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親に内緒にしていることはないですか?

00’07/18 On Air

今はもう、昔の話?

テレビ番組の場合、収録後そのシーンが放送されるまでに間があります。今回の放送(7月18日分)については、かなり以前に収録を終えたものです。

初めて番組に呼ばれた際は、そんなこととはつゆ知らず「いったい、いつになったら放送されるんだろ?」と気を揉んだものです。

シリーズ?で出るようになるまではタイムラグがあることに気付きもしなかったですね。単発なら気がつかなかったでしょう。撮ったらすぐ流れるくらいに思っていました。

場合によっては2ヶ月くらい後ろにズレ込む場合もあります。特番やスペシャル、何かのコーナーが当たって、そっちが「面白い!」ということになった場合には急遽、そちらが中心になる模様。

番組収録は不思議であると同時に厳しい世界です。今回収録分の「サイキック教師」は本来はもうちょっと早く放送される予定でした。

東京ラブストーリーってタイトルの「ミホとサオリ」「ダゼとマサーシー」のコーナーは超人気ですからね。

※2000年当時の人気コーナー

コーナーを「撮った」のはかなり前ですがスタジオ収録はつい先日です。自分の出演したコーナーのチェックのためにスタジオ収録を見学させて戴きました。ですから今回の放送分については、事前に放送内容を見ちゃったんですよね(笑)。

おもしろかった。ディレクターズカットっていう奴で、後で音を付けたり編集し直す所もあるようですが・・・。

スタジオ収録の雰囲気が生で見れて良かったです。みのもんたさんや渡辺満里奈さん、加藤あいちゃん(当然ながらお話はできませんでしたが)もいましたよ。

ファンがせっせとスタジオ見学希望のハガキを出しても当たらないようですから、たぶん私は恵まれているんでしょうね。特殊な仕事をしていたせいで、一般人なら見れない場所に色々入らせてもらったと思います。

まあ私の場合は仕事の一貫ですからご勘弁を。別にミーハーな感覚で参加しているのではありません。自分のシーンを見たらすぐに帰りました。

何度もTBSから急な呼び出しがあってその度に打ち合わせを行い、苦労の末に収録には参加していますから多少は役得と思って許して下さい。

色々大変です

催眠の収録ってね、他のロケに比べハンデがあります。

相手(参加者)次第の部分が否めません。被験者(催眠をかける相手)の反応次第で左右される部分があり、実際にどんな絵が撮れるかは、現場で行ってみないとわからないのです。

やはり安全性の確保の意味も兼ねて、事前にある程度までは被験者(参加者)の様子をチェックしますよ。ですが、全部の暗示をかけて調べる訳にはゆきません。

また、いくら直前までは催眠によくかかったとしても本番ではどうなるのかわからないのです。

今までに私は「学校へ行こう!」以外にも幾つかの番組に出演していますが、やはり、リハーサルではよくかかったのに本番では緊張や精神的な動揺、何らかの心理的な圧迫感や反応からまったく受け付けなかった人達もいます。

まして今回の相手は殆どがコギャルですからね(笑)。手強いに決まっています。

現場に行って、森田君やV6のメンバーとスタンバイしてこれから「さあ、本番!!」という時になって、「うまくかからない」ではシャレになっていません。

結局ねぶっつけ本番に近い。事前にどんなにスタッフと打ち合わせを行い、入念な準備とチェックを行っても完全な予想は不可能なんです。「こうなるんじゃないかな?」「この人ならここまでは大丈夫だろう」とこれまでの経験と勘で、ある程度予測するしかありません。

散々苦労して撮った割に(映像的には)かなり削ってあったりもします。私はVTRのチェックをしていませんから面白くないとか色飛びしていた、なんて可能性もあります。編集の都合で最初に予想していた内容とはまったく異なる映像に仕上がってしまう場合もあります。

