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催眠術で男性の浮気を予防できるか?

2009/12/15改訂
1997/06/00初稿

知人達を集めての検証実験

女性が催眠で望むこと

男性が催眠術を女性を口説くことに使えないか? などと安直にと考えるのに対して、女性の反応は少々複雑です。女性は他者の攻略ではなく自分の立場の保身に用いようとします。

それ(催眠術)を使って現在の恋人やご主人の浮気を突き止められないかとか、あの人の心が私から離れられないようにできないかといった、ご質問や要請が圧倒的に多くなるのです。

男性は催眠を「女性にモテる」ことや欲望の達成、「自分の浮気が奥さんにバレた時に誤魔化す」(笑)ことに使おうとするのに対し、女性は「男性に捨てられない」または「好きな人の浮気を防止する」ことに使いたがる傾向があるように感じます。

催眠を使って「意中の男性から愛を打ち明けられる」なんてことも、理論上は可能です(笑)。もっともそれが何の意味があるのか私にはわかりませんが・・・。本当の意味での愛情はないでしょう。偽りの言葉であり思いです。

私なら、相手を操って優しい言葉を得るよりも結果が辛くなってもいいからその人の本音うやストレートな気持ちを聞きたい。

そうは思いませんか?皆さん?

暗示を使った強引な行為など長続きするかどうか、私は疑問に思いますが…..。それ以前に自分の卑怯さや身勝手さが嫌になりませんか?

男性にとって幸いなことに?女性のほとんどの方はそれ(催眠で私を好きになって)を望もうとはしません。

それは女性の願望のなかにやはり自己顕示欲というか、自分を認めて欲しいとの欲求があり「ありのままの私をみて、そして好きになって」という気持ちがあるのではないでしょうか?

男性は新しい便利なものが手に入ると、それを使って何か「新しい」ことや、楽しいことに使いたがるのに対して、女性は「楽しい」ことや、「今あるもの」を維持する方向に使いたがるように感じられます。

嘘も方便?

私の元に女性から複数の依頼、相談がありましたので、ついでにおもしろい実験を試みました。

複数のカップルに協力していただきました。実験内容や事情をすべて説明した上で参加していただいたカップルと、女性のみ(パートナーの男性には内密)に内容を説明、男性には実験終了まで黙っていたものとにグループを分けました。

※これはあくまでいわゆるシャレのわかる人たちと行った実験ですので、旦那の浮気をやめさせたいなどのご相談には応じられません。そういった方はもよりの探偵事務所などにご相談ください。

実験に参加してくださったのは「なんだか、おもしろそうだ!」と好奇心から参加してくれたカップルと、浮気がバレたなどの失敗があり、彼女に進められて嫌々ながら参加してくれることになった心優しき?複数の男性陣です。

同じ男性としては少々同情も禁じえませんが、あとは実験内容を「まったく何も知らずに」参加させられることになってしまった運の悪い男性陣、総勢十五人程度でした。

はっきりと結果を残すため、まず催眠のテストをおこないました。かかりやすさ、つまり深層催眠とよばれるレベルまで催眠が深くかかる人を選び出すことから始めたのです。これは催眠を解いてからも無意識に効果の持続する、後催眠現象を引き起こさせるためです。

テストの結果、十人の男性を選び出しました。笑ってしまったのは、やはり「浮気」がバレた経験のある男性の協力があまり得られず、全体の参加人数が男性だけ減ってしまったことですね(笑)。表面上はパートナーの女性の手前、快く協力してくれているのですが、何かが「バレる」のではないか、という無意識の感情が彼らを恐れさせたのではないでしょうか?

今回、実験に参加していただいたのは私と面識のある方ばかりで、一度は私に催眠をかけられた経験のある人達なのです。

つまり他の機会には深く(催眠に)かかったにもかかわらず、「今回だけ」催眠がかからない、ということは、心に何かやましいことでもあるのでしょうか(笑)これが心理障壁といわれるもので、テキストなどに何度も解説されている部分です。

そのへんについてはあえて触れるのを避けました。私が突っ込めば、更に実験の参加者や男性の友人が減ってしまうような気がしたからです。

知らない人達の反応は上々(笑)

反面、彼女達に騙されて?何も知らずに参加することになった男性達の反応は素晴らしいものでした。

「禁煙させてくれるんだって?」とか、「リラックスできるの?」とか、なかには、「浮気がバレないようにしてくれるんだって?」とか、笑えない話を奥さんや彼女に吹き込まれてしまい、ノコノコと現場にやってきてしまった男性がいます。どこでどう話がすれ違ったのでしょう?

