあります。

奥行きのある写真、被写体以外の背景がボケ感(透明感と言います)のある写真や動画の撮れる一眼レフや大型レンズは、スマホとはまた違った魅力があります。

こんなことを書いてると壁紙とか背景用写真の依頼があるかもしれないですね(笑)。以前は自宅でも碁石とかおもちゃとか色紙を用意して、様々なものを背景用に撮ってた気がします。

2017年12月21日

谷口信行