まあ、仕方ないんですが・・・。今回の収録に限らずテレビ番組は皆、そんなものなのかも知れませんね。

収録にかかる時間の割りに使える部分はあまりにも少ないようです。

いつも緊張はします

実はすでにこの放送以後、3本の収録が終わっています。

初回から数えると「学校へ行こう!」の放送だけでも、もう、7、8回めになります。なのになぜか毎回、スタッフやディレクターと「胃がいたーい!」と言ってます。

ディレクターいわく「毎回こんなにドキドキする収録は始めて」らしいです(笑)。

私の運の良さ?も手伝ってか、なぜか凄い映像や面白い反応も撮れますが、毎回かなり難しい内容や、これまで他ではやったことのないことばかりやってます。

当初は、こんなに色々やる筈ではなかったんですが・・・。

最近はAD(アシスタントディレクター)が収録の際に何度も「すみません、すみません、無理を言いまして」の言葉が、なぜか「どんどん難しい内容に挑戦してもっともっとがんばって下さい!」と煽っているように聞こえます。

まあ、収録に参加していないとわからなかったこともたくさんありますからね。特に被験者集め、広い幅でのデータ収拾にはテレビ番組の収録などはうってつけです。

私の年令や立場を考えればコギャルと話す機会などなかったと思いますし・・・。短時間で難しい誘導を成功させるにはどうすればいいか? も考えるようになりましたし、そういった年令、雰囲気の子供達の考え方や話し方を知るいい機会にもなりました。

こういった機会がなければ、考えようとはしなかったことでしょうね。

出演をきっかけに他ではできない経験をどんどん増やしています。

良い勉強でしょう。

収録中のハプニング

今回の収録中にね、ちょっとしたハプニングがありました。

被験者(出演して戴いた女の子)が催眠にかかった際、軽いショックを受けたのです。

トラックに暗幕をはっている時のことなんですが、やった内容は「椅子から立ちあがれない」程度で、本番前の確認の作業です。事前催眠とか準備に過ぎず、そんな凄い内容をやる筈もないんですよ。

被験者になってくださった対象者(コギャル)自身が催眠なんてまったく信じていませんでしたからね。実際にかかって驚いたのでしょう。

信じていなくて平気なつもりだったのに、自分が実際に立てなくなってしまうと驚く人もいます。

実際に誘導を行っていると足の力が抜けて自然に「立てなくなる」人は大勢います。その程度では「あれ? なんで私立てないの?」と笑いながらそのままそこに座っている人が多いんですけどね。普通はそんなにショックを受けたり驚くことはありません。

あまり無理をさせてはいないんですが、彼女の場合、他の人よりかかりが具合が深かったようです。

自分が「催眠にかかる」と思っていない分だけ、実際にかかると人よりも多めに驚くのかも知れません。

私が他の女性(彼女の友だちです。今回の放送ではカットされました)の反応を他で調べているうちに、彼女は自分が本当に立てないことを知って驚いて泣きそうになっていました。

三宅君がフォローしてくれました

それにいち早く気が付いた人が三宅君です。

「大丈夫? 何ともない?」

と彼女を慰め、懸命に話し掛けて下さいました。

言い訳になりますが、私は彼女の後ろ側にいたんです。彼女の表情が見えない位置にいました。また、そんなに複雑な内容や怖がるような暗示をまだ行っていなかったので、どこかに油断があったのでしょう。

スタッフや森田君(森田君は次のセリフを覚えるために台本を読んでいました)より早く、サイキック教師の収録には初参加だった三宅君が、彼女の表情の変化に気がつきすぐに慰めて取りなしてくれたのです。

正直、助かりました。

これはそう簡単にできないと思いますよ。事実、スタッフや周囲(恥ずかしながら私も含めて)それに気が付かなかったのですから・・・。

演技でとか、ええカッコしい(関西弁だとこう言います)でそういった行動をとったのではなく、彼が普段から優しい人で周囲に気を遣う人の証明ではないでしょうか?