まさか自分が浮気できなくなる、とは露ほども思わずに実験に参加してくれていますので、催眠のかかり具合はとても深くなりました。

心理障壁というのは面白いもので、経験と環境に依存します。私の推論では睡眠時間や体調、体温の変化やバイオリズムとも周期しているのではないか? と思います。女性がイライラする時期、または人間が事故を起こしやすい周期に月の満ち欠けがありますが、そういった周期とも関連して増減する傾向があるようです。

過去に何らかの体験があり、それに対して嫌悪感や拒否感を持っていると心理障壁は高まり厚くなります。その壁を突破するのはやはり難しくなるでしょう。不可能ではありませんが、手順はややこしくなります。過去に「洗脳の解き方」などのコーナーで紹介していますが、人間の心の扉が開くにはタイミングがありそれを捉えられるかどうかがキーポイントなのです。

「知らない」ということは先入観がないことになります。過去の体験に嫌なものがあって、それを少しでも連想させる場合には遠ざかるでしょう。その気遣いが無い分だけ、知っているグループよりも誘導が容易になってと思われます。

せっかくですからグループ別でかけた催眠は二種類に別けてみました。直接的な暗示、すなわち「あなたは浮気してはいけない」という暗示と、間接的な暗示「あなたは浮気したくなくなる」という暗示です。

私の経験では禁止暗示(つまり、あなたは◯◯してはいけない、とか、◯◯してはいけない、といったもの)は持続しない傾向があるように感じます。著書やホームページ、テキストで何度も「禁止暗示、抑制暗示は良くない」と告げるのは過去の実体験、カウンセリングや依頼者からの聞き取り調査による私の結論です。

催眠を聞き齧った人にはよく陥り易い間違いなのですが、他者催眠、つまり施術者が他の人を催眠にかける時に「◯◯してはいけない」といった強制的な暗示は長続きしないようなのです。ショー催眠ではそういったことも盛んに行われますが、一時的には劇的な効果がありますが、カウンセリングや精神的なトラブルの解消としては長続きしません。

実際の施術、誘導においては他者催眠も自己催眠(自分で行う催眠)の延長線上にあるといっても過言ではありません。ですから、本人の望む意思を強化、喜びや感動を助長する形で催眠を進めて行くことが成功の鍵だと私は考えています。

心理的に抵抗できない一工夫

被験者(催眠にかかる協力者を被験者と呼びます)をリラックスさせた後、催眠を深化させ、深層まで導きます。そのあと、

  • 1.あなたは浮気ができない、したくない

というストレートな内容の暗示をかけたグループと、

  • 2.あなたは浮気をしようと思うと、なぜだか彼女(もしくは奥さん)の顔がちらついてできない

という暗示をかけたグループに別けたのです。

少し意地が悪いかもしれないですが、彼女、もしくは奥さんの顔がちらつくという暗示をかけたグループについては、頭の中に浮かんでくる奥さんや恋人の「表情」「イメージ」についても一工夫させていただきました。

  • 3.あなたの頭の中に浮かんでくる彼女(奥さん)の顔は、(あなたに対し)幸せそうに笑っている

という暗示をかけたのです。

結果についてはあとで触れますが、これはかなり高い効果を得ました。

女性の泣き顔や怒っている顔については、男性は「開き直ったり」「不貞腐れたり」することができます。剥き出しの感情をぶつけられると謝る以前に怒り出す男性、イライラして自分の行いを棚にあげて不機嫌になる人が殆どです。気の弱い人なら逃げ出してしまうでしょう。

ところが、自分の付き合ってる、もしくは好きだと思っている女性の「幸せそう」な笑顔というのにはなかなか抵抗できません。心が抵抗できなくなるんですよ。後ろめたくて(笑)。

ちなみにこの暗示、女性には通用しません(笑)。精神的なストッパーが男女で大きく構造が異なるから。女性に浮気の防止用の催眠をかけるならば、付き合っている男性が「寂しそうな表情で」「どこかに行ってしまう」という暗示が有効でしょう。