三宅君がそれに気付きフォローに入ってくれなかったら、今回の収録は失敗に終わったかも知れません。女性ですし、やはり一度精神的にショックを受ければ同様は激しい。そこから回復するためにはかなり時間がかかります。

ただ結果として彼女はほんの少し、徳をしたようですね。

後で彼女が、

「三宅君が側に来て、『大丈夫?』って優しく言ってくれた時、もう『死んでもいい!!』って本当に思った」

と言ってましたから(笑)。

ファンの方々は羨ましいですか?

直接、触れてもらえるかも知れませんよ(笑)

羨ましいと思うファンの方はサイキック教師のコーナーにせっせと参加依頼のメールでも出して下さい。

※2000年当時の記述です。コーナーは終了しています。

V6が担当しているコーナーとしては唯一、森田君やメンバーと直接触れ合えるチャンスがあります。忙しい彼等ですから、他のコーナーではそういった機会はあまり持てないと思いますよ。

特に森田君のファンならなおさらですよ。少なくとも収録中、何度かは、「あなたの額」「肩や頭に」彼が直接手を触れ、優しく話し掛けてくれます。もっとも、それは「催眠を」かけるための手順なんですけどね(笑)。

私がかけるよりも確率がいいかも。恋愛感情も一種の催眠のようなモンですから。

それでもいいから「彼に触れて欲しい」って方は、ぜひ、応募して下さい。多少、勇気は必要かも知れませんが、かかれば気持ち良いですよ。

ただし、催眠にかかんない人は出演できません。事前のテストでは私が出てきます。反応を調べきちんとかかる人「だけ」で収録は行います。演技は通用しません。私もプロですから(笑)。

どんなにファンでもそこの部分をクリアできない人は、メンバーに直接会うことはできません。私がそこで断ったからといって、私を恨まないように。私も仕事ですからね。遊びではないんです。

ヤラセやインチキ、変な演出などではなく、催眠の持つ不思議さとおもしろさ、彼等(V6)のキャラクターや魅力を活かした内容になれば嬉しいと思います。

今回の映像について

今回の映像、ちょっと「恐い」。ちょっとスタッフに言い過ぎたのかなー、と反省しきりです。

催眠現象がインチキであるとか、ヤラセ、嘘だ!!などと言われないように、現象の部分は重々注意して流すよう、と、スタッフやディレクターに要請しました。

収録のためにコギャルを集めるとまず、そういった噂や悪いイメージを払拭する所から始めなければなりません。番組を見て参加してくるコギャルには、訳もなくそう思い込んでいる人も大勢います。ですから、私はそこの誤解を解き「催眠とは何か?」をぼんやりとでもいいですから、相手に理解させることから始めるんですよ。

一手間増えるのです。疑いを払拭する所から始めないといけません。結果として収録にも時間がかかってしまう。

ガングロを「落とす」ようなシーンばかり強調すると、全体としてどうしてもインチキくさく見えてしまいます。映像としては面白いんですが、それだけではどうも催眠に関する信ぴょう性がなくなります。

スタッフなりに考えたのでしょう。今回はそういったシーンはカットされています。

今回の映像を見てみると、確かに「催眠はある」ように見える、と思います。私が指を鳴らした途端、ガクッと被験者が首を傾けて眠るシーンなどはかなりインパクトがあります。

するとどうでしょう? とてもおっかない映像に見えませんか?

そこの部分だけを見れば怖がる人も出るかな、と思います。

ウーン、難しいですねー。

催眠現象をクローズアップして、そこの部分を強調すると「恐く」見えるし、だからといってそこの部分をあまりに面白くしてしまうと、嘘っぽくなって説得力に欠けます。

困りましたねー。

次回は幻覚系?

最初にも書きましたが、実は次の収録も終わっています。

今回の放送はそれのための準備、説明のようなものですね。

どんなに私やスタッフが(催眠現象について)「ヤラセやインチキはしない!」といってがんばった所で、映像で見た人達がとてもそう思えないなら意味はありません。ですから、催眠現象が「ある」ことまでがわかってもらえたら、もうちょっと不思議な内容もお見せしたいと思っています。

ここからは一気に幻覚系に走ります。最初の頃、岡田君や森田君にかけた「◯◯が見える」という形の強化型ですね。そういった現象ならおもしろいですし、一般の方にもわかり易いでしょう。私個人としては催眠にはそういった方向性、特殊性もあることを知って欲しいと願っています。

よくどこかの番組で催眠を用いて何かを齧らせる、味覚を変化させるなどもやっていますが、そういった内容は何十年も前から変わっていません。

レモン齧って酸っぱくないと言わせる、チョコレートをご飯にかけて食べさせるなど何の意味がありますか?ご本人も辛いだけでしょう。誰も幸せになりませんよ。

古くはジャイアント吉田さん(若い世代はお父さんに聞いて下さい。ドンキーカルテットというグループのメンバーだった方です)の時代(20年近く前)の時点から、内容が殆ど変わっていないのです。

資料を漁ってみれば当時のテレビ番組ですら「塩をなめさせて、甘く感じさせる」などをやっており、今さらそれの焼き直しをやった所で意味があるとは思えないのです。

下手をすれば白黒テレビの時代ですよ(笑)。シャボン玉ホリデーってのに出てた方ですから。私とは世代が違うのですが、たまたま知り合いに芸能関係者がいたのでそういった方の昔の著書、どういった活動や放送をやっていたかも私は把握しています。

そういった内容だと見た人は一時的には不思議には思うかも知れませんが、自分がそれをやると思えばあまり乗り気はしないでしょう。ですから、私はあまりそういった方向には傾かないつもりです。

できれば「私もアレだったらやって欲しいな」って内容にしたいと思います。おもしろさと不思議さ、それにプラスして楽しさがある映像になればいいですね。

今回まで(の放送分)は一種の説明の部分、説得に近い部分を含みます。実際に催眠という現象が「あるかも知れない」とおぼろげにでもわかった人が、次の映像を見れば面白いのかも知れません。

次からをお楽しみに!

番組関係者が企画を組む時、催眠と聞くと「常識では考えられないこと」を何か行おうとします。ですから持ち込まれる企画の中には無理難題としか思えない物も確かにあります(笑)。

参加している私自身「よく、そんな難しいことを簡単にやれと言うなー」と思うこともありますよ。危険なものは断っています。個人のプライバシーを暴くものもお断り。ただそれでもネタを考えて要請にくるのは流石だと思いますよ。なかなか難しいと思う。

技術的に難しいとわかっていながら単身で乗り込んでそれをやりにゆく私もいい度胸だとは思います。失敗する可能性もかなりあるんですから。

ただ企画の意図を説明されて、かなりおかしな協力(カツラをかぶってとか派手な衣装を着てくれなど)を頼まれて快く参加してくれる一般参加者もいい度胸です(笑)。皆で楽しんでいます。

ここから先は被験者(参加してくれる女性)のお父さん、お母さんにはお世話になっています。

「学校へ行こう!」の場合、一応、家族とか学校をテーマにした企画が多いので全部をおちゃらけ企画で誤魔化してしまおうとは考えていないようです。ディレクターとかプロデュサーの中には熱く企画の意図を語る人もいましたよ。こういうことを言えば失礼かもしれませんが、深夜枠の人達とはちょっと違う気もしました(笑)。

だんだん、大きく脱線してゆく「東京ラブストーリ」のコーナーや江頭2:50分とタイツ姿で踊ってる岡田君を見れば時折、疑問にも思いますけどね(笑)。あそこまでは開き直れない。悪乗りし過ぎ。

とても真剣で真面目な企画もやってるかと思えば「おいおい、お前らそこまでやるか!?」と思える徹底したおやらけ企画があるのも、あの番組の特徴でしょう。

よろしければ、また次の放送をみて下さい。

次回放送の予定は8月8日です。

※このコーナーの掲載は出演当時に番組関係者から許可を得た上で行っています。関係者各位の寛大な対応、ご好意に感謝します。なお、読みやすくするため一部加筆修正しています。内容の転載、流用を固く禁じます。

2000年07月18日 初稿

2009年12月19日 加筆、修正

谷口信行

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