何かが「バレる」ことで大切な何かを失う、と思うと女性の浮気は止まります。ただし、付き合っている男性が、その女性にとって「大事なもの」でなかった場合、この手はまったく効果がありません。結論があっさり出てしまいます。勇気のある方はどうぞ試してみて下さい。私は遠慮しておきます。

相手の性格、性別、習慣や考え方、環境や年齢に合わせた暗示を使い分けることが必要です。誰にでも同じ暗示で効果があがる筈はない。理由は簡単で「心の壁」の材質、厚さ、高さがそれぞれ違うから。

心理障壁は生きて活動しているのですから。

強調したのは「無意識」

次に両グループ共に追加で、催眠を維持していくために必要な暗示をかけておきました。

  • 1.あなたが仕事に出かけようとすると、彼女(または奥さん)が「いってらっしゃい」と優しく話しかけてくれます
  • 2.あなたは私がかけた暗示の内容(浮気ができない、彼女の顔がちらついてできない)を無意識に思い出します。彼女が「いってらっしゃい」というたびに、必ず、あなたは無意識に「浮気できない」ことを思い出します

被験者の男性と一緒に住んでないカップルには、女性に協力してもらい直前に電話をかけてもらいました。もちろん、その人には

  • 3.あなたに電話がかかってくると、浮気はしたくなくなる

といった暗示を付け加えることを忘れませんでした。

この仕事を始めた初期の頃、催眠をかける際「無意識に」という言葉をよく忘れたものです(笑)。キーワードとなる言葉(この場合だと、いってらっしゃい)に反応するように後催眠を行う場合には明確に無意識、または「暗示の内容を覚えていない」ことを強調しておいたほうが無難でしょう。

以前にショーとしてとか招かれてお店で催眠の実演をやった時、その行動のキーワードとなる言葉を誰かが言った途端「俺、なにするんだっけ?」とすべての内容を全て思い出してしまったことがあったのです。

数日間、放置してみる

これですべての準備は整いました。あとはパートナーである女性陣に協力していただいて、実行あるのみです。

まず二、三日は様子をみました。通常、後催眠の効果は限定的です。たった数時間で解けてしまうものも多数ある。そこはあえて目を瞑り、毎日「いってらっしゃい??」とできるだけ優しく声をかけてもらうだけにしました。

数日後でも催眠の実効がどれくらいあるのかを様子をみたかったからです。

通常、不自然な暗示は長続きしません。女性のダイエットや禁酒などを経験の少ない施術者が行って失敗してしまうのは「暗示」が本人の意思に伴わない、不自然なものでからです。

「◯◯してはいけない!」という暗示は確かに強力ですが、効果が高い分だけ長続きしないのです。ですから効果を長続きさせるためには「なぜ、◯◯をしてはいけないのか?」という動機付けの部分が必要となるのです。

うまい術者になればなるほどこの動機付けがうまくなります。本人が「そっちのほうが楽しい」「楽になれる」と思えるように潜在意識を「説得」してしまう訳ですね。その説得がうまくいくと、暗示の効果は比較的長持ちします。

今回の実験は笑顔グループと強制グループに分けられています。

「相手を悲しませないよう」に説得を試みたものと、「○○してはいけない」という強制を強いるものとの二つに分け、効果をたしかめることになりました。

正直、効果の方がどれくらいあるのかは疑問でした。三大欲求とも呼ばれますが、性欲、食欲、睡眠欲は人間にとって欠かすことのできないものです。ある種の男性、浮気をくり返すような人にとって、「浮気」をするというのは一種の願望であり病気のようなものです。

※理由については人間は所詮、サルなのか!?のコーナーでご覧ください。

男性を呼び出す設定

私個人の考えとしては今回の実験では五割程度の効果がみられれば上々、と考えていました。通常はそんなに効果があるとは捉えませんよ。日数も経っていましたから。

催眠をかけたままいつまでも放っておくわけにも行きません。そのままで結果を待つことは、「どこでも構わないから浮気をしてきてくれ」といっているようなものです。

ですから三日ほど経った後、知り合いの女性に頼み込んで次々に男性を一人ずつ誘惑してもらいました。

簡単に説明すると設定はこうです。まず、私と男性が待ち合わせをします。その場所は喫茶店でも居酒屋でも、ちょっとシャレたショットバーでもかまいません。

そこにたまたま、私の知り合いの女性(もちろん、偶然の訳がありません)がいて、そして、たまたま私に急用ができて、私は二人を置き去りに去ってしまう、という設定です。

それぞれの男性を別々に呼び出します。口実は様々ですがお互いが被らないように、また実験が終わった後でそれを他の連中に口止めしながら行ってみました。

少々、不謹慎ですけどね。まるでドッキリカメラのようで(笑)興奮してしまいました。

試しに誘惑してもらいました(笑)

私が「男性を誘惑する役目」として選んだ女性は、23歳で独身、整った顔立ちの痩せ型のの割には胸は大きいという大方の男性が弱いタイプ(笑)。

かなり色っぽいタイプの女性です。新地の高級クラブなどでアルバイトをしており、普通の男性だったら間違いなくクラクラするはずです。スーツを着てもらって、いつもより少し控えめにお化粧をしてもらいました。

駄目押しに二人っきりになったら、「あなたが気に入った」とか、「とってもステキにみえる」とか、「二人になれる所に行きましょうか?」とか、男なら誰でもクラクラする強烈なとどめのセリフを彼女に言ってもらうようにしました。

少し離れた所で監視を続けたのですが、そのときの相手の表情の変化や慌てたセリフというのは、なかなか興味深かったです。

今ならば隠しカメラを仕掛ける所ですが、当時はそんな技術も予算もなかった。口裏を合わせて皆でこっそり見てました。店全体が見届け人で仕掛け人になっていました(笑)。

相手に誘われた瞬間、何かを急に思い出したようにソワソワとし始める奴、眉をひそめたまま、彼女の方をまったく見ることが出来なくなってしまった奴、「急用を思い出した」といって帰ってしまった奴、「イ、イヤ、僕は・・・」といって口ごもってしまう奴、何回も誘われると、「嫌だっていってるだろ!」と怒りはじめる奴まで出る始末です。

普段の彼(ら)の名誉のためにいっておきますと、そんな真面目な奴じゃありませんよ。健康面においても何も問題のない男性陣ですから、喜んでついて行くと思います(笑)。誘惑してもらった女性が「私ちょっと、プライドが傷ついちゃった・・・」というくらい、成果がはっきりと現われました。

殆どが成功しましたね。日数が経っていたにも関わらず。申し訳ないのですが面白かった。後で事情を話したら催眠にかかった本人達も笑っていました。

良い飲み会になって盛り上がりましたよ。

後に通り掛かりの人への誘導にも成功しています

今回の実験で高い効果を得られたのはやはり、私の知人や友達、知り合いが多かったからだと思います。催眠をかける際、重要なラポールづけ(テキスト参照)がすでにはっきりとできあがっており、催眠を深化させることが容易であったことが理由としてはあげられます。

つまり、私とは始めから信頼関係ができあがっており、初対面の人に催眠をかけるよりもはるかに容易であったといえます。

※1997年でその頃はそう思っていました。1998年から1999年にかけて出た番組において、初対面の方へ路上で催眠をかけることに成功しています。詳細は通り掛かりの人に催眠をのコーナーを参照。

心理障壁が厚くなるのは不信感からだけではありません。初対面の相手とか面識がない相手、相手の雰囲気や服装からも人間は何かを察知します。

その「察知される部分」に何らかの情報を織り交ぜることができないか?が現在(2006年1月時点)の私のテーマです(笑)。

一連の実験を行ってからかなり長い時間が経過しています。私の考える心理障壁を乗り越える手法、または急速に安心感や信頼関係(ラポール)を構築する手法は他の先生方の考えとは一線を画すでしょう。それなりの実績、推論はあります。

私はこの結果がすべての場合にあてはまるとは私は考えません。実際に浮気を防止するために催眠を使った場合、確実に効果があるのは全体の約三割というところではないでしょうか?

なんらかの軽い効果を含め、はっきりとわかる程度の防止の効果が得られるのは、約半数だと私は考えます。

既婚者にはお子さんのセットをお薦め!?

あとで催眠にかかってくれた男性全員に、そのときどんな感情が湧いたのかを話してもらいました。まず強制的な暗示(浮気してはいけない)をかけたグループの感想です。

  • 「急に吐き気がした」
  • 「二人になりたいと言われた途端、相手が嫌な女に見えた」
  • 「なぜだか、行っては駄目だと感じた」

強制的な暗示は、いわゆる物理的なストッパーみたいなものだと思います。急ブレーキをいきなり踏付けたとうな感覚というか、肩をいきなり掴まれたといおうか・・・。かかったことのある方なら同じ印象を持つと思います。

精神的にというより肉体的な抑止力のほうが強く働くように思います。吐き気がしたり、身体がだるくなるなどと被験者が訴えることもあり私はあまり推奨していません。いわゆる暗示の副作用が、私が暗示に一工夫入れたがる理由になっています。

次に「彼女(もしくは奥さん)の顔がちらつく」と暗示をかけ、浮気を「したくない」方向に被験者の心を説得、誘導したグループの感想です。

「朝、出かけるときのあいつの顔がちらついて、すごく悪いことをしてるんだって気がした」

途中で席を立って帰ってしまった男性の感想です。

  • 「あいつの(自分の頭に浮かぶ奥さんの顔)顔は笑ってるんだけど、すごく悲しそうに感じた」
  • 「嫁さんと子供の待ってる顔がちらついた」

他には、

  • 「付き合い始めた頃の彼女の顔が、母親の顔と重なって現われて困った」

なんて興味深い答えもありました。

催眠は受け取り手によって内容が変わってしまいます。きわめて主観的なものです。ですから、同じ内容の暗示をかけたにもかかわらず、このようなバラツキが生まれています。被験者の心の中でその言葉や暗示をどう噛みしめるかで変わってくるんですよ。面白いですね。

特に結婚をされている男性の場合、家庭や奥さんの状況やイメージを強化しただけなのに、自分のお子さんが頭の中に現われることが多いようです。私は「奥さんの顔」としか、暗示をかけていません。にもかかわらず、イメージには子供さんが現われることがあるのです。

これは既婚者の頭の中では、「家庭」として、奥さんと子供さんはセットで記憶されている場合も多いからではないでしょうか?子は鎹(かすがい)との喩えもありますが、やはり浮気の防止にはお子さんもセットで役立つことが多いのでしょうね(笑)。

催眠術師は男の敵!?

だいたいの結果は満足のゆく予想の範囲に収まりました。

参加した方々も笑い話ですよ。もちろんシャレのわかるメンバーならではの実験です。家庭環境が不和で本気で浮気やトラブルを抱えていたら誰も乗ってきませんし怖くて誘えませんよ。実験の最中に奥さんが泣き出したり、男性が何かのトラブルをペラペラ話し始めたらそれこそ、飲み会とか笑い話になりません。

全体としては円満な結果に終わったのですが、どういった場合も例外はあるもので抑止の効果がまったくなく、私の連れてきた女性(割と美人)を強引にホテルに誘ってしまった奴が出たのです。制止する間も無かった。

店の出口で私と自分の彼女(その方も美人です。すごく素敵な女性なんだけど怒るとちょっと、おっかないです。はい。)にばったり、出くわしてしまいました。もちろん、偶然の訳はなく、現地で私と待ち合わせていましたから当然なんですが・・・。

「な、なんで、おまえ(等)がここにいるんだ・・・」

と言って、友人は口を金魚のようにパクパクさせていました。

私はこの後、彼に「この裏切り!」とか、「男の敵!」だとか、「友達だったら、ちょっと本当の事を教えておいてくれたら・・・」とか、「他の連中は知ってて、俺だけ笑いものにしたんだろ!」とか、散々いわれてしまい、彼のご機嫌をとるのにとても苦労してしまいました。

(当然のことですが、)彼女がしばらく、口もきいてくれなかったそうです。

彼の自業自得という声も多数ありますが・・・。私のせいですか?

私? 私はもちろん、浮気なんてしませんよ。たぶん・・・。ええ、嘘じゃないですってば。実験に参加してくれた人は「お前だけ、隠れてうまくやってるんだろう」なんて言う失礼なことを言いますが・・・。

みんな信じてください・・・。本当です。

私、普段は男性の味方です。はい。

感想はメールでください。

※このコーナーの初稿は1997年、私が開業当初に書いた内容です。多少、拙い文章ですが、思い出としてそのまま残してあります。

年数が経過しましたので原文の内容を変えず、読みやすいように一部に改訂を加えてあります。

このコーナが全てのスタートです。実験を読んだテレビ局の関係者から出演依頼を受けて現在に至っています。実験に参加してくださった方々、お元気ですか? ご協力に感謝します。

1997年06月07日 初稿

2009年12月15日 加筆、修正

谷口信行

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